応用動物科学コースでは、マウスやラットなどの実験動物、ウシやヤギなどの産業動物、イヌやネコなどの伴侶動物、コウノトリやウミガメなどの野生動物を対象として、生命現象や生理現象の解明を目指す基礎研究から畜産物生産や遺伝資源の保全に関する応用研究まで幅広い研究を展開しています。

 例えば、肥満や糖尿病を自然に発症するマウスやラットを用いて、病態発症の基盤となる遺伝素因を突き止める研究や、病態発症のメカニズムを解明する研究を進めており、これらは健康長寿社会の実現に寄与することが期待されます。また、マウスやウシの生殖細胞の形成や胚発生機構の解明は効率的な動物生産だけでなくヒトの不妊治療など生殖医療の発展に直結します。さらに、ウシなど反芻家畜から排出されるメタンガスの低減を目指した研究など持続可能な開発目標(SDGs:Sustainable Development Goals)の達成に向けた取り組みも行っています。

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