2024年度の卒業式・大学院修了式が3月14日、本学体育館で行われました。本年度の司会はFECオフィス代表で本学卒業生の山城智二代表取締役。コミカルな語り口のユニークなMCと吹奏楽部の厳かな演奏の中、卒業式が始まりました。
本年度の国際コム卒業生は59名。卒業生を代表し、総代の比嘉琉空(ひが・るく)さんが学位記を受領。学長特別賞は、全国各地の優れたドキュメンタリー映像作品を顕彰する「第44回『地方の時代』映像祭2024」 で優秀賞に輝いた古波蔵好太郎さんに授与されました。また、人文学部長賞は学内外で活躍し、国際コミュニケーション学会の学生委員長も務めた多宇諒真さんに授与されました。
本学の卒業生でもある知念覚那覇市長の祝辞などの後、最後に本学科の上原一桃さんが卒業生を代表して答辞を読み上げ、無事卒業式は終了。その後、学科ごとに分かれて卒業証書の授与式と学科長賞の授与、日本語教員養成課程修了証書授与式が行われました。
学長特別賞を受賞した古波蔵好太郎さん
人文学部長賞を受賞した多宇諒真さん
祝辞を述べる知念覚那覇市長
答辞を述べる
2-406で行われたゼミごとの卒業証書授与式
学科長賞授与などが行われた会場の様子
日本語教員養成課程修了授与式
基礎演習Ⅱの渡邉ゼミは2月27日から3月1日まで、3泊4日の日程で台湾の台中と台南を訪れました。
初日はバスで台中に移動。姉妹校である東海大学では現在留学中の加藤双葉さんにキャンパスや学生街を案内してもらい、夜は有名な夜市「逢甲夜市」を散策しながら、地元の味を堪能しました。
翌朝は朝、台湾新幹線で台南に移動。お昼は台南料理で有名な「度小月」の本店で台南料理のコースを堪能しました。食後は歩いて日本統治時代に建設され、今でもデパートとして人気の「林百貨」を訪問し、各階ごとに異なるオシャレなアイテムを見て回りました。夜はヤギ料理で有名な店でヤギ料理を食べました。沖縄とは違う臭みのないヤギスープにはまって、ホテルに持ち帰る学生も。
3日目は台湾の文化や歴史がテーマの一日。朝まず台湾で最も古い孔子廟を訪れ、台南市立博物館でオランダ統治時代から鄭成功の時代、そして日本統治時代から今に至るまでの歴史を学習。昼は上海料理をコースで食べた後、午後は日本統治時代の警察署を改装した台南市立美術館第二館を参観し、地元の作家の作品や日本統治時代の遺品などを見学しました。夜は週末家族連れなどでにぎわう西市場を参観した後、台南ならではの「温体牛肉」を使った鍋料理で最後の夜を過ごしました。 ゼミ旅行報告へ
洪ゼミは二泊三日間(2月14日~17日)韓国のソウルにゼミ旅行に行きました。朝鮮王朝の息吹を感じさせる「景福宮」を訪問しました。朝鮮時代と琉球王朝の関係史は500年に及ぶとされます。ハングルを生み出したとされている「世宗大王」の銅像を見、ハングル博物館も訪問しました。今回の旅行期間は、韓国の大統領問題によって韓国内でデモ活動があった時期と重なっていたため、「景福宮」前で行われている韓国の民主主義デモの様子も身近で見ることが出来ました。
\おきなわ世界塾×沖縄大学 連携講座/
JOCA沖縄が展開する「おきなわ世界塾」と沖縄大学が連携して実施する講義『沖縄発・国際協力実践演習』にて、学生が実施した企画の成果報告・評価会を実施しました。前期の『沖縄発!国際協力実践入門』では、世界共通の信頼関係づくりのコツについて学び、沖縄の地域課題解決の企画作りに挑戦しました。後期は、『沖縄発!国際協力実践演習』として前期で学んだ知識や企画を活かして、実際に沖縄の地域課題を解決するプロセスを体験してみよう!という内容です。
仲間自治会館におじゃまして現自治会長や元自治会長、浦添市子ども育成連絡協議会会長にお話を伺い、自分の興味を持ったテーマを元にグループごとに「まちあるきマップ」を作成し、実際に地域の子どもたちと一緒にまち歩き。報告会ではテーマ設定の理由から、実施してみての成果と課題、今後の展望が発表されました。当日は雨天だったこともあり、思うように運営できなかったグループもありましたが、臨機応変さや事前準備の大切さも学べたようです。
今期もご協力くださった仲間自治会のみなさん、一緒にまちあるきに参加してくれた仲間地域の学童のみなさん
本当にありがとうございました!
