大切な人との死別は子どもはもちろんのこと、大人であっても人生に大きな影響を与える出来事です。
しかし、日本では遺族の悲しみを安心して語れる場所は、まだ多くありません。
京都文教大学グリーフケアトポス*こはこは、 そのような人が安心して悲しみを語れる場所をつくり、死別を経験した人が孤立しない社会を目指し京都で活動しています。
※メッセージ欄に必ず「倉西准教授の研究活動への寄付」とご記入下さい(ご記入が無いと「こはこ」への寄付にはなりませんので、ご注意下さい)
「こはこ」の活動
活動概要と目的
(1)死別体験を経験された方々の臨床心理学的サポート活動・グリーフケア活動
この3種類の「死別体験をわかちあう会」と2つのプログラムを実施しています。
①死別を体験された方はどなたでもご参加できるグループ
②配偶者様(夫または妻)を亡くされた方のみのグループ
③18歳以上のお子様を亡くされた方のみのグループ(中学生や高校生のお子様を亡くされた方もこちらのグループにご参加いただけます)
(18歳以下(高校生までを目安)のお子様を亡くされた方のみのグループは休会しております)
必要性にあわせてご参加いただけましたらと思っております。それぞれの詳細は心理支援プログラムからご確認下さい。
今後、上記以外のグループも増やしていければと思っています。
(2)死別を経験された方々の理解やグリーフケアについての啓発活動
一般の方々を対象とした講演会・研修会・ワークショップなどの活動を通して遺族理解とグリーフケアに関する啓発活動を行います。また必要に応じて研究にも取り組み、啓発活動の一助とします。
(3)遺族支援・グリーフケアに携わる人材育成
遺族支援活動に携わる人材育成を行っています。また、遺族支援を行う援助者や団体をサポートする活動も行っております。それらを通して、グリーフケア文化の底上げを目指します。
【代表者の紹介】
氏名:倉西 宏
所属:京都文教大学臨床心理学部 准教授
同大学 臨床心理学科 学科長
奈良県精神保健福祉センター 自死遺族相談員
学位:博士(臨床心理学)
資格:臨床心理士、公認心理師
日本臨床心理士資格認定協会 教育・研修委員
日本グリーフ&ビリーブメント学会発刊学術雑誌「グリーフ&ビリーブメント研究」編集委員
京都府がん患者団体等連絡協議会 相談役
★過去に実施した研修会はこちら(研修会の講師は随時お引き受けしております。)
研究テーマ:傷つきと喪失の臨床心理学、グリーフケア、死にまつわる周辺、芸術療法等のイメージを用いた心理療法
所属学会:グリーフ&ビリーブメント学会、日本心理臨床学会、日本箱庭療法学会、日本ユング心理学会
大学生の頃から、遺児支援団体のあしなが育英会の学生ボランティアを行い、死による別れを経た方々と関わってきました。人は何かを・誰かを失う時、悲しみに包まれ、悩み苦しむことがあります。そこから進むことは並大抵のことはないと思っています。ただ、喪失やその傷つきは「自分とはどういう人間なのか」ということの“かけら”を示してくれる場合があります。様々な苦悩も秘めたそのプロセスがいかにして進み、そのためにはどのような援助が必要なのかについて取り組んでいきたいと思っています。
また、それ以外の研究テーマとしては心理療法において描画や箱庭、夢、などのイメージと呼ばれる表現を用いることが、いかに自己や自分自身の抱える現実と向き合うことにつながるのかについて考えています。「こはこ」ではアートセラピーや箱庭療法を用いた喪失体験のワーク等も実施しています。
[スタッフ]
倉西宏(京都文教大学臨床心理学部准教授)、京都文教大学臨床心理学部生・大学院臨床心理学研究科大学院生・修了生、グリーフケア活動に関心を持ち一定のトレーニングを受けた地域住民、など。
「京都文教大学グリーフケアトポス*こはこ」会場(京都文教大学サテライトキャンパス)
*スマホから閲覧されている場合は、横画面にしていただくと地図が見えやすくなります。
「グリーフケアトポス*こはこ」の名の由来について
グリーフケアを行える小さな空間を作りたいというところから「小箱」を連想しました。濁音を取り、グリーフケアでは心理療法やカウンセリングの技法なども取り入れ実践する予定なので「Counseling」の頭文字の「こ(Co)」を用いています。また「Co」は「共に」という意味もあり、ともに寄り添い進んでいくという意味も込めています。また、「トポス」とは「場」を意味する言葉で、グリーフケアを行う守られた場を表現して名付けました。
【2026年1月】
・「こはこを支える」のページを作成しました。一緒に「こはこ」と「こはこを利用するご遺族」を支えるパートナーになって下さい。
【2025年9月11日】
自死遺族へのアートセラピーを用いたグリーフケアプログラムを実施します。詳細やお申込みはこちらからご確認下さい(朝日新聞に取り上げていただきました。記事はこちら)。
【2025年4月14日】
25年度のわかちあいの会の日程が確定しました。日程はこちらをご確認下さい。
【2025年2月】
・2025年2月のわかちあいの会の開催日程が変更になっておりますので、ご注意下さい。
2月23日(日)開催予定の配偶者の方のみのわかちあいの会の日程が2月16日(日)に変更になっております。時間は変更ございません。
【2024年4月2日】
・2024年度の活動日程や内容等を修正しました。日程はこちらをご確認下さい。
・2024年度も親を亡くした小学生と保護者へのグリーフケアプログラムを開催することにいたしました。詳細はこちらをご確認下さい。
【2023年4月17日】
2023年7月1日(土)~8月26日(土)の毎週土曜日に遺児小学生を対象としたグリーフケアプログラムを実施します。詳細はこちらです。チラシもご覧ください(チラシはこちらです)。
【2022年10月6日】
当会の立ち上げに関する論文を京都文教大学「臨床心理学部研究報告」に掲載いただきました。ご関心ある方は以下をクリックしてご一読下さい。『京都文教大学グリーフケアトポス「Co *はこ」』の 立ち上げと今後について
【2022年5月26日】
過去に実施してきた研修会の実績報告のページを作成しました。研修会講師を随時お引き受けしております(h-kuranishi@po.kbu.ac.jpまでご連絡下さい)。
【2022年4月13日】
2022年度の「こはこ」の活動日程を「スケジュール」のページで更新しました。ご参加お待ちしております。
【2022年3月2日】
当団体の代表である倉西が、科研費・基盤研究(C)に採択されました。研究課題名は「遺児と保護者へのナラティブをベースとしたグリーフケアプログラムの実証的効果測定」です。「こはこ」で上記活動が実施できるよう準備を行う予定にしております。また詳細情報は追ってご連絡いたします。
関連各種情報
以下のサイトもぜひご参照ください。
倉西宏准教授 研究業績 関連サイト
・遺児における親との死別体験の影響と意義-病気遺児、自死遺児、そして震災遺児がたどる心的プロセス- (単著)風間書房
・自殺をケアするということ:「弱さ」へのまなざしからみえるもの(共著) ミネルバ書房
・図解でわかる臨床心理学(共著)中央法規出版