9月7日(土)15:50~17:50
ワークショップは、ファシリテーター(世話役)や参加者から問題提起や事例紹介を行い、その解決策や実践方法を対話を通じて探っていくことを目的としています。大学運営にとって基本となる課題をブレイクダウンし、より実践的な内容をもとに、参加者同士で大いに議論していただきたいと思います。
テーマについては、地区別・テーマ別研究会からの提供やJUAM会員から申込があったもの、また研究・研修委員会が設定したものから構成されています。テーマが共通しているものについては、問題意識を把握するため、枠組みを設けています。
2024年度のワークショップは、原則として対面形式で開催いたします。
申し込みについては先着順です。ただし、ワークショップが不開催、申込に誤りがあったなどの不測の事態に備えて、第2希望までご登録いただきます。
各グループで運営上の人数制限があることや、各グループのファシリテーターが参加者に対して事前課題や事前準備のお願いをしていることもありますので、申し込み後のグループ変更は受け付けておりません。参加に支障がある場合、ワークショップは欠席扱いとさせていただいております。なお、当日の申込受付はおこないません。
参加人数が4名未満の場合には、不開催とします。
ワークショップ運営のため、各グループのファシリテーターの方に、ご参加される皆様のメールアドレス等連絡先をお伝えすることをご了承願います。
ご参加いただくワークショップのファシリテーターからの指示に従ってご集合、ご準備ください。
【1-1】【分野別】課題となっている事項の意見交換をしよう(事業計画・将来計画)【会場:C301】
【2-1】職員が参画する教学マネジメント-チェックリストから自大学の教学マネジメント進捗状況を把握する-【会場:C302】
【3-1】学生の成長を促進する自己目標管理について【会場:C406】
【4-1】【分野別】課題となっている事項の意見交換をしよう(学生支援・教務)【会場:C303】
【5-1】2024年度 財政収支改善の工夫(学校法人の永続性とインフレリスクへの対応)【会場:C304】
【6-1】研究推進に必要な業務のマネジメント【会場:C305】
【7-1】【分野別】課題となっている事項の意見交換をしよう(入試広報)【会場:C405】
【8-1】話そう!分かち合おう!研究会活動を支えるパパ、ママ集合! -子育て世代と共に支え合う環境を創造しよう ―【会場:C307】
【9-1】キャンパス なんでも 座談会【会場:C407】
【10-1】被災地域へ派遣した学生ボランティア活動の目的と課題【会場:S305】
【11-1】フューチャー・デザインで大学の未来を考える【会場:S306】
【12-1】研修講師の経験を通じた大学職員の能力開発【会場:C408】
【12-2】孤独なマネージャーのお悩み共有座談会 vol.2【会場:S307】
【12-3】大学職員ビブリオバトル!【会場:C404】
【12-4】大学職員の「業務行動評価」を経験してみよう【会場:S308】
【12-5】これからの事務職員研修を考える【会場:S404】
【12-6】提案型業務ができる事務職員の育成:ブレストカードを用いて意見交換をやってみる【会場:S405】
ファシリテーター:研究・研修委員会で担当
会場:C301教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:25名
概要
研究・研修委員会設定のテーマです。事業計画・将来計画について課題となっていることについて意見交換をします。意見交換テーマの例:事業計画・将来計画の立案の仕方、同計画の推進の仕方 等
ファシリテーター:山咲博昭(広島市立大学)、井上一成(滋賀医科大学)、白藤康成(京都産業大学)
会場:C302教室
想定対象:中級
最大人数:20名
概要
2020年1月公表の「教学マネジメント指針」等により、学長のリーダーシップに基づく教学マネジメントの必要性が増しています。専門職を含めた職員の立場からどのような施策や取組によって、教学マネジメントの推進に寄与していくかを考える機会とします。本 WS では、企画者が中心に策定した教学マネジメントチェックリスト(仮)の解説を含めた話題提供を行ったうえで、参加者間での意見交換の場を設けて議論を深めていきたいと考えています。 教育目的の達成やカリキュラムに関連する業務をされている方、大学教育の改善・改革サイクルの展開に関心や動機付けのある方、教学マネジメントに関する情報と問題意識を共有したい方などのご参加をお待ちしております。
ファシリテーター:西山昭彦(立命館大学)
会場:C406教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:8名
概要
仕事で成果をあげるには、目標を設定し進捗管理をして、修正をしながら達成をめざす仕組みは不可欠です。学生も同じで、入学時に目標作成、2年次に中間見直し、卒業時に達成状況管理を、コモンズなどで学内に発表する形にできれば成長は違ってくると思います。それをめざして現在少しずつ取り組んでいます。同様の問題意識をお持ちの方、あるいはすでに導入済みの方がいたら一緒に話しあえたらと思います。発言してくれる方のご参加お待ちしています。