JOCA沖縄
垣花拓実
2月5日(水)午前10時半から2時間半にわたり卒業論文の最終発表会が本学同窓会館で開催されました。今年の発表者は8人で、それぞれ中間発表で得たアドバイスを元に1月末に締切までに論文を提出。選んだテーマに関するアンケート調査や聞取り調査などを行い、問題をより掘り下げて考察した成果を卒業論文として結実させました。副査の先生がたからは、形式や論文の構成、考察の周到さや深さについての忌憚のない意見が寄せられると同時に、その努力と成長に賞賛の声も寄せられました。8人の氏名やテーマは以下の通り。
喜納才稀(洪ゼミ)「同性婚と多様な『愛の形』 ―日本、韓国、台湾の比較を視座に―」 副査:宮城公子
上原佑樹(天野ゼミ)「『乃木坂48』と『櫻坂48』の歌詞文責 ―テキスト・マイニングを用いて―」 副査:伊藤丈志
古波蔵好太郎(末吉ゼミ)「沖縄空手とうちなーぐち ー稽古におけるうちなーぐちの必要性―」 副査:親川志奈子
新垣美琉(洪ゼミ)「沖縄子供の貧困問題の現状 ー地元うるま市から考えるー」 副査:島村聡
池村瑠莉(洪ゼミ)「非婚化の実態とその背景 ー沖縄と韓国における比較研究ー」 副査:高良沙哉
比嘉琉空(黒木ゼミ)「より良い学級のための学級経営」 副査:天久大輔
上原一桃(黒木ゼミ)「中学校英語語彙学習について ー視覚情報を用いた指導の評価―」 副査:末吉綾乃
宇良一馬(黒木ゼミ)「沖縄の青年会活動の現状 ー歴史のある平敷屋青年会の活動を通して―」 副査:天久大輔
喜納才稀さん
上原佑貴さん
古波蔵好太郎さん
新垣美穂さん
池村瑠莉さん
比嘉琉空さん
上原一桃さん
宇良一馬さん
12月24日(火)、「沖縄人材カレッジ」にて入国後研修を受けているベトナムの技能実習生3名が担当の日本語教師と通訳の方たちとともにいらっしゃいました。交流会では、授業で学んだ「やさしい日本語」を実践する機会として、学生たちが技能実習生と対話を行いました。実習生たちとの対話を通じて、言語の壁を実感しながらも、やさしい日本語の使用、ゆっくり話す、区切って話す、画像を使うなどの工夫で徐々にコミュニケーションが深まっていった様子でした。また、学生からは引率された日本語の先生のサポート方法から学ぶことがあった、予想以上に学習者の日本語力が高くて驚いた、文化交流を通じてベトナムへの興味が深まったといった感想が寄せられました。
24年度「日本語教育実習Ⅱ」が終了しました。国際コミュニケーション学科の学生7名と子ども文化学科の学生1名が規定の回数の教壇実習を行いました。学習者役は近隣の日本語学校にご協力いただき、初級レベル程度の留学生5名がつとめてくれました。
実習生たちは前期の模擬授業を経て実際の留学生の前で授業を行い、授業の組み立て方や時間調整の難しさを感じた一方で、人前で話す度胸や臨機応変な対応力がついたと話していました。今後日本語教育の道に進む学生はもちろん、そうではない学生も身につけた力を社会で活かしてくれることを期待します。
国際コミュニケーション学科の奨学金(木村英紀奨学基金)授与式が12月19日、本学同窓会館で開催されました。
まず、王学科長による開会の挨拶の後、学業や学外での活動などで傑出していると教員から推薦された本学科1年から4年次の学生、計20人が登壇。王学科長より奨学金よ授与証を受け取りました。
閉会の挨拶に立った伊藤副学科長は、木村名誉教授が本学科の学生のためにこの奨学金を創設した経緯を紹介した後、「これは褒章ではない。これからのあなた達の将来をよりよくするための資金として使うよう、心して欲しい」と奨学生を激励しました。
毎年恒例の国際コミュニケーション学会の講演会が12月12日に本学同窓会館で開催され、100万人のフォロアーを持つインフルエンサーとして有名な「ナカモトフウフ」が登壇。「ナカモトフウフが語る人生の選択と挑戦」というタイトルで約1時間にわたり熱いトークで満場の学生たちを魅了しました。
自身がADHDという注意欠如・多動性障害を持つことを公にしている夫のダイスケさんは、高校の時寿司職人を目指したことから、現在の映像クリエイターになるまでの紆余曲折をマシンガントークで披露。決して平たんではなかった道のりをいかに乗り越え、超多忙な日々をどう楽しんでいるのかを語り、そのスーパーポジティブな姿勢で乗り切って来た経験を元に、これから社会に出る学生たちに力強いエールを送ってくれました。
また、9年前共に沖縄に移住した妻のチャンマリさんとのなれそめや、お互いを認め合い補いあう関係の大切さも強調。会場からはプロのヘアメイクアーティストとして活躍するチャンマリさんに「どうしたら可愛くなれますか?」「どんな時が一番幸せですか?」などの質問も活発に出て、誠実で心のこもったナカモトフウフの答えに会場はしばしば拍手に包まれました。
今年YouTubeフォロアー100万人超えで獲得した盾
熱いメッセージを送るダイスケさん
来場者全員に盾を触らせてくれる大サービス
「自分の芯」を見つけてと語るチャンマリさん
11月28日(木)、「観光サービス実践入門」(島田勝也先生担当)において、一般社団法人沖縄観光DX推進機構専務理事の藤原猛氏を特別講師としてお迎えし、観光産業におけるデジタル技術活用についてご講義いただきました。
藤原氏は、米国でホスピタリティーツーリズムを修めた後、HIS創業者の澤田秀雄氏と共にハウステンボスの再建に携わり、近年話題となった「変なホテル」の開発を手掛けられました。現在は沖縄観光のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に尽力されています。
