ほっぺが落ちるおいしさ、サクもち新食感のまち猫ドーナツ。
はさんだストーリーまるごと召し上がれ!
野良猫の保護活動の資金作りにとスタートしたドーナツの製造販売。
元々、ハレとケ珈琲で提供しているピザ生地を、リング型にして揚げたらとんでもなくおいしくて始まった商品でした。
ピザ生地ということは非常に汎用性が高く、甘いスイーツとしてのドーナツだけでなく、フィリングに生ハムやマヨネーズをはさむことでサンドイッチのようなデリにもなる、優れた食べ物、そしてサクもちのこれは新食感と言っても過言ではないおいしさなのです。
わたしたちが作っているのはドーナツですが、その向こう側にある「素材のストーリー」をまるごとほおばって、味わって、感じていただけたら。そんなドーナツをお届けしています。
■ハレとケ珈琲本店「まち猫ドーナツ」
世界農業遺産のはだか麦粉の入った、祖谷を表現するドーナツに。出店などで提供するのは主にこのプレーン。
はだか麦粉以外の雑穀入りも試作中です。
(場所、日程:イベントのお知らせはSNSにて発信)
■金刀比羅宮参道「事開く こんぴらどうなつ」
造り酒屋の「金陵」さんの酒粕を練り込んだ、酒香るどうなつを開発中。
クリームチーズやはちみつ、生ハムや黒コショウ。琴平町の「事開く」にちなんで間にサンドできるようドーナツを開きました。
好きな組み合わせが可能なフィリングの「As you like」スタイルは、事開くここから生まれた提供法です。
(場所:金毘羅宮参道46段目|2025/05に終了)
■徳島をはさんで食べる「Plase basedonuuts(プレイス・ベースドーナッツ)」
『徳島をはさんで食べる』未利用資源や消滅危機の食材などを含む地域素材を集め、まかないびと(料理人)がドーナツにはさむフィリングや外にまぶすシーズニングなどを考案(商品化)。
参加者はフィリングをトッピングしたドーナツに自由に地域素材はさみ、さまざまなストーリーにかぶりつく、そんなワークショップです。
ベースとなるドーナツは2種。一つはどんどん減っている、残したい食材「青すじ海苔」を練り込んだゼッポリーニタイプのもの。もう一つは世界農業遺産のはだか麦粉入りのプレーン。
あなたはどんな物語と出会い、何をはさみますか?
(2/16 あいさい広場 〒773-0017 徳島県小松島市立江町炭屋ケ谷47−3)
■四国中央市「まなべ商店」にて、遠赤外線焙煎のハンドドリップコーヒーとまち猫ドーナツ販売
予定はお知らせします
使い捨てない、長く大切にしたい猫の器を「猫×伝統工芸」から
200年の歴史を持つ田村陶芸
猫の保護活動の資金作りとともに、徳島県の伝統工芸品である大谷焼を県外に向けて発信し、猫が役に立つこと、タッグを組むことの価値を表現できたらと考え、贅沢な猫の器を200年の歴史ある窯元の田村陶芸さんに制作していただきます。
猫が使う器だけど、ずっと使い続けられるものを。壊れても直して使う、大切にしてもらえるものをと考え、伝統工芸品とのコラボレーションを実現しました。
一つひとつ職人さんが丁寧に手で練り上げた土をろくろで形作り、器と高台を別々に制作、後でつける工程を踏む、伝統工芸品です。この度田村陶芸さんでもこの高台の高さの器はこれまでにない形とのことで「猫用でなくとも、玄関先の小物入れなどにも。空間が引き締まる素敵な器になりました」と田村景子さんにコメントいただきました。
害獣となっている鹿革を藍染した猫の首輪と人用バングル
「猫と鹿革・藍染」
ここ徳島県三好市の大半は山。当然わたしたち人間より前から住む動物たちがいます。奥の方に行けばツキノワグマも。
主に見かける代表の動物に、鹿、イノシシ、タヌキ、ウサギなど秋の夕方には毎日のように出くわしたりするものです。
彼らも食べ物をさがしに里に降りてきたりするわけで、人間の事情が原因で山の食べ物が減り、その結果、木の皮を食べ森が死んでしまうことも…。また畑の作物を荒らしたり民家に侵入してしまう、といった事が起き「害獣」と呼ばれるようになりました。
駆除した動物は処理場で捌き肉を食べたり、鹿の角を販売したりと活用していますが、中でも鹿の皮をなめし革製品を制作・販売し害獣のことを発信しているブランドが「DIYA」です。
わたしたちまち猫フルネスと「DIYA」のコラボ制作で、猫の首輪と人のバングルが生まれました。
鹿答えは誰も持っていないし、どう受け止めどうしていくかは人それぞれです。
知って欲しいのは野良猫も鹿も(野良犬もイノシシも猿も)、加害者として人の暮らしに影響を及ぼしている事実と、その結果を活用していくのが今回の取り組みであること
何もしないより考えるきっかけとして役立っていると信じて動きます。
歴史ある印刷工場をリノベーションして活動するADLV(アドリブ)
めずらしい味わい深いリトグラフの技術
地域の印刷所でも、ここまで活気ある工場を活用している拠点はあるだろうか?
徳島県美馬市には、さまざまな印刷機械を展示したり、実際に体験もできる場が存在します。
グラフィックデザインやイラスト、アートに携わる方にはぜひ試していただきたいリソグラフは、複合機のような機会にデータを送り印刷するという工程こそ現代のコピー機と何ら変わらないものの、中身はまるで小さな人が作業しているかのようなアナログ印刷。
大きなインクが備わっていて、言ってみればシルク印刷と同じ版ごとに色を刷っていき、ずれたりかすれたりといった風合いを作れる印刷機です。まち猫フルネスのポストカードづくりを印刷、断裁まで行い制作しました。