子宮腔内病変とは
子宮筋腫(粘膜下筋腫)、子宮内膜ポリープなどの子宮腔内病変や子宮奇形などは、子宮腔内の環境の変化やさまざまな症状をもたらして、妊娠、分娩に影響を及ぼすことがあります。
自然に妊娠して自然分娩に至るケースも数多くあるものの、不妊症になることもあります。子宮腔内病変が疑われる場合には的確な診断を行い、それぞれの病気に合った治療を選択して実施することが必要となります。子宮腔内病変の検索法には(1)経腟超音波検査(2)子宮鏡検査(3)MRI (4)子宮卵管造影があります。
子宮鏡とは
子宮鏡は、子宮頸管(子宮の入り口)と子宮の内腔を観察する内視鏡です。
子宮鏡検査は、月経終了後から排卵前まで、通常は月経5〜10日目に外来で行います。子宮の内腔に生理食塩水を注入して子宮腔を拡張して子宮内腔を観察します。子宮鏡検査は、病変の診断、その病変がどこにあるか、病変の数、子宮内腔への突出の程度などを把握することができます。検査終了後はそのまま帰宅が可能です。子宮鏡で病変が見つかった場合、数個の子宮内膜ポリープであれば静脈麻酔を使用して日帰りの手術が可能です。多発ポリープや粘膜下筋腫の場合は入院の手術となり、手術室にて子宮鏡下手術を行います。