講義では以下の点を中心にお話しいただきました:
・沖縄経済における観光産業の重要性と、西海岸のリゾートエリア、東海岸の産業ツーリズムの発展可能性について
・日本と世界のIT技術格差、特に交通ICカードなどのデジタル化における遅れと今後の展望
・「変なホテル」開発の背景となった人手不足の課題解決とLCCをベンチマークとした革新的なビジネスモデル
・ネイチャーポジティブの観点を取り入れた持続可能な観光開発の重要性
・生体認証などの最新技術がもたらす変革可能性
学生からは「デジタル技術の発展により観光客の行動範囲が広がり、地域経済が回る。デジタル技術と観光の繋がりを感じた。」といった観光DXの可能性への理解を深めた感想が寄せられました。
なお、本講義はアールディ・フィールズ沖縄代表取締役社長の宮城敦氏のコーディネートにより実現しました。
恒例の「ちゃんぷるーフェスタ」が12月6日、同窓会館で開催され、8組約30人が登壇。盛況のうちに幕を閉じました。
今年は、大韓民国国民団沖縄支部をはじめ、沖縄県日韓親善協会、中国国際航空、Jimmy'sが協賛を受け、例年にはない豪華な賞品がたくさん。司会も多言語で、日本語は台湾からの留学生ハン・フイクさんKong Hang Kinさん、韓国語は金城穂乃香さんと佐久川愛海さん、松田悠祐くんがチマチョゴリを来て務めました。
それぞれの言語の審査員として、英語はMichelle Higaonna先生、韓国語は金蘭姫先生、中国語は地域研究所の神谷和美さんにお願いしました。
厳正なる審査の結果、以下のような結果となりました。
最優勝:上運天美鈴さん(中国語・朗誦)
第2位:グエン・ファン・ジャハンさん(日本語・歌)
第3位:ホンネジャメ4姉妹(韓国語・プレゼン)
観客賞:中国語サークル「好好」(中国語・歌/ダンス)
観客賞:「壇神神話」(英・中・韓・劇)
国際交流室主催の料理教室。12月3日は現在国際コミュニケーション学科で学ぶ、協定校東呉大学と輔仁大学の留学生たち(台湾・香港出身)が作り方を教えてくれました。メニューはタピオカミルクティー、地瓜球、焼売です。
まずは台湾の定番ドリンク、タピオカミルクティー作りに挑戦。沸騰したお湯でもちもちの黒いタピオカを茹でました。続いて、台湾の屋台で人気の地瓜球(さつまいもボール)作りでは、さつまいもをつぶして丸めて揚げるまでの工程を留学生に教えてもらいました。香港の点心、焼売は皮から手作り。留学生が優しくコツを教えてくれて、きれいに包むことができました。魚と肉入りの焼売はストリートフードだそうです。それぞれの地域のおやつ事情を聞きながら、教職員と学生が協力して料理を完成させました。
11月28日、天野ゼミ(専門演習b, d)の学生たちとベトナムのズイタン(Duy Tan)大学の4年生たちが、オンラインで観光をテーマとした共同学習の成果を発表しました。
この活動では、「沖縄・ダナン観光の魅力・課題をベトナム人・日本人の視点から考え、互いの地域の観光振興を考える」というテーマのもと、両大学の学生たちが約3週間にわたって協力して課題の検討を行いました。発表会では、6つのグループが両地域の海外観光客の現状や課題、観光振興に向けた提案を共有しました。
今回のCOIL(Collaborative Online International Learning)を通じて、単なる観光データの分析だけでなく、異なる文化的背景を持つ学生同士が意見を交換し合うことができ、より深い異文化理解と国際的な視野を養うことができました。また、日本語教育を学ぶ学生たちにとっては、将来の日本語教師としての実践的な異文化コミュニケーションの機会となりました。
11月17日、「第1回 済州・沖縄 日韓オンライン青少年文化交流」が開催され、本学から4名の学生が参加しました。
今回の交流会は済州島が主催し、日韓の若者たちがお互いに学んでいる言語(韓国語・日本語)を活用してコミュニケーションを図るという企画でした。
参加者は、沖縄側から本学の4名と沖縄キリスト教学院大学の3名、済州側からは済州ハンラ大学の4名と済州大学の3名の計14名。Zoomを使用し、通訳を介さず韓国語と日本語で直接対話しながら、お互いの文化について紹介し合いました。国際コミュニケーション学科からは、3年次の嘉手納光伶さん、金城彩華さん、玉那覇月さん、新田美空さんが参加し、沖縄のお正月やシーミー、ハーリーなどの中国から伝わった文化や、カジマヤーなど沖縄独自の風習について韓国語で紹介しました。
一方、韓国の学生たちは日本語で、韓国の大学入試制度や就職事情など、現代韓国社会の様々な側面について紹介してくれました。お互いが学んでいる言語を使って活発な意見交換が行われ、大変有意義な機会となりました。交流会終了後も、参加者たちはインスタグラムのアカウントを交換し合い、継続的な交流を約束していました。
11月14日(木)、「観光サービス実践入門」(島田勝也先生担当)において、株式会社フロッサ代表取締役の今井恒子氏を特別講師としてお迎えしました。今井氏は『ウミンチュの娘』(2012年、角川書店)の著者としても知られています。
講義はアールディ・フィールズ沖縄代表取締役社長の宮城敦氏によるトークセッション形式で進行され、今井氏の魅力的な人柄が存分に引き出される内容となりました。
