南雲マサキ初のボーカロイドを意識した作品となっています。
しかし、SF界の住人・南雲マサキが簡単にボーカロイドでキャッチーな内容になる訳もありません。
目の前のディスプレイに初音ミクにしか見えない女の子が映し出された。
僕のPCだけじゃない。日本中のPCで同じ事が起こっていた。
彼女は「小隅レイ」と名乗った。
それは野尻抱介の小説『南極点のピアピア動画』に登場するボーカロイドだ。
正体不明のプログラム・小隅レイの目的は?
イラストは藍太さん。
また本屋Booksでは初の挿絵入りとなりました。