ファシリテーター:研究・研修委員会で担当
会場:C303教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:25名
概要
研究・研修委員会設定のテーマです。学生支援・教務について課題となっていることについて意見交換をします。
・意見交換テーマの例:昨今の学生対応、配慮学生の対応 等
ファシリテーター:財務研究グループ 田島睦浩(神奈川大学)
会場:C304教室
想定対象:中級
最大人数:20名
概要
財務研究グループでは学校法人の永続性について、中長期財政計画、基本金、収益事業、活動区分資金収支計算書の役割や翌年度繰越収支差額の意義、バランストスコアカード活用や土地建物など固定資産活用等の課題を設定し、これまで研究に取り組んできました。
しかし近年、想定を上回るインフレ進行、校舎建築費やエネルギー価格の高騰等、経済状況も以前と比較して大幅に変化しています。学校法人の永続性を考える際に長期的な財務状況を見通すうえでこれらは避けて通れません。このインフレリスクをどのように見積もって対応していくか、あらゆる学校法人が直面する財務上の課題だと考えています。
そこで本ワークショップではこの問題意識を前提に、参加者が所属する学校法人での事例共有、または自身で進めた研究内容等を共有しつつ、職場に持ち帰ることができるヒントを見つけるべく、意見交換等を行います。
ファシリテーター:研究推進・支援研究会
会場:C305教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:20名
概要
外部資金獲得、研究費不正防止、研究インテグリティ、研究DX、知的財産管理、動物実験等、研究推進に必要な業務のマネジメントについて、事前に参加者からアンケートを取り、希望のあった事項について、情報交換・意見交換を進めます。
ファシリテーター:研究・研修委員会で担当
会場:C405教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:25名
概要
研究・研修委員会設定のテーマです。入試広報について課題となっていることについて意見交換をします。
・意見交換テーマの例:学習指導要領への対応、募集活動 等
ファシリテーター:大学改革研究会
会場:C307教室
想定対象:入門
最大人数:30名
概要
大学改革研究会には「子育て」をしながら研究会活動に奮闘している方が多くいます。しかし、本業や家事・育児に割く時間など、それぞれ置かれている環境が異なることから、この「子育て世代」が研究会活動に参加することが難しくなっていることも課題の一つです。
本WSでは、「子育て世代」に焦点を当て、子育てをしながら研究会活動に励んでいる方の話を聞き、子育て世代が研究会活動に「関わる」ことができる方策について考えます。子育て中の方に限らず、子育て中の方への関わりを深めたい、子育て世代を応援したいという方などもぜひご参加ください。
本WSは「レゴ®シリアスプレイ®」を用いて実施します。レゴを使用して自身の考えや課題を表現し「立体的に意見を捉える」という斬新な企画です。
まずは本WSで皆さんの想いを共有し、形作りましょう。そこから様々な視点で「子育て世代の活躍」を一緒に考えましょう。多くの方の参加をお待ちしております。
(ゲストスピーカー:株式会社ウィルフリート 森山智広氏 )
ファシリテーター:ファシリティマネジメント研究会
会場:C407教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:12名
概要
ファシリティマネジメント研究会は、「学生視点に立ったキャンパス環境整備」をテーマに掲げて活動しています。研究対象は学生のためのキャンパス空間ですので、全ての部署に密接な関りがあることから、様々な視点、角度からキャンパスを考えたいと思っています。今回のワークショップでは、昨年度および今年度で開催した11回の研究会でお邪魔させて頂いた大学様のキャンパス、記録や特徴的な写真などをご覧頂きながら、皆様と議論を深めることを目的としました。
絶対的な正解が存在しない領域です。楽しく気付きを得られる時間にしたいと考えております。
ファシリテーター:大学防災(減災)教育・対策研究グループ
会場:S305教室
想定対象:入門
最大人数:20名
概要
近年、地震などの自然災害が頻発している日本列島。南海トラフ巨大地震の発生も大きく懸念されておりその対応が迫られている中、今年の幕開けは能登半島の地震で始まりました。
従前の阪神・淡路大震災や東日本大震災では多くのボランティアが関わりその復興に尽力しておりました。しかしながら能登半島地震では都市部とは異なり、ボランティアの活動受け入れ体制に時間を要し、いまだに多くの課題を抱えていると言われています。
