古典中央リナエスト語
中央リナエスト語はリナエスト語族の主要言語のひとつである。この古典語である古典中央リナエスト語は、リナエスト古典文学を構成したために現代でもリナエスト人に学習、研究される。
音韻
基本音
・基本子音
・特殊子音
・母音
介子音
転写
音韻
-w-
/w/
-j-
/j/
特殊文字
適用される文字の前におかれる。
文法
品詞
前置詞の語尾は子音で終るが名詞や動詞の変化と間違えないよう注意する事。緩衝音はいずれの場合もəになる。
名詞語尾
動詞語尾
修飾語尾
-ä
-dV
-mV
動詞は文の根幹を成し動作を表す。修飾語は名詞前では名詞を修飾し、動詞前では動詞を修飾するように形容詞・副詞に区別は無い。
・合成語
語を合成するときはそれぞれの品詞語尾(名詞であれば語末母音)を取り除き合成し語尾に適当な語尾を付ける。
isztä イスカ(イスカ)
lícvéšä ルィージェシュフ(言語)
→Isztlícvéšä イスクルィージェシュハ(イスカ語)
動詞語尾と名詞変化
イスカ語は、動詞最後の母音によって名詞の変化規則が変化する。
名詞の変化は名詞語尾母音を取り除き変化する。
以下の表のVは名詞語尾母音の前の音節の母音を表す。
・動詞語尾a系(動詞の語尾がa,á,ä,ă)
・動詞語尾ei系(動詞の語尾がi,í,ï,ĭ,e,é,ë,ĕ)
・動詞語尾uo系(動詞の語尾がu,ú,ü,ŭ,o,ó,ö,ŏ)
動詞活用
動詞活用は動詞語尾-dVの前後に及ぶ。動詞の変化は主語の語尾の前母音(無ければa系になる)で変化する。後変化はdVを取り除いて付ける。前変化が追加される場合、dVが復活し"語幹-{前変化}dV{後変化}"の順になる。
・後活用
時制と相、人称を表す。各系統ごとに時制と相が異なっているため注意が必要である。
・名詞a系統
・名詞ei系統
・名詞uo系統
・前活用
敬語と主語の総称性を表す。
敬語には話題敬語(話題中の人物への敬意)、聞き手敬語(聞き手に対する敬意)、回避敬語(話の聞こえる範囲に聞こえてはないほうが良い話をする場合の敬語)がある。
・名詞a系統
・名詞ei系統
・名詞uo系統
形容詞
以下の形式になる。V1は格、V2は数でアプラウトする。それぞれ母音の横列は変わらずたて列のみが変わる(上の基本音母音表参照)
C-V1-(mt, mt, vmp, vmq, vlvt,)-V2-*