第2章 独占,他民族手を出したのは法律で.
1節 同じ機能が生み出した国家.
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第2章 独占,他民族手を出したのは法律で.
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大原奈々.転校から4日経つのに,謎多き人物である.
こちらから何も言っていないのにこちらのことを知っていた時点で怪しさはあったが,その後風を操ったことでも怪しさが増した.そう考えると,大原奈々はもしかしたらこちらのことを監視していたのかもしれない,なんて考えも浮かんでくる.
それが本当だとすれば,彼女はもうすぐSTを下げられるだろう.
姥冗3年6月13日 午前6時3分
あの地震の翌日.
家は崩壊していなかったので在宅避難をすることにした.しかしながら一部のヒビは入っている.
これはガムテープとかで補強しておいたほうが良さそうだな.
ガムテープは避難には非常に役立つため,使用は少しだけにとどめておいて,補強はしておいた.
さて後は炊き出しとかやっていれば良いのだが…
手回し充電をかけて,si◯nalを起動する.そのまま「無所属の会」を開く.
「無所属の会」に明確な政治構想はない.ただ,「これからの学校,社会を良くしていこう」と考えた人々が集まる所である.そんな個人の集まりなのにsi◯nalがある理由は情報共有が最大の理由だろうか.どんな考えでも,「情報が欲しい」と考えるのは人間として当然の摂理だろう.そしてその情報は校内の事だけにとどまらない.