今井氏は漁師の父を持つ家庭で育ち、14歳の時に父がダイナマイト漁法で逮捕されたことで生活が一変した経験を語られました。この出来事をきっかけに、後に『うみんちゅの娘』として出版することを決意されたとのことです。
学生たちへ向けては、「小さい夢でも大きい夢でも必ずかなう」「夢は口に出すことが大切」といった心強いメッセージを送られました。また、諦めない姿勢や挑戦することの大切さ、ネガティブな出来事をいかに早くポジティブに切り替えられるかが重要であり、それを習慣づけることの大切さについても語られました。
質疑応答では、学生から「女性の働きやすさ等の変化は実感しているか」「経営者として大事な人間力とはどんなものか」といった質問が寄せられ、女性活躍に向けては「手に職をつける」「資格をとる」ことの重要性や、自信がつくことで輝いてくることなどについてお話しいただきました。
有意義な講義となり、学生たちにとって大きな学びの機会となりました。
11月9日(土)、那覇市議会議場において「若者ミライ議会」が開催されました。この取り組みは、1年生の必修科目「問題発見演習Ⅱ」の一環として実施されたもので、国際コミュニケーション学科の1年生約70名が参加しました。学生たちは9月から準備を重ね、10月16日には「ワールドカフェ」にて那覇市議会議員の皆さんと意見交換を行い、提案内容を深化させました。議会当日は、緊張感漂う議場において、各チームの発言者たちが本会議さながらの形式で答弁を含め7分以内の質疑応答に臨み、これまでの議論を踏まえた提案を行いました。
実際に議場で発言を行った学生からは「7分という限られた時間の中で緊張したが、丁寧に答えてくださり、那覇市の現状をよく理解することができた」「人生であるかないかの貴重な経験だった」、議場で着席者として参加した学生や傍聴席から議会を見守った学生からは「那覇市が様々な課題に取り組んでいることを直接聞くことができ、とても勉強になった」「発言者のみんなが堂々と意見を述べている姿はかっこよかった。自分ももっと積極的になりたいと思った」といった声が上がりました。
今回の模擬議会は、若者の視点で那覇市の課題を考え、実際の議場で政策を提案するという非常に貴重な機会となりました。政治や行政を身近に感じられるようになった、那覇市の取り組みについて具体的に知ることができた、という声も多く、学生たちの地域への関心を高めることに繋がったようです。
11月9日(土)、卒業論文中間発表会が開催され、9名の4年生が参加しました。テーマは沖縄の言語や文化、ポップカルチャー、ジェンダー、福祉、教職関係等多岐にわたったものでした。参加者たちは緊張の面持ちで発表し、副査やその他の先生方のコメントを熱心にメモしていました。卒論完成まであとわずかですが、頑張ってください!
天野ゼミ(専門演習b, d)ではベトナムの中部、ダナンにあるズイタン(Duy Tan)大学の日本語学部4年生とCOIL(Collaborative Online International Learning)を実施します。11月7日は初回授業。お互いの都市や大学の紹介をした後、これから作業を行うグループに分かれて自己紹介などを行いました。今後約3週間にわたって、各グループは授業外にミーティングを行って各都市の観光の状況について知識を共有し合い、課題の解決についてまとめて月末に発表を行います。
11月3日、4日第65回沖大祭が開催されました。国際コミュニケーション学科からは、
〇末吉ゼミの「International Cafe」(カラフルなシロップ入りのイタリアンソーダ、フランスのフロランタンクッ キーとオートミールレーズンクッキー、
台湾の小籠包とちまき、「台湾の星」とのコラボ商品のジーパイ+冬瓜茶)
〇天野ゼミ有志+ベトナム出身留学生の「タハニャ」(ライスペーパーを使ったBánh tráng nướngとピーチティー)
〇中国語サークル「好好」の「好好商店」(手作りの牛乳糖というお菓子と手作り雑貨)
〇八重山出身学生たちの「やいま 八重山そば」
〇有志学生のボードゲーム体験コーナー
が出店しました。天候にも恵まれ、たくさんの皆さんに楽しんでいただくことができました!ご来店・ご購入いただいた皆さん、本当にありがとうございました。
また、実行委員やステージ参加などでも国際コミュニケーション学科の学生の参加が多数見られました。
10月25日(木)に英語科指導法 I(4年生対象) と、英語科教科法 II (3年生対象)合同で授業を開催しました。この合同授業では、夏休みに教育実習を体験した多宇諒真さん、比嘉琉空さん、上原一桃さんを講師としてお招きし、教育実習での体験談を共有していただきました。
それぞれの体験談では、模擬授業と実際の教育実習での授業の違いや難しさなどが伝えられ、今後教育実習に行く後輩にどのような事を準備すべきかなど指導いただきました。また、それぞれの学校の特色や雰囲気であったり、生徒とのコミュニケーションの大切さなども共有されました。実際に使用した教案とワークシートを配布し、文法や語彙の定着化に役立ったゲームなどの小道具も持参し、後輩にとってはとても意義のある講義内容でした。
JOCA Facebookで沖大での講義を発信
前期の『沖縄発!国際協力実践入門』では、海外で国際協力の活動してきた我々と
世界共通の信頼関係づくりのコツについて学び、
沖縄の地域課題解決の企画作りに挑戦しました。
今年も浦添市の仲間地域の協力を得ながら
実施させていただきました
..
