教室天吊りカメラを活用して授業を録画し、配信することで、教育の質を向上させることができます。
・学生の事前・事後学習用の教材として活用できる
・授業を欠席した学生へ配信できる。
・補講が重なった学生へ配信できる
・教員自らの授業の振り返りとして活用できる(改善点の把握、次年度への記録として)
・他の教員の優れた教授方法を学べる(知識やベストプラクティスを共有し合える)
など、様々に活用できます。
1)活用方法
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②動画の編集
動画は自動的にドライブにUPされます。基本的に動画の編集は不要です。
動画のカットなど編集が必要な場合は、高等教育開発センターへご相談下さい。
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③ドライブで共有しkyonetで通知
GoogleドライブにUPされた動画のアクセス権を「共立女子学園」のユーザーに指定し、kyonet授業資料管理にURLを案内して下さい。
※授業でオンライン学修を併用する場合は、その旨をシラバスに記載してください。
2)休講時の対応(仮)
・補講が重なってどちらかを欠席しなければならない学生へ対応として、2024年度より補講は必ず録画をお願いします。
①教育実習など学外実習による欠席者が多い授業のケース
欠席者への対応として、いつでも欠席者が授業動画を視聴できるように毎回授業を録画して配信します。必要に応じて、授業の中で特に必要な部分を抜き出して編集し、配信することで、時間がなくて長時間の録画を見られない学生にも対応できます。※編集(カットや字幕挿入)の必要がある場合は高等教育開発センターにご相談下さい。
②自らの授業を振り返り、改善点を見つけるケース
教員が自らの授業を振り返り、改善点を見つけるために活用します。またカメラを通じて学生達の様子を把握することで、授業への参加度や理解度、興味などを把握しやすくなります。学生がつまずきやすい部分を発見したり、学生からのフィードバックや要望と取り入れることで授業改善につなげることが出来ます。
③何度も振り返りながら知識を定着させる授業のケース
CADの扱い方など、教卓で教員がソフトを操作している手順を録画します(この場合は、天井カメラの映像ではなく、Meetの画面共有でPC画面を録画)。学生が事後学修で録画を見ながら課題を完成できるよう、何度でも繰り返し視聴できる教材として配信します。
④学生が自分の発表やスピーチを振り返るケース
学生の発表・スピーチ・教職の模擬授業などの様子を撮影し、学生自身が客観的に自分の発表を振り返る材料として活用できます。撮影する際に「授業収録における個人情報保護について」(←準備中。リンクはHPにUPされた後)に沿って、学生に説明をお願いします。
①ピアレビュー
教員同士でお互いの授業を視察し合う「ピアレビュー」としても利用できます。カメラで録画された授業を、他の教員に見てもらい、フィードバックを受けることで、新たな視点やアイデアが得られるかもしれません。若手教員の育成にもつながります。
②優秀な教育者への取材
学内外で評判の良い教育者に取材を行い、それらの教育者が授業改善にどのようにカメラを活用しているかを学びます。成功事例を共有することでカメラ活用のメリットが理解しやすくなります。
③成果を可視化する
カメラを使って録画された授業の一部を編集し、教員が自身の授業スタイルを客観的に評価できるようなハイライト映像を作成します。(編集が必要な場合は、高等教育開発センターにご相談下さい)その成果を教員同士で共有する場を設けると、授業改善への興味を高めることができます。
【先生方へのお願い】
ご自身の授業動画をグッドプラクティスの一例として学内に共有して頂ける先生は、以下よりお申込みをお願いいたします。
高等教育開発センターよりFD活動の一環として、学内に共有させて頂きます。
5)撮影に関する留意事項
・録画される映像や音声において、学生の個人情報が映り込まないように配慮して下さい。
映り込む可能性がある場合は、予め「授業収録における個人情報保護について」(←準備中。リンクはHPにUPされた後)に沿って、学生に説明をお願いします。