不育症とは
3回以上流産を繰り返すことをいいます。妊娠した喜びから流産になってしまうことは1回でも相当なストレスがかかりますが、それが繰り返されると精神的にも相当な負担がかかります。
当院では不妊専門の臨床心理士相談日を設けています。ご負担を感じた時、ぜひ相談してください。
また、2回流産された方が何もしないで再度妊娠されたときの妊娠成功率は80~90%といわれています。ですから、希望をもってあきらめずに取り組んでいただければ、元気な赤ちゃんを生める可能性は大いにあります。
流産の原因は、60~80%は染色体異常などの胎児側の因子です。それらは繰り返されることが少ないといわれていますが、年齢とともに染色体異常などの胎児異常は増加します。
年齢別の流産率は平均で15%、35歳で20%、40歳で40%、42歳で50%といわれています。残りの母体側の因子として、自己抗体などの免疫異常や血液凝固の異常などがあり、それらは調べることが可能です。
当院で行っている不育症の検査は以下のとおりです。
当院で行っている不育症の検査
血小板凝集能検査
染色体検査
自己抗体検査(LAC、抗核抗体、β2GP1抗体、抗カルジオリピンIgG抗体、抗PS抗体、
抗PC抗体)
凝固線溶系検査(PT、APTT、フブリノーゲン、AT3、第XII因子)
子宮鏡検査
腹腔鏡検査など