本年度活動報告

7月:「ぺちゃくちゃ」プレゼン大会を開催

7月22日(月)の5時間目、全1年生が参加して「ぺちゃくちゃ」プレゼン大会の決勝大会が本学同窓会館で行われました。

出場者は1人病欠のため欠席して9人。「問題発見演習Ⅰ」の5クラスで行われた予選の1位と2位が決勝に進みました。ルールは20秒のスライド15枚を自動でページ送りしんがら5分間発表するというもの。2回目となる今年の大会は昨年にも増して高いレベルが印象的でした。

採点は来場者がQRコードを使ってSLIDOに上位3人を投票するという方式。「カラオケで高得点を取る方法」で美声を披露した伊禮さんがみごと優勝を勝ち取りました。2位は自分の好きなハンバーグについてのうんちくを語った福光君。3位は同点で金城さんと與那嶺さん2人が入賞しました。

【結果】

1位:伊禮帆乃花「カラオケで高得点を取る方法」(渡邉ゼミ)

2位:福光クラレンス明「ハンバーグに関して」(天久ゼミ)

3位:金城妃呂「マブイグミ」(渡邉ゼミ)

3位:與那嶺 悠「岩井俊二 監督作品の魅力」(伊藤ゼミ) 

入賞した4人

左から伊禮さん、福光くん、金城さん、與那嶺さん

入賞者のパフォーマンス

決勝出場者

7月:「英語科指導法II」の様子

教育のデジタル化が推進され、小中高の学校現場で電子黒板やデジタル教科書の導入が進んでいます。沖縄大学の複数の教室には電子黒板が設置されており、電子黒板やデジタル教科書を用いた模擬授業が可能です。この日は4年生の上原一桃さんが電子黒板を使って効果的な授業を行っていました。

6月:オープンキャンパスの学科来場者は50人!

6月29日(土)に今年度第1回目のオープンキャンパスが行われました。高校生やご父兄の参加人数は約50人。13時から2回学科紹介が行われた後、14時5分から約1時間、スタッフと全教員による学科タイムが開催されました。

本館の大教室が埋まる盛況でした

教員11人が全員参加

6月:ハラルフードについて知る(天野ゼミ、渡邉ゼミ)

 6月20日、JICA沖縄国際協力推進員の本間さんをお招きし、ハラルフードについてのワークショップを行いました。参加者は天野ゼミと渡邉ゼミを中心とした学生たちです。

 短編映画「やぎの散歩」の導入から、当たり前だと思っている食文化について考えた後、ムスリム(イスラム教徒)の食についての説明を聞きました。説明をもとに、身近なお菓子の中からムスリムの方もOKなものを選んでいくビンゴゲームに挑戦。どのグループも熱心に原材料表示を見ながら、選別を行っていました。今回得た知識は、地域に住む外国人との共生を考えるうえで、中国語の観光案内の作成のうえで、大いに参考になりそうです。

6月:「韓国事情」の様子

 24年度に開講された、韓国の政治・経済・文化を学ぶオムニバス講義「韓国事情」(コーディネーター:洪玧伸先生<国際コミュニケーション学科准教授>)の様子を紹介します。6月5日の担当は金蘭姫先生(福祉文化学科准教授)で、「韓国の伝統的な遊び」をテーマに少し変わった講義が行われました。

 講義では、片足立ちになってバランス感覚を競う「タクサウム(鶏戦)」と、穴のある小銭を紙や布で包んで羽を作り空中に蹴り上げる遊び「ジェギチャギ(蹴りあげる遊び)」を体験しました。どちらのゲームも韓国で最もポピュラーな伝統的遊びです。ジェギという道具を協力して作ったり、実際に体を動かしたりしながら、韓国文化を学ぶことができました。

6月:洪ゼミ フィールドワーク

 洪ゼミでは朝鮮と沖縄の関係をテーマにフィールドワークを実施しています。6月8日は、「沖縄の中の朝鮮の息吹」をテーマに朝鮮と琉球の関係史跡や博物館を訪ねました。(琉球に焼き物の技術を伝達したとされる張献功屋敷跡や、高麗瓦が残されている壺屋博物館や浦添ようどれ館等)。

