日本ディルタイ協会西村晧研究奨励賞の発足ならびに応募について
本協会は1985年9月25日付けの「日本ディルタイ協会設立趣意書」にしたがって同年11月19日に第一回理事会が開催されて発足、初代代表理事(現在の会長)に西村晧先生が就かれました。それから33年ほどのち、先生がご逝去されたおりの協会へのご寄付を原資として本賞が企画され、先の理事会そして総会で承認されて2020年度より発足の運びとなりました。今一度、本協会発足当初の諸先生の志を受け継ぎ、そして新たに展開していくことを目指し、「日本ディルタイ協会西村晧研究奨励賞 内規」が策定されました。
以下の内規に従って自薦他薦いずれも所定の書式で奮って応募ください。詳細は事務局にお問い合わせください。
日本ディルタイ協会西村晧研究奨励賞 内規
1. 趣旨および名称:本協会会則第二条および第三条第六項にもとづき、ディルタイおよびディルタイに関連する分野の研究でディルタイ研究の発展と普及に資する研究に奨励賞を贈り、これをもって日本ディルタイ協会の進展に寄与しうる人材を育成するために、標記の事業を興す。
2.原資と名称:本事業は本会初代代表理事・西村晧氏の遺志による寄付を原資とし、名称も同氏の名前を冠した「日本ディルタイ協会西村晧研究奨励賞」とする。
3.奨励賞:本事業の趣旨に応じて本協会の会費完納会員で専任職に就いていない40歳未満(刊行時)の研究者が刊行した論著に奨励賞を贈る。
4.副賞:副賞として、論文に対して2万円の、著書に対して10万円の奨励金を贈る。
5.選考:所定の書式に基づき、自薦他薦により、随時、理事会にて選考し、本賞の趣旨に相応しい論著の研究者に直近の全国大会のおりに奨励賞および副賞を贈る。
6.原資:原資は本内規2に示す寄付金のほか有志による本事業への寄付金とし、本協会運営のための一般会計とは別会計とする。原資が尽きたときは本事業の存続も含めて理事全員にて協議する。
7.改定:本内規の改定は、理事会の協議によるものとする。
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