特別支援教育コース

多くの方からの「支え」


坂口達哉


 大学院に入学しあっという間に時間は過ぎ去っていきました。日本屈指の豪雪地帯である上越での大学院生活はとても有意義で学びのある時間です。私が充実した日々を過ごすことができたのも素晴らしい先生方や先輩方、同期であるストレート生や現職の先生方と出会えたからです。

 特別支援教育の知識がゼロの状態で入学した初めの頃は、日々の授業についていくことで精一杯でした。講義で学んだ内容が身についている自信がなく、周りの友人たちはどんどん先の世界に行ってしまうかのように感じ、このまま自分はやっていけるのかと考えたこともありました。そんな時に決まって行く場所が院生室でした。履修についての相談や進路、研究や日常生活でのちょっとした笑い話など不安を払拭させてくれる場所でした。気軽に連絡してほしいとお話してくださったアドバイザーの先生の支えもあったのは特別支援教育ならではだと思います。送り出してくれた家族への感謝を忘れず、さまざまな出会いを大切にしてこれから先も歩み続けたいです。