学生生活を始める前に

充実した大学生活を送るための注意・留意事項です。

大学生活が始まる前に、必ずご一読ください。

*保護者の皆様もぜひご確認ください。 

通学方法 自動車通学・バイク・電動キックボードでの通学は禁止

通学には自転車・徒歩またはバス・電車等の公共の交通機関を利用して下さい。

自動車通学、バイク、電動キックボードでの通学は禁止です。

近隣での迷惑行為は、懲戒処分の対象となります。 

また、京都市・京都府では、自転車保険の加入が義務となっております。

入学前に、加入状況を必ず確認してください。


通学ルール・駐輪場の場所等については、以下のウェブサイトに詳細を記載しております。

必ず確認してください。

【重要】通学ルール

経済面 ー大学生はお金がかかる

大学生活において、下宿する場合は住居費(家賃)の支出に占める割合は一気に高くなります。

京都における1カ月の平均生活費は、下宿する場合、住居費を含めて12万円程度といわれています。

学費の他に制作材料費、研修費、食費、娯楽費等の費用も計算しながら、各自で十分に計画性のある経済設計を立てましょう。

生活上での困りごと・トラブル

不審者・ストーカー・一人暮らしでのトラブルなど、学生生活を送るうえで困ったことがあれば、教学事務室 学生生活窓口に相談してください。

●教学事務室 学生生活窓口:人間館1階  直通電話 075-791-9165

学生支援センター  ー心身の健康のサポート

「学生支援センター」は、「健康支援室」「学生相談室」「UDL(Universal Design for Learning)推進室」という、3つの室(機能)からなるセンターです。

学生支援センターには看護師、保健師、カウンセラー(臨床心理士/公認心理師)、心理支援コーディネーターが常駐し、学生の皆さんの心身の健康管理をお手伝いします。 

特に具体的な相談がなくても、学内で少し一人になりたいとき等にご利用いただける「フリールーム」もあります。申し込みは不要ですので、気軽にご利用ください。


身体の健康に関すること−「健康支援室」

定期健康診断、健康に関する相談や応急処置、体調不良時の休養などを行っています。

校医(内科医・精神科医)による健康相談も行っていますので、希望される場合は学生支援センターまでお問い合わせください。


 

心の健康に関すること−「学生相談室」

カウンセラーが一対一でお話をお聴きします。大学生活における心配事、対人関係の悩みや自分の性格についてなど、どんなことでも気軽にご相談ください。

相談内容が学生支援センターの外部にもれることはありませんので、ご安心ください。

 

*相談申込方法

下記のURLより初回面談の申し込みをしてください。

https://forms.gle/SJXUzam3XDGbtAvA8

上記のフォームを利用するには大学より与えられたGoogleのアカウントが必要です。取得がまだの場合できていなくても申し込みはできますので、学生支援センターまで電話かメールにてお申し込みください。

 


障がいを理由とする修学上の困りごと−「UDL推進室」

本学では、障がいや疾患のある学生が他の学生と同様に学ぶことができるよう、授業参加を中心とした修学支援を行っています。

支援は学生本人からの支援申請に基づき、UDL推進室が所属学科等の関連部署と連携しながら支援内容を検討します。

障がいや疾患により修学上の支援を希望する場合は、所属する学科もしくはUDL推進室にお問い合わせください。
※詳細は大学HP在学生専用サイト内の『障がい学生支援について』ページをご覧ください。


 

*相談申込方法

下記のURLより初回面談の申し込みをしてください。

https://forms.gle/2U2qzibHZXCbjtE8A

上記のフォームを利用するには大学より与えられたGoogleのアカウントが必要です。取得がまだのできていなくても申し込みはできますので、学生支援センターまで電話かメールにてお申し込みください。



学生支援センター:人間館地下一階

 電話:075-791-9343

 メール:shien@office.kyoto-art.ac.jp 

なんでも相談メール

「どこに相談したらよいのかわからない」「誰にも話せていなくて困っていることがある」このような場合は、「なんでも相談メール」を利用することができます。

「なんでも相談メール」に寄せられた相談に対して、問題の整理や解決に向けたアドバイスの返信や、相談内容によっては適切な相談窓口を紹介します。


●なんでも相談メールアドレス: soudan@office.kyoto-art.ac.jp 

※窓口時間内で対応しますので、返信に時間がかかる場合があります。


なお、「なんでも相談メール」以外にも、教学事務室や学科研究室などに直接相談する方法もあります。目的別に相談窓口を設けていますので、各窓口へお問い合わせください。

●各種お問い合わせ先はこちら

成人年齢の引下げについて

ご存知の通り、成人年齢が2022年4月から18歳に引き下げられています。

成人になると、親の同意を得なくても、自分の意思で様々な契約ができるようになります。 また、親の同意を得ずに契約してしまった際に、その契約を取り消すことができる「未成年者取消権」が行使できなくなります。

契約の知識や経験をほとんどもちあわせていない、高校を卒業して間もない方が多い新入生の皆さんは、消費者トラブルに遭いやすくなります。また、このことを悪用し、社会経験に乏しく、保護がなくなったばかりの大学生を狙った悪質な業者もいます。

◎少しでも迷ったり内容がよくわからないときは、その場で契約しないようにしましょう。

◎不安な場合はすぐに家族や周囲に相談しましょう。

 

もし消費者トラブルに巻き込まれた場合、困ったことが起きてしまったときには 

(近くの消費生活センター等の 消費生活相談窓口を案内するサービスです。)

 

