※忍び:①人に気付かれないように、ひそかに行うこと。 (出展:三省堂 大辞林 第三版)
オンライン授業は、教員だけではなく学生の皆さんの協力のもと、成り立つものです。特に1年生の学生さんにとっては、オンライン授業の受け方の「その先にあるお作法」として、情報倫理(メディア・リテラシー等)も本来授業の中で教わるものなのかもしれません。しかし、1人1人の指導のサポートは、なかなか行き届きません。本格的なオンライン授業開始にあたって、皆さんから能動的に学んでもらう協力も必要です。
学生の皆さんは、人から自分の悪い所を気付かされて、指導を受けるのではなく、本ページを読んで、(忍びの如く)自ら、ある意味ひっそり、できるようにしましょう(なりましょう)。皆さんからもカダスケに力をください。
もし「情報倫理」に興味がある場合には、本ページ以外にも以下をご覧下さい。
参考:香川大学Moodle 「情報倫理」コース ※情報倫理のビデオが視聴できます
オンライン授業は、どうしても「情報システム」に依存します。特に遠隔会議システムの設定は教員が行う必要があります。学生の皆さんが安心して参加できるように情報セキュリティには十分注意してください。
以下に、それぞれの極意(大事なポイント)をピックアップして伝授します。内容に応じて【学生向け】【教員向け】を明示します。
オンライン授業で用いる遠隔会議システムの参加部屋のURL、ID、PASSWORDは、他人に転送や、SNS(Twitter, LINE等)に漏らさないようにしましょう!
軽率な行為が、自分の身を炎上させるだけでなく、漏らした弱みにつけこんで、脅迫まがいの被害をうけてしまうかも?!そんなことは絶対に避けよう!災いから身を隠しましょう!
配信される映像・音声もPCのアプリやスマホのカメラ機能で勝手に録画・録音しないようにしましょう。映像を含む講義資料の他人への転送禁止はもちろんのこと、注意したいのが、香川大学Moodleの授業コース内に掲載された情報も学外の方には非公開。これらのキャプチャ画像を含めてSNSなどに公開しないようにしよう!
なんとなく、ネタになるような情報や自らの遠隔学習の様子を他人に見せたくなる人もいると思いますが、そんな心に金縛りをかけて自制しましょう!悪気はなくても、SNSでは、あなたの意図通りに他人が受け取ってくれるとは限りません!
オンライン授業で遠隔会議システムに参加する場合は、特に教員から指示がなければ、カメラ・マイク(音声)をオフ(無効化)した状態で参加しましょう!※マイクをオフにしておくことで、参加者は教員の声だけとなり聴きとりやすくなります。
また、知らない他人に会議システムのキャプチャを撮られた場合でも自らの顔画像がSNSへ流出することを防ぎます。顔を隠して静かに授業へ参加しましょう!(もちろん、カダスケのように覆面にしてまで、敢えてカメラをONにする必要はありません。)
※会議参加の諸条件は、授業形態(例:少人数のゼミ)等によっては、担当教員からその都度指示があるかもしれません。
利用するアプリが最新バージョンか必ず確認し、最新でない場合は、アップデートを行って下さい。また、Zoomなどのアプリの偽物が出回っていますので、信頼できるサイトからダウンロードしてインストールしてください。
既に誤ってインストールしてしまって困った場合には、分からないまま1人で解決しようと耐え忍ぶ必要はありません。相談しましょう!
Zoomを利用する場合は以下を参照ください
Zoomの正規サイト:https://zoom.us/
Zoomアプリダウンロード:https://zoom.us/download
参考:IPA 独立行政法人 情報処理推進機構
ソフトウェアのダウンロードは信頼できるサイトから!
~そのソフトは、あなたが使いたいソフトですか?~
教員の方は、以下のZoom設定方法で安全に実施する情報もご参考によろしくお願いします
オンライン授業で用いる遠隔会議システム・Webサービスを含め、パスワードはサービスのアカウントごとに別々のものを設定し、パスワードの使い回しは絶対にしないで下さい。また、各システム・Webサービスからパスワード漏洩等の通知・ニュースが確認された場合は、当該アカウントのパスワードを早急に変更して下さい。併せて、香川大学CSIRTへ情報提供して下さい。
一つ一つ異なるパスワードを用いることで、万一パスワードが漏れてしまっても、その他サービスのアカウントへの被害拡大を防ぐことができます。
以上、安全で安心な授業のためにご協力ください!
忍者の如く最新の情報収集活動を積極的に行いましょう!