 沖縄県立博物館では万国津梁鐘や朝鮮の古地図(海東諸国紀)に琉球がどのように描かれているかを確認しました。また、浦添ようどれ尚寧王の墓や、近くに眠っている沖縄学の父伊波普猷の碑を訪ね、琉球処分以降の琉球の歩みや沖縄戦へ繋がる沖縄の差別とは何かを学びました。さらに、前近代から沖縄戦へ繋がる歴史の歩みを嘉数台の「青丘之塔」の前で朝鮮人軍夫や慰安婦の歴史を学び、ともに考えました。

 今回のフィールドワークは、沖縄県日韓親善協会の後援や、大韓国民民団沖縄本部の協力のもとで実施されており、朝鮮と琉球関連の史跡はもちろん、壺屋博物館・沖縄県立博物館・ようどれ館といった三つの博物館を訪ねる形で行われました。全体コーディネーターは日韓親善協会理事長であり、沖縄大学元常務理事の真栄里泰山先生。真栄里先生は那覇市史編さん室、那覇市企画部長など、那覇市の歴史や文化遺産の歴史的位置づけや保存運動に深くかかわってこられました。

浦添ようどれ館

浦添ようどれ尚寧王の墓前

5月:「日本語教育実習Ⅰ」授業見学

 沖縄大学の日本語教員養成課程は、近隣の日本語学校の協力を得て運営を行っています。

 5月30日「日本語教育実習Ⅰ」の受講生は那覇市の「ライフジュニア日本語学院」さんにて、多国籍の学生たちが学ぶ初級クラスを見学させていただきました。これまでいくつか授業の様子を撮影した動画を見たことがありましたが、日本語学校訪問は初めて。教室の雰囲気や学生の様子、担当される先生方のコントロール等、教室に入ってみなければわからない発見がたくさんありました。今後の模擬授業・実習にしっかり活かしていきます!!

5月:新入生歓迎スポーツ大会

 5月17日、新入生歓迎スポーツ大会が開催され、ドッチビーと呼ばれるスポーツで競い合いました。国際コミュニケーション学科からは、末吉ゼミ(専門演習a・c) 、天久・Michellゼミ(専門演習a・c) 、天久ゼミ(基礎演習Ⅰ) 、洪ゼミ(問題発見演習Ⅰ)、 天久ゼミ(問題発見演習Ⅰ)、渡邉・伊藤・渋谷ゼミ(問題発見演習Ⅰ)がエントリー。天久ゼミ(専門演習I)と末吉ゼミ(専門演習 a c)は大健闘し、末吉ゼミは、天久ゼミ協力のもと3位になりました。

入賞おめでとう!!

5月:論文のための特別講演会 (洪ゼミ)

 ホンゼミ(専門演習a, c )では、学部論文を書く学生を対象に、図書館レポート相談室の浜川智久仁先生による特別講演会を実施しました。(5月11日土曜日)小論文の書き方のポイント、レポートと論文の違いや、論文資料の探し方の他、先行研究をまとめるための基本過程として読んだ文書を要約する練習をしました。

5月:フィリピン州立大学ビクトリアス市校の学生との交流会

 2024年5月2日(木)2限目、NGO/NPO論の講義において、フィリピンのネグロス島にある中央フィリピン州立大学ビクトリアス市校の学生と受講生が交流会を行いました。

 交流会では、アイスブレイキングとして、お互いの学校・学部の紹介を行いました。次に、沖縄大学の学生から、沖縄とフィリピンとのつながりをテーマにしたプレゼンテーションを行ったのち、交流時間として、ジブリとお菓子についての紹介を行いました。短い時間でしたが、同世代を生きるフィリピンの若者とのオンライン交流を通じて、国際的な場の経験を積むことができたのではないかと考えています。

沖縄大学についてのプレゼンテーション

沖縄とフィリピンとのつながりについての

プレゼンテーション

ジブリとお菓子についての紹介

4月:新入生宿泊オリエンテーション 無事終了

4月3日朝に台湾で発生した大地震の影響を受け、沖縄にも津波警報が発令され、予定していた新入生宿泊オリエンテーションは急遽中止せざるを得ませんでした。

しかし、在校生スタッフや先生方の協力の下、履修登録を全員完了させ、予定していたオリエンテーションも大学の体育館や本学別館であるアネックスの講堂で実施

バーベキューの肉約100人分スタッフ全員で焼き上げて、日程を無事終了することができました。

1日目

日目

2日目

【日程】

4月3日(水)