後期は、『沖縄発!国際協力実践演習』として
前期で学んだ知識や企画を活かして、
実際に沖縄の地域課題を解決するプロセスを
体験してみよう!という内容です。
まずは、企画作りをする前に
地域の方へインタビューを行いました
仲間自治会会館におじゃまして
現自治会長や元自治会長、
浦添市子ども育成連絡協議会会長に
ご協力していただき、お話をききました。
仲間地域に長く住み、
積極的に地域で活動していることもあり、
この地域の特性や魅力、自治会の課題
拝所や史跡、観光地に至るまで
学生たちからの幅広い質問にすべてお答えいただき、
大変充実した時間となりました。
ご協力ありがとうございました!
今日のインタビューをもとに
来週は地域のフィールドワークを実施します。
自分の興味を持ったテーマを元に
それぞれお「街歩きMap」を作成します。
どんなアイデアがでるか楽しみです♪
(JOCAのフェイスブックより 10月23日)
今月はベトナム料理「バインクォン」
国際交流室の主催でほぼ毎月行われている留学生による「国際交流料理教室」。10月23日に開催された今回の料理教室は、前回の韓国料理に引き続き、国際コムの留学生・ジャハンさんとホーチミン師範大学からの交換留学生・タオさんとニャンさんによるベトナム料理教室が開かれました。
メニューはベトナムでは屋台料理として広く親しまれ、特に南部のホーチミン市では朝食として食べられている「バインクォン」。米粉でできた蒸した生地の中で、塩少々、砂糖と大量のコショウで味付けをした豚肉のミンチとキクラゲで作った具材を巻き、モヤシとフライドオニオンを添えて、さらに甘辛いソースを掛けたものです。
中国や台湾、マレーシアからの留学生や教職員らも参加し、楽しい料理教室になりました。
~ 末吉ゼミ ~
10月21日、問題発見演習II(末吉ゼミ)は、今後開催されるビブリオバトルとブックレポートのための本を選ぶために、ジュンク堂那覇店で、「本の選び方」を学びました。
ジュンク堂那覇店のエグゼクティブ・プロデューサーの森本氏が丁寧にスライドを使い、1960年代からの読書の傾向や本屋の役割の推移など詳しく講義。「本ばなれ」が進む大学生の世代の方にも手に取りやすいおすすめの本を紹介してもらったほか、「本を読む」という構えた態度ではなく、「自分の悩みを詳しい本の力で解決する」という軽い気持ちで本を手に取ってほしいということが伝えられました。
また、ベストセラーの本は必ずしも小説ではなく、「how to」ものや、絵本など多岐にわたること。最近話題の本や、沖縄関連の小説、大谷翔平選手が読んでいた本、またYouTubeより書籍化された本なども紹介されました。説明を聞いた学生は、そのあと自分が読んでみたい1冊を選びました。
基礎演習II(末吉ゼミ)は、10月20日(日)、管理指導員及びボランティアガイドとめぐる識名園ツアーに参加しました。
ツアーでは、文化財である識名園の歴史的・文化的背景を学び、この施設が琉球王朝時代にどのような役割をしていたかということを
学びました。
今後学んできた情報を英語でPRできるように、取り組んでいきたいと思っています。
10月19日(金)、末吉ゼミは那覇市観光協会で2024年度前期の活動の報告を行いました。それぞれの班が2023年度の活動を引き継ぎ、さらに内容の充実などを目標にし、活動してきたことを説明しました。
Instagram チームは取材した飲食店に加えて、バスターミナルで取材をし、バスの乗り方や観光客向けの定期ツアーバス等の紹介もしました。また、さらに観光客に役立つ情報として、Okicaの購入の仕方や待合室等のサービス、空港の取材では、国際便をつかんと観光客がタクシーやバスに乗るまでの導線を、インスタのリール風に紹介したことが報告されました。
HP班は2023年度に立ち上げたホームページの内容を強化するべく、さらに情報提供する他、空港で取材し外国人の観光客がゆっくり過ごせる店舗をあらたに掲載したことが報告されました。
映像班は、沖縄の海を思わせる手作りのアート制作を実際に体験して作成した映像、また那覇の街並みや風景を撮った映像を紹介しました。
Mapチームは、去年の壺屋のマップに加え、首里周辺のマップを作成しました。このマップは首里まちづくり研究会でも報告され、今後の取り組みを協議したことが報告されました。
那覇市観光協会の担当者の方々からは、それぞれのチームが観光客に役立つ情報の発信になっていると感想いただき、さらに内容を深めるためのアドバイスもいただきました。また、マップのシリーズ化には期待を寄せていただいているようでした。
2024年10月16日(水)、那覇市議会との共同事業として「那覇市の未来共創ワールドカフェ(模擬議会ワークショップ)」を開催しました。この取り組みは、国際コミュニケーション学科の「問題発見演習Ⅱ」(1年次ゼミ)の一環として実施されました。
