田島 睦浩
本年度の学会定期総会・研究総会の開催に先だち、ご挨拶を申し上げます。
本学会が、30回という節目を迎えられましたことは、これまで長年にわたり大学の行政管理について実践的、理論的に研究し、大学行政管理にたずさわる人材の育成をとおして、大学の発展に寄与するという目的のもとで、尽力してこられた諸先輩方、ならびに関係各位のご支援とご努力の賜物であり、心より深く敬意を表するとともに、厚く御礼申し上げます。
さて、近年の社会情勢に目を向けますと、人口減少社会のなかでAIの発展による社会構造の変化、技術革新の急速な進展、さらには国際情勢の不確実性など、私たちを取り巻く環境はかつてないほど大きく変化しております。こうした時代において、本学会において研鑽を積んできた大学職員の果たす役割はますます重要性を増しており、様々な枠を超えた連携や、新たな価値の創出が強く求められております。
このような状況の中で開催される第30回総会は、単なる節目の祝賀にとどまるものではなく、これまでの歩みを振り返るとともに、今後の本学会の方向性を見据える貴重な機会であると考えております。今大会のテーマは、「競争から共創へ~大共創時代の大学の役割、大学職員の役割と能力を再定義する~」となっており、過去から受け継がれてきた成果と知見を礎にしながら、新たな課題に挑戦し、未来を切り拓いていく、その一助となる場となれば幸いに存じます。
研究集会の前日にはプレ講演会を行い、 1 日目には、ビギナーズ・ナビゲーション、基調講演、ワークショップ、情報交換会が、最終日には分科会、研究・事例研究発表が、例年どおり、研究・研修委員会のご尽力により準備されています。プレイベントを含めて3 日間ではございますが、今回の定期総会・研究集会を、皆様にとって有意義で実りある時間となるよう準備を重ねてまいりました。限られた時間ではございますが、活発な議論や交流を通じて、新たな知見とつながりが生まれることを心より期待しております。
最後になりましたが、今回の開催準備にあたり、前回会場校の追手門学院大学様、研究・研修委員会の皆様、市ヶ谷オフィスの皆様には深く感謝申し上げますとともに、本学会の更なる発展と、皆様のご健勝ならびにご活躍を祈念いたしまして、実行委員長としての挨拶とさせていただきます。
実行委員長 田島 睦浩
(学校法人神奈川大学 事務局次長兼財務部長)