オリエンテーション、履修登録、アクティビティー

4月4日(木)

9時:アネックス・エントランス集合

9時~10時半:アネックスにてアクティビティー

10時半~11時:国場キャンパスに移動🚶

11時~12時:オリエンテーション/履修登録

(この間に教員とスタッフ数名が調理室で調理の準備)

12時~13時30分:焼肉パーティー🍴

13時30分~14時:片付け → 解散

2023年度

3月:2023年度 卒業式が開催されました

3月8日、沖縄大学の卒業式・修了式が開催されました。来賓として知念覚那覇市長も出席。本学吹奏楽部による荘厳な演奏の中、無事終了しました。

本学科の学位記は、総代の上地浩昭さんに授与。本学科の卒業生には、以下の賞も授与されています。


学長特別賞  本村 杏珠 (もとむら・あんじゅ)さん

人文学部長賞 城間 祥希(しろま・よしき)さん

3月:渡邉ゼミ 台湾ゼミ旅行

3月18日~3月21日の日程で、台北を中心に3校の大学で交流を行うゼミ旅行を行いました。今回は今年秋に中国留学を控えた1年生の岩﨑日向大君も同行。台湾の日本語教育に興味をお持ちの天野裕子先生も4日間ご一緒しました。


1日目:士林にあるコミュニティー大学を訪問

2日目:東呉大学の留学生センター訪問

3日目:輔仁大学で交流授業

日程詳細

1日目の夜は、台湾最大の夜市である士林夜市の近くにある社区大学(コミュニティー大学)の日本語のクラスを訪問。台北市の障害教育施設だけあって、社会人やすでにリタイアされた受講生たちから熱烈歓迎を受けました。各自中国語で自己紹介をした後は、グループに分かれて交流。帰りには台湾で今一番評判のパイナップルケーキを全員にお土産としていただきました。

2日目は故宮博物院を参観した後、ほど近くにある姉妹校の東呉大学を訪問。日本語学科にご挨拶に行った後は、「華語中心(留学生のための中国語センター)」で、ハンガリーやフランス、タイ、インドネシア、韓国などの留学生と交流。夜は東呉大学の招待で、今最も注目されている陽明在山山頂にある絶景レストランで創作台湾料理をご馳走になりました。

3日目は昨年10月提携を結んだ輔仁大学を訪問。1年生の授業に招かれ、グループで交流を行った後、大学が用意してくれたお弁当を食べながら情報交換。午後は市内信義区にあるVR施設で台湾の四季を堪能した後、小籠包で世界的に有名な「鼎泰豊」で各種の小籠包を食べました。

2月:スタディーツアー(ベトナム)

 2月25日~3月2日の日程でベトナム・スタディーツアーが開催されました。天野裕子先生引率のもと、国際コミュニケーション学科の学生5名と経法商学部の学生1名が、ハノイ市にあるPhenikaa大学日本語学部の学生たちとベトナムや日本、沖縄について学び合いました。期間中はPhenikaa大学日本学部2年生の学生とパートナーとなり、文廟、ホアロー収容所、ヴァンフック村、ホアンキエム湖、障がい児支援センター等を訪問し、ベトナムの歴史や現状、文化習慣を学びました。また、日本語学部1年生の教室を訪れ、ツアー前半は沖縄についてのプレゼン、最終日はツアー中の気付きについてパートナーと協力して発表しました。

2023 スタディツアー報告書(天野).pdf

2月:末吉ゼミ シンガポールゼミ旅行

シンガポールで異文化体験

英語コミュニケーションコースの末吉ゼミは2月25日から2月29日まで、ゼミ旅行でシンガポールを訪れました。

インフィニティプールで有名なホテル・マリーナベイサンズや数々の著名人が宿泊したシンガポールの最高級ホテル・ラッフルズホテルで優雅なひと時。チャイナタウンやアラブストリートでは異文化を身近に体験したり世界のブランドショップが並ぶメインストリート・オーチャード通りでショッピングを楽しんだりと、バラエティー豊かでギュッと濃い旅を楽しんで来ました。