本イベントは、学生が那覇市の抱える問題を発見し、その解決方法を検討・提案することで、より良いまちづくりを目指す取り組みです。ワールドカフェ形式を採用し、10のテーマに分かれたグループで、学生たちは事前に選んだテーマについて市議会議員と直接対話しました。この意見交換の中で、学生たちは自らの視点で地域の課題を捉えてアイデアを提案し、議員の方々から助言やフィードバックをいただくことで、より現実的で効果的な解決策の検討を行い、来月のミライ会議のための「発言通告書」の作成を進めました。
本ワークショップでの成果は、2024年11月9日(土)に那覇市議会議場で開催予定の「那覇市ミライ議会(模擬議会)」にて発表されます。学生たちは実際の議場で、自分たちの提案を発表する貴重な機会を得ることになります。
洪ゼミは、9月7日から9日まで「2024年度琉球弧研究支援プロジェクト」課題遂行のために宮古島に行きました。洪ゼミのゼミ生たちは全員地域研究所に研究課題を応募して採用されており、現在、戦時中の食べ物研究、沖縄の音楽研究、沖縄そばの文化的要因研究、貧困問題、ハンセン病問題の5つのテーマに取り組んでいます。夏休みを利用し、それぞれの課題の調査を宮古島で行いました。
宮古島では戦時中、食糧に困っていた朝鮮人「慰安婦」たちも存在しており、地域住民に目撃されています。宮古島の「慰安婦」のための碑の追悼式にも参加。戦前の記憶を持つ証言者に、戦時中の食べ物を聞き取り調査しました。ハンセン病関連では「南静園」に訪問し、地域の方と食事を共にしながら交流をしました。その他、宮古島の古い井戸や澄み切った海などを見ながら、学習しました。
英語コミュニケーションコースの学生たちが地域の中学校で英語の教育実習を行っている様子です。
4年次の上原一桃さん(実習先:小禄中学)、多宇諒真さん(実習先:白保中学)、比嘉琉空さん(実習先 :南風原中学)の3名が実習に参加し、先生方のサポートのもと、熱心に実習に取り組みました。これまで得た授業での知識をもとに、生徒たちとのコミュニケーションを大切にしながら、のびのびとした授業を展開していたそうです。この教育実習は、学生たちが実際の教育現場で経験を積む貴重な機会となっており、後輩たちも先輩の活躍を目にして大いに刺激を受け、来年の自身の実習に向けて意欲を高めています。
実習受入校の先生方、ご指導本当にありがとうございました。
王志英先生とゼミのメンバー4人と長崎の大学生13人が福建省・厦門市の招待を受け、9月2日から7日まで、厦門市各地を回りました。
帰国した学生たちは「現地に足を運び、歴史、文化、食を肌で感じることで、日常で
は学べないことや感じられないことを体験することができ、大変貴重な経験になった。6日間の中で集美大学の学生さんや現地の方々と交流する機会が多く、人と人との繋がり、絆を大切にする中国人の人間関係の築き方を実感することができ、とても印象的だった。また、今回のプログラムの中で食べたご飯はどれも美味しく、感動しました。日本食との違いはもちろん、中国国内でも味付けや食べる物の違いを今回気づくことが出来ました」と厦門市の好意に感謝していました。
日 程
9月2日(月)
19:10-21:30那覇空港発→上海浦東空港着
22:45-24:45上海浦東空港発→厦門高崎国際空港着
25:30宿泊ホテル到着
3日(火)
09:15筼筜書院へ
09:30交流団アイスブレーク
10:30筼筜書院、筼筜湖見学
12:00昼食
13:30「厦門海上世界」見学、厦門港と厦門クルーズ母港見学
15:00集美大学見学、交流会
18:00夕食会
19:30ホテルに戻る
4日(水)
08:30厦門から漳州へ
09:50南山文化生態園見学、都市公園建設について見学
10:50都市展覧館見学、漳州の都市計画について見学
12:00昼食
13:30漳州古城散策、伝統建築の保護成果について見学
15:30「天宝香蕉海」見学
16:30華安県へ
18:00夕食
19:30ホテルチェックイン
5日(木)
10:00「華安官畲」景勝地見学、少数民族の歴史と文化について見学
11:30製茶企業見学、茶産業の発展状況について見学
13:00昼食
14:30二宜楼見学、世界遺産「土楼」巡り
16:00漳州から厦門へ
19:30中山路商店街散策
6日(金)
10:30鼓浪嶼見学
13:00昼食
14:00厦門市博物館見学、中華伝統文化体験
16:00厦門高崎空港へ
18:30厦門高崎発→上海浦東空港着
7日(土)
10:50-13:30上海浦東空港発→那覇空港着
一年次対象の全学共通科目Basic Englishでは、 できるだけ辞書を使わず大量の英語の洋書を読んでいく取り組みを全クラス
共通の取り組みとして行っています。
2024年度前期の伊藤丈志先生クラスでは、本学図書館にある約5000冊のGraded Readersといわれるレベル別に分かれた洋書を各自が好きに選んで読んでいくという取り組み行っています。その一貫として、授業内でCurious Georgeという、日本では『おさるのジョージ』として知られている絵本シリーズを読んでいくプロジェクトを行いました。
