Googleスプレッドシート演習1データをもとにグラフを作る
Googleスプレッドシート は、表計算シートです。OfficeのExcelに相当します。
両者の違いはほとんどありません。関数もほとんどのものが共通です。普通に使う分には、違いを感じないでしょう。
上がExcel、下がスプレッドシートです。
よく似ています。
日付を入力する
2021年1月から始まっている、歩数と距離の記録です。
始まりの1月1日だけ、日付が入っています。これを最後の31日まで入力します。1日づつセルに書き入れても構わないのですが、手間がかかります。1月1日のセルの右下のカドにマウスポインタを置き、+印が現れたところで、データのある行までマウスをドラッグします。
一気に31日まで入力できました。日付の入力は、1日づつ増える関数を入れることでも実行できます。1月1日の行の下に、=A2+1という数式を与えて、二行目以降を同じくコピーしていくのです。この場合数式をコピーしていくので、途中の日付を削除した場合、関数が崩れます。
グラフを挿入する
A~C列と32行までデータのあるセルを選択します。選択した状態でリボンタブからグラフの挿入をクリック、出てきた項目からグラフを選択します。
グラフがデータに被ったらマウスでドラッグしてちょうどいいところまで移動してください。
Googleスプレッドシート演習2グラフを編集する
グラフエディタでグラフの種類を変更します。
折れ線グラフを選択。
折れ線と棒の複合グラフに決定します。
選択後のグラフです。印象が変わりました。
歩数の縦軸に実践を入れたいので、カスタマイズから縦軸を選択します。
左と右両方設定します。
距離の系列を加えます。
横軸のラベルに傾斜をつけます。
完成です!
Googleスプレッドシート演習3関数を使う
このようなワークシートがあります。何かの会合に出欠のデータをまとめたものです。
名前は架空です。このシートに色々と関数を入れていきます。
データの入力規則
名前の次の列は性別です。性別のセルを一つだけ選んで、右クリック・データの入力規則を選択、条件「リストを直接指定」にして、条件をカンマで区切ります。一つのセルができたら後のセルはコピーします。
チェックボックス
次に、出席・欠席の列にチェックボックスを作ります。
セルを一つだけ選んで、挿入タブからチェックボックスを選択します。これも、一つのセルができたらコピーできます。
COUNTA
メンバー全員の人数を数えます。このシートのように少なければ目で追って数えられますが、行が多くなると大変です。
データが数値の場合はSUMを使えますが、文字列ですのでCONUTA関数を使います。
メンバー総数の隣のセルを選択し、挿入・関数・CONNTと進みます。スクロールすればCOUNTAが出てきますが、目で追うのも大変なのでAを付け足します。付け足しのAは小文字のaでもかまいません。カッコの中にカーソルを移動させて、名前がある部分を全選択します。
COUNTIF
出席者の数を数えます。
出席にはレ点がついているので、条件のついたセルを数えるCOUNTIF関数を使います。出席人数の隣のセルを選び、挿入・関数・COUNTと進みます。先程と同じようにCOUNTIFを探すよりIFを付け足した方が早いので、IFと付け足します。カッコの中にカーソルを移動させ、出欠のチェックボックスのあるセルを選択します。カンマを入力し条件を”で挟みます。
=COUNTIF(範囲:範囲,"条件”)この場合の条件はチェックが入っているセルなのでtrue(トゥルー)となります。ちなみにチェックが外れた状態はfalse(フォルス)となります。
MIN
年齢が入っています。最年少のメンバーの年齢を抽出します。
最小値を示す関数はMINです。
最年少の隣のセルを選択し、挿入・関数・MINと進みます。カッコの中にカーソルが移動しますので、年齢が入っているセルを選択します。
MAX
最高齢のメンバーの年齢を抽出します。
最大値を示す関数はMAXです。
最年長の隣のセルを選択し、挿入・関数・MAXと進みます。カッコの中にカーソルが移動しますので、年齢が入っているセルを選択します。
センタリング
表としての体裁がもうちょっとなので、適宜中央揃えをします。
この練習用ワークシートはお役立ちガイドのページにあげていますので、ご利用ください。