■成人になってできること、できないこと

成人になると多くのことができるようになります。また一方で、成人となっても20歳 まではできないこともあります。

<18歳(成人)になったらできること>

・親の同意がなくても契約できる

*携帯電話の契約

*ローンを組む

*クレジットカードをつくる

*一人暮らしの部屋を借りる など

・10年有効のパスポートを取得する

・公認会計士や司法書士、医師免許、薬剤師免許などの国家資格を取る

・結婚(女性の結婚可能年齢が16歳から18歳に引き上げられ、男女とも18歳に。)

・性同一性障害の人が性別の取扱いの変更審判を受けられる

 ※普通自動車免許の取得は従来と同様、「18歳以上」で取得可能

<20歳にならないとできないこと

・飲酒をする

・喫煙をする

・競馬、競輪、オートレース、競艇の投票券(馬券など)を買う

・養子を迎える

・大型・中型自動車運転免許の取得


【参考】 

・成年年齢引下げ特設ウェブサイト「大人への道しるべ」

 https://seinen.go.jp

・成年年齢引下げに向けた高校生向けリーフレット「18歳を迎える君へ」

 https://www.moj.go.jp/content/001378701.pdf

・成年年齢引下げに関するパンフレット

 https://www.moj.go.jp/content/001300586.pdf



犯罪・トラブルー日常にひそむ悪意と罠

4月からの新生活の隙間につけ入るかのように、社会には学生を狙ったさまざまな落とし穴が待ち受けています。十分に注意しないと、学生生活だけでなく、人生そのものを崩壊させてしまうことにもなりかねません。

※大学HP在学生専用サイト内の『トラブル防止』ページでも、トラブルに遭遇してしまったときの対処方法や情報についてご案内しています。



!薬物(ドラッグ)はゼッタイダメ!

薬物乱用の現状は、覚せい剤、大麻だけでなく、MDMA(錠剤型合成麻薬)、危険ドラッグなど、多様化が進んでいます。また、10代20代を中心とした若年層への乱用拡大が顕著となり、危ない薬物というよりもファッション感覚で手を出してしまう等、大変憂慮すべき状況になっています。薬物乱用のおそろしさは、単に乱用者自身の精神や身体上の問題にとどまらず、家庭の崩壊、悲惨な事件の原因にもつながります。たとえ1回の使用であっても乱用になり、れっきとした犯罪です。薬物乱用が犯罪であると理解し、誘われても断固として断ることが必要です。「面白いクスリがある」「みんなやっているよ」「一回だけなら大丈夫」「痩せられるよ」などのような誘いには絶対に乗らない、無責任な噂に惑わされないようにしましょう。


!悪質商法には要注意

言葉巧みに消費者を勧誘し、不当に高額な商品やサービスを売りつける販売方法のことをまとめて悪質商法と言います。悪質商法であるかどうかの見極めは非常に難しく、様々な方法で言葉たくみに勧誘してきます。

街頭でのアンケートや訪問販売、電話での勧誘も悪質商法である場合があり、また知人・友人からも勧誘を受けることがあるかもしれませんが、不審に思ったらあいまいな態度をとらず、ハッキリと断りましょう。

●「おいしい話」や「甘い言葉」はまず疑う。署名や捺印、メールアドレスなど個人情報は、特に慎重に扱いましょう。

●入会等は、その場で判断せずに家族や知人にまず相談してから決めるようにしましょう。


!名前を隠して勧誘活動を行っている団体等には要注意

大学のキャンパス内やその周辺で、「サークル」や「イベント」に誘ったり、連絡先を聞いてきたり、集会等に誘ってくる宗教団体があります。このような勧誘をする団体は、警戒心を抱かせないために、宗教名や組織名などは明かさずに、学生同士の交流や音楽・スポーツ・ボランティアなどという名目で、イベントやサークル活動と称して勧誘を行うため、本人が気づかないうちに取り込まれ、マインドコントロールをされてしまうことがあるとされています。

このような団体に入会すると、あなたの時間が奪われ、精神的・肉体的・経済的にも大きな負担となり、学生生活が台無しになってしまいます。

勧誘を受けたときは、毅然とした態度できっぱりと断り、決して連絡先や住所を教えないように注意しましょう。

また、このような経験をした場合は、すぐに近くの教職員又は教学事務室 学生生活窓口まで連絡してください。


!SNS等に関する注意

SNS(Facebook、Twitter、LINE等)はとても身近で便利な反面、リスクも存在します。

安易な気持ちで知り合いに向けて発信した一言から、個人情報の流出、名誉棄損、犯罪への関与の疑いがかかったり、トラブルになることもあります。情報発信を行う際は、その情報発信が社会に対し少なからぬ影響を与えることを十分に認識し、また閲覧者に誤解を与えないよう、良識ある発言・投稿を心がけましょう。


!消費者金融・学生ローンには手を出さない

消費者金融・学生ローンは、学生でも簡単にお金を借りることができます。初めはごくわずかなつもりでも、金利が高いため返済額がどんどん増えていきます。その上、返済期限が迫ってくると切羽詰まって他の消費者金融からも借りることになりかねず、学生生活の崩壊につながります。消費者金融・学生ローンの利用は絶対にやめましょう!


!置き引きに注意!

大学構内において、財布や貴重品を鞄に入れたまま教室等を離れている間に、財布や財布の中の現金を抜き取られるという盗難被害が発生しています。短時間であっても、必ず貴重品は身につけて行動するようにしてください。

以上

新入生の皆さんが、一日も早く大学内外の環境に慣れ、落ち着いて制作や研究、課外活動に励み、豊かで充実した学生生活を送ることができるよう、教職員一同応援しています。
何かあれば、遠慮なく教職員に相談してください。