競技方法はまず各自が気に入ったものを3冊選出し、特に一番気に入った作品についてはあらすじ、キャッチコピー、紹介文、感想文を記した洋書ポップを作成し、受講生全員が上位3人を選び、1位3点、2位2点、3位1点で集計した結果、以下の4人が上位4人となりました。
第1位 西銘 楓さん (25点)国際コミュニケーション学科
第2位 宮城 静瀬さん (17点)管理栄養学科
第2位 譜久島 隆太さん(17点)こども文化学科
第4位 小渡 麻珠美さん(15点)福祉文化学科
国際コミュニケーション学科1年次の西銘楓(にしめかえで)さんは学期中熱心にgraded readersや英文日記などに取り組み、自身の英語力がアップしていることを実感したとのことで、7月に行われたアチーブメントテストでもクラスで一番の成績アップを記録しました。洋書ポップでは、あらすじ、推薦文を書いた吹き出し部分をピザ生地にしたりと工夫したとのことです。今後もCAを目指して、英語学習に取り組んでいきたいとのことです。西銘さんの作品の他に評価の高かった洋書ポップは夏休み中に図書館の「外国語レベルアップコーナー」に展示予定です。
1位に輝いた西銘さん
8月3日(土)に今年度第2回目のオープンキャンパスが行われました。末吉先生(英語)と洪先生(韓国語)の模擬授業、学科案内、個別相談など盛りだくさんの内容で、100人近くの高校生や保護者の方にご参加いただきました。
「英語観光通訳入門」の最終授業のフィールドワークについて、授業を担当されている、沖縄通訳案内士会の國場聖子先生とマーシュゆかり先生からいただいた報告をご紹介します。
7月24日(水)は首里城を英語でガイドするフィールドワークを行いました。学生たちは事前に案内する担当を決め、授業で習った沖縄の誇れる文化・歴史を海外観光客に伝えるための工夫を入れながら、日本語と英語でスクリプトを作成。講師による個別添削指導を受け、発表の練習を積み重ねた上でフィールドワークに参加しました。当日は発表中の学生の声を聞く外国人観光客もいたそうです。
7月22日(月)の5時間目、全1年生が参加して「ぺちゃくちゃ」プレゼン大会の決勝大会が本学同窓会館で行われました。
出場者は1人病欠のため欠席して9人。「問題発見演習Ⅰ」の5クラスで行われた予選の1位と2位が決勝に進みました。ルールは20秒のスライド15枚を自動でページ送りしんがら5分間発表するというもの。2回目となる今年の大会は昨年にも増して高いレベルが印象的でした。
採点は来場者がQRコードを使ってSLIDOに上位3人を投票するという方式。「カラオケで高得点を取る方法」で美声を披露した伊禮さんがみごと優勝を勝ち取りました。2位は自分の好きなハンバーグについてのうんちくを語った福光君。3位は同点で金城さんと與那嶺さん2人が入賞しました。
【結果】
1位:伊禮帆乃花「カラオケで高得点を取る方法」(渡邉ゼミ)
2位:福光クラレンス明「ハンバーグに関して」(天久ゼミ)
3位:金城妃呂「マブイグミ」(渡邉ゼミ)
3位:與那嶺 悠「岩井俊二 監督作品の魅力」(伊藤ゼミ)
入賞した4人
左から伊禮さん、福光くん、金城さん、與那嶺さん
入賞者のパフォーマンス
決勝出場者
優勝 伊禮 帆乃花
「カラオケで高得点を取る方法」
2位 福光 クラレンス 明
「ハンバーグに関すること」
3位 金城 妃呂
「マブイグミ」
3位 與那嶺 悠
「岩井俊二 監督作品の魅力」
教育のデジタル化が推進され、小中高の学校現場で電子黒板やデジタル教科書の導入が進んでいます。沖縄大学の複数の教室には電子黒板が設置されており、電子黒板やデジタル教科書を用いた模擬授業が可能です。この日は4年生の上原一桃さんが電子黒板を使って効果的な授業を行っていました。
6月29日(土)に今年度第1回目のオープンキャンパスが行われました。高校生やご父兄の参加人数は約50人。13時から2回学科紹介が行われた後、14時5分から約1時間、スタッフと全教員による学科タイムが開催されました。
本館の大教室が埋まる盛況でした
教員11人が全員参加
6月20日、JICA沖縄国際協力推進員の本間さんをお招きし、ハラルフードについてのワークショップを行いました。参加者は天野ゼミと渡邉ゼミを中心とした学生たちです。
短編映画「やぎの散歩」の導入から、当たり前だと思っている食文化について考えた後、ムスリム(イスラム教徒)の食についての説明を聞きました。説明をもとに、身近なお菓子の中からムスリムの方もOKなものを選んでいくビンゴゲームに挑戦。どのグループも熱心に原材料表示を見ながら、選別を行っていました。今回得た知識は、地域に住む外国人との共生を考えるうえで、中国語の観光案内の作成のうえで、大いに参考になりそうです。
24年度に開講された、韓国の政治・経済・文化を学ぶオムニバス講義「韓国事情」(コーディネーター:洪玧伸先生<国際コミュニケーション学科准教授>)の様子を紹介します。6月5日の担当は金蘭姫先生(福祉文化学科准教授)で、「韓国の伝統的な遊び」をテーマに少し変わった講義が行われました。
