お金をかけずに楽しもう!
メンバー内で思い立ち、サークルで講座を持つことになりました。
講座と言っても、そんなに堅苦しいものではなく、和気あいあいと楽しく学ぼうという趣旨のものです。
今般、Windows11のベータ版が配布され、正規版は2021年の年末から2022年初頭にかけてリリースされます。このバージョンアップは私たちの大半のPCが行えません。詳細は省きますが、紹介ページを見るとハードウエアにおいて相当な能力のあるPCでないとWindows11に移行できないと書かれています。
加えてWindows10のサポートが2025年10月14日に終わり、私たちの大半はその頃にはPCの買い替えを余儀なくされます。
タイミングの悪いことに、否、Microsoftの計画通りにOffice2016と2019のサポート終了が同じ2025年10月14日に訪れます。
メーカーは今年(2021)の年末くらいから、Windows11対応と永続ライセンスのOffice2021をバンドルして販売することだと思いますが、Office2021は、延長サポートの一切ない中途半端なアプリです。メインストリームが2026年に終わって、それっきりです。これからの2〜3年にパソコンを買い換えるとしたら、Office2021は無駄な買い物です。大枚を払って実質2年と使えません。
ユーザーは必然的にMicrosoft365に流れていき、Microsoftにとって、サブスクリプションを安定的に販売するマーケットが出来上がるという寸法です。
Officeを仕事で使う人ならまだしも、毎年定期的に、1万円近い利用料を取られるのは、シニアにはとても負担です。
今まではOfficeは、メインストリームと延長サポートを加算して10年は使えていました。3万円払ったとしても、1ヶ月あたりの負担は250円でした。Microsoft 365は月額で1200円です。年額で12000円前後で、大した割引もありません。それほどの費用負担をしてもそんなに使うだろうか?
そこのところが、どうも納得いかないのです。
Googleドキュメント、Googleスプレッドシート 、Googleスライドは、OfficeでいうところのWord・Excel・PowerPointにあたります。
Googleからログインして、クラウド上で書類を作ったり、他人と共有したり、共同作業ができるアプリです。便宜上アプリと言いましたが、全てブラウザで動きます。
必要なのはGoogleアカウントです。Androidスマホを持つ人はもれなくGoogleアカウントを持っているし、これを持たない人はまずいないだろうと思います。
動作するブラウザは、Googlechrome・Firefox・MicrosoftEdgeなどです。Safariでも動作しましたので、iPadやiPhoneでもやろうと思えばできることになります。
Officeアプリとの互換性もよく、作った書類をWord・Excel・PowerPoint形式でダウンロードできます。それとは逆に、Word・Excel・PowerPointファイルをGoogleドライブにアップロードして、そのまま編集もできます。
ファイルに共有リンクを貼り、アクセス権限を持たせれば、メールでファイルを添付する、ということがなくなります。上位バージョンで作った書類が下位バージョンではうまく表示しないことがあり、保存するときにわざわざ互換モードにしなければなりませんが、そんな面倒ともおさらばできます。
ファイルをクラウドでなく他人のデバイスに送る必要があるときはPDFデータに書き出すこともできます。かなり多くの形式に変換できるので、特に困ることはありません。
Microsoftと違い、それらは全て無料でできます。
デジタルスキルUPサロンでは、これらの書類作成アプリ(システム)を継続的に学習していきます。
基本的にZoomで行います。オンラインでできなかったことを実地でフィードバックします。今後パソコンの買い替えの時期がきたときに、「MicrosoftOfficeなんかいらない」と思えるくらい習熟するのが目標です。Officeを外したらその分パソコンは安くなります。やりたかったグラフィックソフトなど、別のものに投資できるかもしれません。
このサイトにも都度情報を上げていきます。