日程

2/25

6:40 那覇空港集合

7:10 JET Star にてシンガポール出発

13:30 シンガポール到着

15:00 ホテルチェックイン+昼食・周辺散策

17:00 Sulltan Mosque 見学

20:00 Garden By the Bay のライトショー見学

23:30 ホテル帰還

2/26

10:00 Universal Studio 自由行動

17:00 Universal Studioより移動

18:40 ナイトサファリ到着

19:00 Last supper 動物ショー鑑賞

19:30 ナイトサファリツアー参加

22:30 ホテル帰還

2/27

10:00 シンガポール国立博物館見学

13:00 オーチャードロードショッピング

16:00 マーライオン見学

17:00 Marina Bay Sands 視察

20:00 Spetacular ショー鑑賞

23:00 ホテル帰還

2/28

11:00 ホテルチェックアウト

11:15 Raffles Hotel 視察

13:00 アラブストリート自由行動

16:00 ショッピングモールショッピング

21:00 ホテル出発→空港へ

2/29

2:15 Jet Starにて沖縄へ

9:00 那覇空港到着 解散   


2月:末吉ゼミ 那覇観光PR英語サイト公開 

~ OKINAWA ACCHER ACCHER in Naha

那覇市観光協会のHPからもアクセス可能!

末吉ゼミのHP班が進めてきた「英語圏の人の目線で見た那覇市の魅力」を発信するHPが完成。本日公開されました。一部は許可等の関係で公開が保留されていますが、食事やカフェ、ショッピングなど写真魅力的な写真を満載。今後那覇市観光協会HPのバナーからもリンクが掲載されることになっています。

英語で沖縄を紹介した人には、良い教材にもなりますよ♪

2月:ベトナムの交換留学生と旧正月のイベント開催

 2024年2月15日(木)、協定校ホーチミン市師範大学からの交換留学生、ベトナム語入門を担当しているグュエン・ドアン・ニェン先生、国際交流室といっしょにベトナムの旧正月(Tết)を楽しむイベントを開催しました。

 テーブルにはバインチュン(Bánh chưng)というチマキや揚げ春巻き、ハム、果物やココナツの砂糖菓子などが並び、交換留学生のヴィーさんやトゥーさんが正月に食べる料理について丁寧に紹介してくれました。サイコロを使ったBầu cua tôm cá というゲームにもスイカの種をお金代わりにして挑戦! なかなかできない経験ができました。

 今回のイベントにはもうすぐスタディーツアーでベトナムのハノイ市に行く学生たちも参加しており、交換留学生たちやニェン先生の話を聞いてますますベトナムへの興味が深まったようでした。

2月:卒論の最終発表会が開催されました

3ゼミ4人が発表

2024年2月5日、3号館102教室で本年度の卒業論文最終発表会が開催されました。発表者は4人で、それぞれ不慣れながら、約10分間の発表を完了。副査からのコメントには、厳しいものもありましたが、いずれもその努力を称えるもので、発表者たちの大学ならではの成長にエールを送りました。論文の閲覧はこちら から。

【プログラム】

1. 20C029 儀間菜々子(指導教員:宮城公子 先生) 副査:前田舟子 先生

   テーマ「門中制度とジェンダー ーうるま市与那城屋慶名地域の森根門中聞き取りやアンケート調査からー」

  2. 20C102 本村杏珠 (指導教員:宮城公子 先生)     副査:洪玧伸 先生

   テーマ「『慰安婦』と沖縄 ー記憶・歴史の継承にむけての視点からー」

  3. 20C037 楠なつみ(指導教員:吉井美知子 先生) 副査:成定洋子 先生

   テーマ「米軍基地と沖縄の女性たち ーアメジョと沖縄社会ー」

  4. 22C601 上地浩昭  (指導教員:王志英 先生) 副査:渡邉ゆきこ 先生

   テーマ「『吾輩は猫である』にみる日本語オノマトペの中国語訳について」

1月:問題発見演習Ⅱ ブックレポート優秀賞決定

問題発見演習で全員に課されているブックレポートの優秀賞と最優秀賞が決まりましたので発表します。

入賞者4人のパフォーマンス