謎の円盤UFO
謎の円盤UFO
「UFO」のDVDのVol.1は13話まで。Vol.2は11月?むむ、待ちきれない・・。本屋で立ち読みしていたら、ストレイカーのところで女性関係がどうのこうの・・なんて書いてあったぞ。これを書いた人は「UFO」をちゃんと見たのかな。女性に弱いのはフリーマンとフォスターなのじゃ。「UFO」は文庫本でも出てたけど、そこに描かれたストレイカーは氷のように冷たく、うるおいのない人物ということになっていて、これを読んだ時にはテレビとの差にとまどった。第一ストレイカーが脇役になっちゃっている。テレビの方での彼は仕事のために愛する妻とも別れ、さらには最愛の息子までなくすという悲劇を味わったが、彼の心の片隅にはこれで自分をしばるものはなくなったという奇妙な安堵感もあったことだろう。SFものには不似合いな内容の「宇宙人・地球逃亡!」を見ながら思ったのはこういったことで、「サンダーバード」を見ていた頃にくらべれば私も少しは大人になっていた。家族というしがらみから解き放されたストレイカーはしたがって仕事一筋。女性にはほとんど興味を示さない。ところでこのシリーズ、確か再放送で見たのだと思うが、「テレビジョンエイジ」という雑誌で読んでおおよその内容は知っていた。出演者のかなり詳しい記事があったが、アントニア・エリスとガブリエル・ドレイクの写真が入れ替わっていた。それで私は実際に見るまでずっと彼女達の顔を間違って覚えていたのだった。日本で人気が出てから「スクリーン」にエド・ビショップとガブリエル・ドレイクのインタビュー記事が載った。ヒゲを生やした素顔のビショップにはオヨヨ・・だったが、ガブリエルの方は小さな白黒写真からでもその美しさは十分伝わってきた。ジェーン・フォンダに似ている・・と書いてあったが、確かに似てますな。DVDのガイドブックにはストレイカーよりもエリス中尉の写真の方が多く、「UFO」の受け止められ方が昔とは違っているのだなあという気がした。当時は冷静沈着なストレイカーとハンサムでワイルドなフォスターという性格の違うコンビに人気が集まっていたのだが。もっとも「UFO」に出てくるメカや、エリス中尉のような美女に夢中な男の子はこういう雑誌への投稿とかはしなかっただろうけど。他の方面の雑誌で盛り上がっていたのかもね。
謎の円盤UFO(エピソード編)
1 宇宙人捕虜第一号
2 シャドー秘密指令
3 我が友宇宙人
4 円盤基地爆破作戦
5 惑星Xクローズ・アップ作戦
6 ストレイカー暗殺指令
7 スカイダイバー危機一髪
10 宇宙人フォスター大佐
12 宇宙人捕虜第二号
13 UFO月面破壊作戦
14 UFO攻撃中止命令
15 人間ロボット殺人計画
16 人間爆弾
17 地球最後の時
18 ムーンベース衝突コース
19 UFO大編隊接近中
22 シャドーはこうして生まれた
23 フォスター大佐死刑
25 宇宙人・地球逃亡!
26 眠れる美女の怪奇