共働き家庭や母子・父子家庭などでは、小学生の子どもたちは、小学校から帰った後の放課後や、春休み・夏休み・冬休みなどの学校が休みの日は、親が仕事をしているために子どもだけで過ごすことになります。
このような共働き家庭や母子・父子家庭の小学生の子どもたちの毎日の放課後の生活を守る施設が学童保育です。
学童保育で子どもたちが安心して生活が送ることができることによって、親も仕事を続けることができます。学童保育には親の働く権利と家族の生活を守るという役割もあります。
学童保育に通う子どもたちは、学校から「ただいま」と帰ってきて、家庭で過ごすのと同じように、休息したり、おやつを食べたり、友達とも遊びます。学童保育は子どもたちにとって「放課後の生活の場」そのものなのです。
(全国学童保育連絡協議会のホームページより引用)
※1998年4月より学童保育は児童福祉法と社会福祉事業法に位置づく事業となりました。
※名古屋市では、「留守家庭児童健全育成事業(学童保育)」として運営されています。
有松学童保育所は、名古屋市緑区において、市・県・国から助成金を得て、保護者によって運営される「放課後児童健全育成事業」です。父母、指導員、OB、学校、地域の方々に支えられながら、学童保育※1としての役割を担ってきました。 対象校区※2において、常時50-60人程度の児童が在籍しています。
共働き・ひとり親家庭の親の働く権利を守り、家族全体の生活を守る。
共働き・ひとり親家庭の子どもの下校後の生活を守る
異年齢の子どもたちの生活作りを通して、発達を促す。
子どもを幸せにするという地域における運動の一単位となる。
失われた地域の教育力回復の一翼を担う。
有松小学校
南陵小学校
桶狭間小学校
上記3学区の生徒で名古屋市立南養護学校に通われている子どもさんの通所相談にも応じています。
どんな子が入ってくるんだろう、と興味津々!
外で集団遊び!異年齢でも遊びを通じて仲良くなれます
おやつの配膳。登所人数分、この日は50個ほど用意しました。
学童では年間を通して様々なイベントを企画しています。
現在、小学校下校後から親の帰宅までを家で過ごす、いわゆる「カギっ子」を解消する方法は学童だけではありません。学校からすぐのトワイライトスクールや、預かりと習い事を提供する民間の学童保育所等、様々な方法があります。
学童保育所では、小学生の6年間を通じて子どもが育つ場所を提供することを目指しています。6年生まで安心して在籍するには、子どもの年齢にふさわしい思考や行動を示す指標や標識をきちんと持ち、子どもの「居場所(生活の場)」をつくることが必要です。また、子どもが何かを学んでいく過程には、ひとりひとりの子どもの理解力や発達段階を考慮にいれつつ、知的にも感情面においても、子どもに必要な事柄やより大きな存在になっていくために時間をかけていくことが必要です。
私たちは「第二の生活の場」として、賢明な子どもをみんなで育てるために、目標を設定し、それに基づいた保育を行っています。
人の話がよく聞ける
自分の意見をはっきり言える
教え合い、励まし合える
なんにでも興味をもち、すすんでやる
みんなで協力し合い、最後までがんばる
作ること、工夫することが好きになる
モノを大事にし、後片付けがきちんとできる
じょうぶな身体をつくる