2020年4月14日時点で、コロナウィルスの感染拡大を鑑み、香川大学では当面の対応として第1クォーターにおける全ての授業をオンラインで行う意思決定をしました。こうした学習環境の変化への対応は、大規模災害における生活環境の変化への対応と似ています。
学習環境の変化に対応するための公助とは全学的な授業サポート体制です。学習環境を変革する意思決定の直後は、公助が十分に調っていません。公助が調っていない初期の段階でもしも周囲の人間が公助に頼りきりになると、公助への負担が限界を超えてしまい、公助を担う人間が潰れてしまい公助の機能が失われてしまいます。
なんとか自助・互助・共助でつなぎ、教職員はお互いが潰れないように・学生は学習を諦めないようにオンライン授業を継続させていきましょう。こうした思いに基づきこのポータルサイトは作られました。
このポータルサイトでは、自助・互助・共助を支援するために、オンライン授業の実施に関する情報をまとめています。有益な情報が見つかればできる限り迅速に追加し充実させていくように努めています。
■ 自助
・まずは「2.オンライン授業ツールの利用ガイド」を参考にして学生・教職員ともオンライン授業のツールの使い方を知り、試行錯誤しながら授業を実践していってください。
・教員の皆さんに向けては、「オンデマンド教材の作成ガイド」を作成しました。随時情報をアップデートしていっていますので、教材作成の際にはご覧ください。
■ 互助
自助の上に互助があります。同僚はどのように授業をしているのだろうか?友人はどのように学習をしているのだろうか?などと近しい範囲で連絡を取り合い、よいやり方を真似し、困っている人には助言をしてあげてください。ただし、知り合いのまだ少ない1年生に対しては、教職員側のよりいっそうの配慮が求められます。
■ 共ん
自助・互助の取組の中で、部局ごとによい取り組みや疑問が出てくれば共有し、部局内外での援助の和を広げてください。
■ 大学関係者の皆さんの自助・互助・共助によって授業を継続していただいている間に公助が調っていきます。自助・互助・共助ではどうしても解決できない困りごとは残ります。そのときが公助の出番です。
■ オンライン授業の実施・参加に関わるトラブルや、ツールの利用に関わるトラブルの解決を支援する窓口を以下のように設けています。最後はかならず守ります。