まち猫フルネスオリジナルの猫シッター制度「猫の手当て」は、「預かりボランティア」にヒントを得た、限りなく譲渡に近い制度。
お預けする猫のお名前も付けて家族同様に迎えていただきますが、基本的には一生を共にする譲渡先を募集しているステイタス(応相談)で、「わたしたちと責任を分け合って」お預けする、多くの方に関わっていただくことを目的としています。
猫にとって特定の人からの愛情を感じることは人間に対する信頼につながり、人も猫との暮らしで得られる心の落ち着きや笑いは、癒しとなります。年齢や健康状態、ライフスタイルで対象外となるけど猫と暮らしたい、そんな方に向けた、シニア層の多いこの地域ならではの仕組みです。
①公式LINEもしくはメールにて「猫の手当て希望」の旨メッセージをしてください
環境をお聞きし、可能となれば要件の確認(どんなタイプの猫と相性がよいかなど)こちらからもおススメさせていただきます
②マッチングの確認のためのトライアル(1週間)
③トライアルで問題がなければ「猫の手当て」契約
賛助会員の申込はこちら
ワクチン接種を含む管理費はこちらから
猫と暮らすと、知らず知らずのうちに癒されほぐされていると気づきます。
のんきなしぐさにふと笑わされたり、疲れた時にそっと傍にいたりするマイペースな猫。
「ちょっとした手当て」の効果を、より広いたくさんの方にお届けしたい。
そんな思いで生まれた制度が、猫シッター制度「猫の手当て」です。
ここ徳島県三好市は、特にシニア層の多い地域。
譲渡の条件に年齢制限がありますが、必要なときは猫が帰省できるほか、猫との暮らしをサポートするコミュニティを設けたシニア向けのコースも。
この地域ならではの、まち猫フルネスオリジナルの制度です。
保護猫を譲渡するための設定は全国的にどこでも似た設定になっており、そこには年齢制限や生活スタイル、家族構成などさまざまな条件があります。
・年齢が60~65歳以上の場合:猫の寿命は15~20年とも。最後まで面倒を見る可能性が低い場合は譲渡対象外に。
・一人暮らしで家を空ける時間が長い:何かあった時に気づきにくい、食事や猫の生活の面倒が散漫になりやすいなどの理由。
・希望者ご自身の健康状態:入院の可能性やお世話をするにあたって体力的な問題が生じる。
・経済的な理由:生き物の責任は食事を与えること、猫の場合はトリミングなども必要なく比較的ライトではありますが、金銭的な問題で譲渡できない場合が。
それは、迎えた猫の一生に責任を持ち、共に家族として暮らし全うできるようにという、幸せのリスクを回避したものになっていますが、このようになかなか条件と合致できず諦めてしまうケースも少なくありません。
野良猫が増え続ける昨今、こういった条件から漏れることを、こちらのサポートで回避し、猫とのタッチポイントを増やすことはできないだろうか?
そう考え作った制度がこの「猫の手当て」です。
コロナ禍より更なるペットブームが訪れ、人間以外の動物が暮らす家庭が増える中、猫の性質上飼いやすさや面白さなど、その愛らしい姿をWEBサイトで見ない日はありません。
実際に、猫に手当てをしてもらったと言えるさまざまな効果にはどのような考えられるのかまとめてみました。
1 現在を生きる
猫は、狩りをするときも遊ぶときも、常に目の前のことに集中する生き物。
彼らは過去の出来事や未来の計画に心を煩わせることなく、今この瞬間に振り切っています。
私たちも彼らのように現在に集中することが、心の平穏を保つ助けになります。
2 シンプルさの価値
猫は小さなことに幸せを見出します。日なたぼっこやリラックスしている時間、身近なもので楽しむ天才なのです。眺めるだけでもシンプルな喜びを見出し、心を落ち着かせることができます。
3 自分のペースを大切にする
猫は自分のペースで行動します。
疲れたらすぐに休み、リラックスするときは完全に力を抜きます。
この自己ケアの姿勢を眺めて、自分の体や心が必要としていることに気づき、無理をせず休むことが大切です。
4 感覚を研ぎ澄ます
猫は感覚が非常に鋭敏です。
周囲の環境をしっかりと感じ取り、観察しています。猫と一緒に過ごす時間や観察する時間は、私たちに「ただ存在する」ことの大切さを教えてくれます。
猫との時間は一種のマインドフルネスの実践ともいえるのです。
5. 必要とされること
猫は自由気ままに過ごしていますが、その生活はあなたによって守られ安全が確保できています。お互いに必要とし合う関係性になれたら、これほど心落ち着く存在はないでしょう。
必要されていることを感じ、暮らしの張りとなることも期待できます。
家族に迎えることは、簡単な事ではありません。そこには命を受け入れる責任と、生活スタイルの変化が伴うからです。
それなら、その生活のまま責任を半分請け負い、譲渡されるまでの預かりボランティアさながらのスタイルを作ってみてはどうだろう?と生まれたのが「猫の手当て」です。
あなたの暮らしにも、猫の手当てを導入してみませんか?
動物の飼養者自身が、里親申請を行うこと
飼養者は、18才以上で、当該動物を終生適正に管理できる健康状態並びに経済状況であること。また、動物の寿命等を考慮し、飼養者が65才以上の場合は、当該動物の飼養継続が出来なくなった場合、これに代わる次の飼養者が決まっていること。この場合、次の飼養者は、里親の要件を全て満たす者で、同じく里親アンケートに回答頂けること。または一般社団法人まち猫フルネス(まち猫フルネス)に返すこと。
独身、未成年の一人暮らしの場合は、レンタルするWEBカメラで管理すること。また必要に応じてまち猫フルネスからも確認させていただくこと。 里親同意書にサインして頂けること。
飼養について、同居人全員の同意が得られていること。
当該動物を適正に飼養管理できる環境であること(基本的に室内フリー飼養)。難しくなった場合はまち猫フルネスに連絡をすること。
飼養場所が借家又は集合住宅等の場合は、飼養場所の管理者等が当該動物の飼養を承認していることを示す文書を提出できること。
過去に、動物の愛護及び管理に関する法律(県条例を含む)により、保健所等の複数回の指導、勧告又は措置命令を受けた場合は内容を共有すること(場合によっては対象外となります)。
不妊去勢が未実施の場合、手術を半年以内に受けること。
⑴現に猫を飼養している場合は、屋内で飼養していること。また、不妊・去勢手術を実施していること。
現在、動物を多頭飼養していないこと。ただし、譲渡希望動物の種類が異なる場合等、譲渡が適正であると判断した場合については、この限りではない。
猫が慣れるまでは猫が落ち着けるようなケージなどを用意できること。
猫が逃走しないような策を講じること。
誓約書の内容を遵守できること。
その他、保護者が必要と認める要件を満たしていること。