どのように造語するの?

造語依頼をどんどん出していってね――と言われても造語の仕方が分からなくては、造語が出来ないことは今までの造語担当者によって言われているのだが、ここにとりあえずどのように造語すればいいかについて流れを追って見ていきたいと思う。

造語前に気を付けること

調べるやで

文法書悠里データベースリパライン語の辞書ファイクレオネ年表は言語的な面でも文化的な面でも様々なことを調べる場合には非常に有用に使えると思います。まず、質問する前に何が分からないのか、それをちゃんと調べたか思い返してみましょう。もちろん、我々古参は質問は大歓迎です!

質問するやで

どんなに小さなことでも悠里界隈の参加者にどんどん質問していきましょう。お互いの理解が深まり、未創作分野が明確化され、自分の要求も満たせるのですごく効率的な行動です。

足りない単語があったら投稿するやで

文章を作ってたり、単語を探してたりするときに足りない表現や単語があったときは一応リパライン語できる人に先に聞いた方がいいのですが、そこで「あー無いわー」とか言われたり、そもそも関係する情報が全くなかった場合は造語依頼フォームに造語依頼をぶち込むだけであなたは称賛を得ることができるでしょう。

総合創作界隈悠里に参加しよう

全員が全員参加する必要はないですが、直接の会話を通して話し合ったほうが設定の融通は早いということが経験上分かっています。別に必須というわけでもありませんが、特にダメという理由もなければ悠里界隈のSkypeグループ、twitterのDMグループ、discordなどに参加した方がよいでしょう。参加はtwitterに居る悠里勢または

造語する

造語する単語の意味範疇を決める

造語する単語がどこまでの意味を表すかについて、大体の範囲を決めていきます。後々意味範疇を追加していく場合もありますが、語源選定に関わるので大意と詳細の具体的な意味は分けて考えるべきでしょう。人工言語wiki「意味設計法」を参考にしてもいいでしょう。関係する単語を確認しながら、リパライン語っぽい意味範疇を考えていきましょう。

例)

今回造語する単語の大意は「ウレキサイト」

詳細意には「ジンクス」が含まれる。

詳細調査・世界創作

動植物、機械、楽器、服装、飲食物、理科学・人文学的理論や概念を造語する際は、それに関して詳細調査と世界創作による定義をする必要があります。これらは、異世界における歴史、文化、風俗、環境などに影響を受ける造語であるからです。自分では出来ない範囲だと思ったら、誰かに訊いてみましょう。快く答えてくれるでしょう。

例)

「テレビ石」で活字印刷や絵の描いてある紙の上に乗せると結晶が光ファイバーの役割をして、下の絵が結晶表面に浮き出したように見える特別な効果を持つ石である。革命テロ組織に居たイェスカは自分の声明を仲間に伝えようと演説をしようとした際に持っていたウレキサイトで文章の文字を浮かばせて遊んでいたが、後々この革命が成功したことにより、イェスカはこれ以降も演説前には必ずウレキサイトで文章を全部浮かばせて、読み、それを話した。社会党内ではこれが成功のジンクスとなり、入党宣誓など異たる所で儀式的に行なわれるようになった。

語源を決める

一単語から二単語くらいの単語を語源とします。造語する単語に関して出来た上記のような大意や詳細意、文化・歴史考証をよく見てどのような語源がふさわしいのか考えます。リパライン語以外の他言語から外国語

例)

上記の大意、詳細意、文化・歴史考証より、語源としては{jeska'd toxa}(イェスカの石)を採用する。

語源を変形させる

時代にもよりますが、語形は経年変化します。同化音位転換音挿入語頭音消失語中音消失語末音消失弱化歯擦音化唇音退化軟口蓋化非口腔音化などの音声学的な変化を参考に語源を変化させましょう。単語が長すぎる場合は語源変化表を参考に圧縮しましょう。

特定の語源が使われている他の単語でどのような変化をしたのかを見ることこそが系統的な語源変化を考える上で大切です。無根拠な語形変化は出来る限りやめましょう。

例)

{jeska'd toxa}のうちjeska'dの語末音消失で-dが消滅、toxaの語末母音が弱化して消滅して、tox、また語源変化表に沿って母音が変化し、tax、これらをつなげてjeskataxという語形が完成する。

造語依頼に投げる

フォームに書き込む

作った大意、詳細意、考証、語源を訳語入力欄に、見出し語を見出し語入力欄に、持っていれば自分の理名を理名記入欄に書いて造語依頼フォームに投げ込みましょう。

ちなみに、日本語のこの単語が無いけど造語するのが面倒だなーというときは、訳語欄に無い単語を書き込むだけでも助けになります。

書き込んだ単語が登録されたか確認する

基本的にフォームに投稿された単語は作者であるFafs falira sashimiによって確認されます。確認された単語は辞書に登録されるとともにtwitter上で#lipayunaをつけて造語ツイートがされ、辞書に登録されることになります。なお、理名を造語依頼フォームに居れた場合は造語者名が辞書の単語の語源欄に付与されます。