日程:2018年8月30日(月)13:00 - 31日(金)14:30 

場所:岡崎コンファレンスセンター 中会議室

主催:基礎生物学研究所 (共同利用研究 「研究会」) 

研究会は終了いたしました。


開催趣旨

本研究会では、再生の生物学者と異分野の研究者との交流、また、若手研究者の活性化を積極的にはかります。今回の第一回は、再生研究とゲノム科学等を駆使して多様な生物現象を解き明かそうとする研究との融合をめざします。再生現象の不思議を解き明かす研究、再生のみならずいろいろな生き物特有の不思議な生命現象や進化をゲノムから解き明かす研究、さらにはその融合にご興味のある方、ぜひ、ご参加ください。

研究会代表 鳥取大学医学部 竹内 隆

世話人

竹内 隆  鳥取大学医学部(代表)

梅園 良彦  兵庫県立大学大学院 生命理学研究科

田村 宏治  東北大学大学院 生命科学研究科 

亀井 保博  基礎生物学研究所 (所内対応・事務局)

( 事務局: imgmeet [at] nibb.ac.jp ) 


プログラム

8月30日(木)

12:30     受付(中会議室前)

13:00-13:10 開催挨拶 (代表 : 竹内 隆)

13:10-13:35           佐藤伸(岡山大学)

  両生類の再生システムは哺乳類でも共通なのか?

13:35-14:00           横山仁(弘前大学)    

  器官再生の原理をXenopusから探る‐なぜ両生類は皮膚や四肢を再生できるのか?‐      

14:00-14:25           田村宏治(東北大学)

  四肢・鰭再生における位置記憶

14:25-14:50           川上厚志(東京工業大学)

  完全な皮膚再生における上皮細胞の供給メカニズム

14:50-15:10           Coffee Break                      

15:10-15:35           尾崎克久(JT生命誌研究館)

  アゲハチョウの味覚から、本能の変化を読み解く

15:35-16:00           重信秀治(基礎生物学研究所)

  NGS時代の昆虫研究

16:00-16:25           國枝武和(東京大学)

 極限環境に耐えるクマムシの耐性戦略に迫る

16:25-16:45           Coffee Break                      

16:45-17:10           林利憲(鳥取大学)

 異分野の融合研究を可能にするモデルイモリ、イベリアトゲイモリの紹介

17:10-17:35           竹内隆(鳥取大学)

 再生できるできないは何が決めるのか? -心臓に注目して

17:35-18:00           山口智之(東京大学)

 異種動物体内での臓器作製

18:00-20:00           懇親会・ポスター発表  

 

8月31日(金)

8:30     開場

8:40-9:05            長谷部光泰(基礎生物学研究所)

 植物と動物の再生の相違点と類似点

9:05-9:30             杉本慶子(理化学研究所)

 植物細胞のリプログラミング - 転写とエピジェネティック制御 −

9:30-9:55             立花誠(徳島大学)

 哺乳類の性決定におけるエピゲノム制御の役割

9:55-10:15             Coffee Break                                                  

10:15-10:40           三浦正幸(東京大学)

 メチオニン/SAM代謝によるショウジョウバエ組織再生制御

10:40-11:05           二階堂雅人(東京工業大学)

 シクリッド(熱帯魚)の唇肥大化に関わる遺伝子メカニズム

11:05-11:30           入江直樹(東京大学)

 遺伝子の使い回しは進化にとって諸刃の剣か

11:30-11:55           亀井保博(基礎生物学研究所)

 様々なモデル生物種に応用可能な単一細胞/局所遺伝子発現顕微鏡法の原理と応用

11:55-13:00           Lunch     弁当配布(事前予約制)

13:00-13:25           牧野能士(東北大学)

 高い再生能力を持つ後生動物に特異的な遺伝子の探索

13:25-13:50           梅園良彦(兵庫県立大学)

 プラナリアの前後軸再生機構の解明

13:50-14:15           阿形清和(学習院大学)

 プラナリアのゲノム解析から見えてきたこと-苦労のあとには幸はあるのか!?-

14:15-14:25           閉会挨拶(世話人)

※関連イベント:イベリアトゲイモリを用いた生命科学研究のためのトレーニングコース


参加登録

ポスター発表ならびに聴講参加をご希望の方は、共通の参加登録様式(参加登録様式のDL)をダウンロードし、必要事項をご記入の上、事務局(imgmeet [at] nibb.ac.jp )まで送信ください。各締切時期を厳守のほどお願い致します。

送付先:事務局:imgmeet [at] nibb.ac.jp

なお、イベリアトゲイモリ実験技術トレーニングコース受講者は本研究会への参加登録の必要はありません。 


締切 

 ポスター発表:7月31日 

※ポスターボードサイズ:タテ型 90センチ×120センチ

 聴講参加:7月31日 

参加費等

参加費 : 無料

   その他の費用(飲食費)として

   ・茶菓子代 : 500円(ご参加の方全員にお支払いをお願いしています)

   ・懇親会費 : 3500円(8/30(木)一日目) 

   ・弁当代 : 500円(8/31(金)二日目) 

        *アレルギー等の対応はいたしませんのでご了承ください。

   (参加当日、受付にてお支払いください。 )

旅費の補助

旅費の補助はありません(招待者を除く) 

宿泊

今回の開催時期が夏季シーズンであり、各研究所で様々な行事が開催されております。このためこの期間の所内ロッジは空きがありません。申し訳ありませんが各自近隣ホテルのご予約をお願い致します。 

アクセス

受付・会場は岡崎コンファレンスセンターです。各方面からのアクセスは基生研HPにあります。