講義では、片足立ちになってバランス感覚を競う「タクサウム(鶏戦)」と、穴のある小銭を紙や布で包んで羽を作り空中に蹴り上げる遊び「ジェギチャギ(蹴りあげる遊び)」を体験しました。どちらのゲームも韓国で最もポピュラーな伝統的遊びです。ジェギという道具を協力して作ったり、実際に体を動かしたりしながら、韓国文化を学ぶことができました。
洪ゼミでは朝鮮と沖縄の関係をテーマにフィールドワークを実施しています。6月8日は、「沖縄の中の朝鮮の息吹」をテーマに朝鮮と琉球の関係史跡や博物館を訪ねました。(琉球に焼き物の技術を伝達したとされる張献功屋敷跡や、高麗瓦が残されている壺屋博物館や浦添ようどれ館等)。
沖縄県立博物館では万国津梁鐘や朝鮮の古地図(海東諸国紀)に琉球がどのように描かれているかを確認しました。また、浦添ようどれ尚寧王の墓や、近くに眠っている沖縄学の父伊波普猷の碑を訪ね、琉球処分以降の琉球の歩みや沖縄戦へ繋がる沖縄の差別とは何かを学びました。さらに、前近代から沖縄戦へ繋がる歴史の歩みを嘉数台の「青丘之塔」の前で朝鮮人軍夫や慰安婦の歴史を学び、ともに考えました。
今回のフィールドワークは、沖縄県日韓親善協会の後援や、大韓国民民団沖縄本部の協力のもとで実施されており、朝鮮と琉球関連の史跡はもちろん、壺屋博物館・沖縄県立博物館・ようどれ館といった三つの博物館を訪ねる形で行われました。全体コーディネーターは日韓親善協会理事長であり、沖縄大学元常務理事の真栄里泰山先生。真栄里先生は那覇市史編さん室、那覇市企画部長など、那覇市の歴史や文化遺産の歴史的位置づけや保存運動に深くかかわってこられました。
浦添ようどれ館
浦添ようどれ尚寧王の墓前
沖縄大学の日本語教員養成課程は、近隣の日本語学校の協力を得て運営を行っています。
5月30日「日本語教育実習Ⅰ」の受講生は那覇市の「ライフジュニア日本語学院」さんにて、多国籍の学生たちが学ぶ初級クラスを見学させていただきました。これまでいくつか授業の様子を撮影した動画を見たことがありましたが、日本語学校訪問は初めて。教室の雰囲気や学生の様子、担当される先生方のコントロール等、教室に入ってみなければわからない発見がたくさんありました。今後の模擬授業・実習にしっかり活かしていきます!!
5月17日、新入生歓迎スポーツ大会が開催され、ドッチビーと呼ばれるスポーツで競い合いました。国際コミュニケーション学科からは、末吉ゼミ(専門演習a・c) 、天久・Michellゼミ(専門演習a・c) 、天久ゼミ(基礎演習Ⅰ) 、洪ゼミ(問題発見演習Ⅰ)、 天久ゼミ(問題発見演習Ⅰ)、渡邉・伊藤・渋谷ゼミ(問題発見演習Ⅰ)がエントリー。天久ゼミ(専門演習I)と末吉ゼミ(専門演習 a c)は大健闘し、末吉ゼミは、天久ゼミ協力のもと3位になりました。
入賞おめでとう!!
ホンゼミ(専門演習a, c )では、学部論文を書く学生を対象に、図書館レポート相談室の浜川智久仁先生による特別講演会を実施しました。(5月11日土曜日)小論文の書き方のポイント、レポートと論文の違いや、論文資料の探し方の他、先行研究をまとめるための基本過程として読んだ文書を要約する練習をしました。
2024年5月2日(木)2限目、NGO/NPO論の講義において、フィリピンのネグロス島にある中央フィリピン州立大学ビクトリアス市校の学生と受講生が交流会を行いました。
交流会では、アイスブレイキングとして、お互いの学校・学部の紹介を行いました。次に、沖縄大学の学生から、沖縄とフィリピンとのつながりをテーマにしたプレゼンテーションを行ったのち、交流時間として、ジブリとお菓子についての紹介を行いました。短い時間でしたが、同世代を生きるフィリピンの若者とのオンライン交流を通じて、国際的な場の経験を積むことができたのではないかと考えています。
沖縄大学についてのプレゼンテーション
沖縄とフィリピンとのつながりについての
プレゼンテーション
ジブリとお菓子についての紹介
4月3日朝に台湾で発生した大地震の影響を受け、沖縄にも津波警報が発令され、予定していた新入生宿泊オリエンテーションは急遽中止せざるを得ませんでした。
しかし、在校生スタッフや先生方の協力の下、履修登録を全員完了させ、予定していたオリエンテーションも大学の体育館や本学別館であるアネックスの講堂で実施!
バーベキューの肉約100人分もスタッフ全員で焼き上げて、日程を無事終了することができました。
1日目
2日目
2日目
【日程】
4月3日(水)
オリエンテーション、履修登録、アクティビティー
4月4日(木)
9時:アネックス・エントランス集合
9時~10時半:アネックスにてアクティビティー
10時半~11時:国場キャンパスに移動🚶
11時~12時:オリエンテーション/履修登録
(この間に教員とスタッフ数名が調理室で調理の準備)
12時~13時30分:焼肉パーティー🍴
13時30分~14時:片付け → 解散