そのような状況にあって、学生ボランティアを編成し派遣された大学の経験談をもとに、学生ボランティアの実態を浮き彫りにし、そのうえでご参加の皆様と一緒に現状と課題についてディスカッションを行い、今後の学生ボランティア活動についての知見を広めていきたいと思います。
ファシリテーター:塩川雅美(龍谷大学)、佐藤浩輔(大阪体育大学)、森下覚(東京都市大学)
会場:S306教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:20名
概要
あらゆる側面、あらゆる分野、あらゆる社会において「予測困難」と言われている現在から「これからの大学」を考えることは難しい。近年、予測不可能な社会課題解決のアプローチとして注目されている「フューチャー・デザイン」の手法を用いて、「未来の視点から」現在をみつめ、「これからの大学」を考えていく有用性を体験する。
ファシリテーター:藤本正己(山口大学)、坂本規孝(広島市立大学)
会場:C408教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:20名
概要
近年、高等教育機関の研修においては、大学職員が講師を担うケースが増えています。講師自身の実務経験をもとに、大学の業務で活かしやすい内容を提供できることから、大学職員が選ばれているものと考えられます。
本ワークショップでは、まず大学職員の能力開発の意義や方法などの説明を行い、次に大学職員による講師の経験が自身や周囲(人や組織)にどのような効果があるのか、逆にどのような課題があるのかを調査結果をもとに共有していきます。参加者の皆さんと研修講師の経験を通じた大学職員の能力開発について、議論をしていきたいと思います。
ファシリテーター:大竹秀和(立教大学)、鈴木峰子(北星学園大学)
会場:S307教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:25名
概要
昨年度に続き、業界の大規模プラットフォームであるJUAMに属する皆さんと「マネージャー同士の悩み共有・コミュニティ形成」を進めたく、本企画を提案します。
マネージャー職の抱える課題は一段と多様化し、対応策も複雑になっています。例えば、新入職員のフォローや部下の育成、DXへの対応、新たな専門職の採用や働き方改革に対応した労務管理…次々と与えられるミッションは挙げればキリがありません。このような状況下で孤独になりがちなマネージャー同士が、それぞれ抱える悩みを互いに話し合い、解決策を相談し合う「対話の場づくり」が重要だと考えています。大学の設置形態・規模・地域等によって異なる悩みもあれば、共通点もあるでしょう。それらを共有、整理しつつ、自身が前向きに働いていくために、何か1つでもヒントを持ち帰ることができる「場」を創ることを目指します。マネージャーの入口に立っているロワーマネージャーも歓迎しますので、ぜひご参加ください。
ファシリテーター:大学経営見える化研究会
会場:C404教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:10名
概要
WSを担当する大学経営見える化研究会では、私学法改正に対応した「新任理事・評議員ハンドブック」を今年、出版いたしました。これを記念して、昨年に引き続き、大学職員ビブリオバトルと題し、参加者から自分のオススメの本を紹介いただき、本からの知識や経験を共有いたします。
若手に自分の参考になった本を紹介いただくもよし、そんな先人の知恵を知りたい、話を聞きたい若手の参加もよしです。
特定の知識や経験は不要ですが、大学職員として、どうやって生きてきたか、生きていきたいかを紹介する本に投影しながら、WSができればと思います。なお、参加者には事前に紹介したい本と簡単な書評を準備いただくとともに、当日は本の実物をご持参いただく予定です。よろしくお願いします。
ファシリテーター:「働き方」研究会
会場:S308教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:30名
概要
本ワークショップでは、大学職員の「業務行動評価」を実際に経験していただきます。参加者は、大学職員が日常的に直面しうるケースについて、複数(4~5種類)の異なる対応を動画で視聴します。その後、個人ワークとグループワークで、それらの対応についてよい点・悪い点などを評価し、その結果を全体で共有・議論します。これらのワークを通じて、上司がどのように業務行動を評価しているのか、部下がどのように業務行動を評価してほしいと思っているのか、などについて新たな視点を得られることが期待されます。若手から管理職まで、幅広いご参加をお待ちしております。なお、参加者が作成したメモについては後日分析し、翌年度のJUAM研究集会等で事例報告を行うことで、成果を広く発信・共有する予定です。(詳細は当日説明)
ファシリテーター:近畿地区研究会
会場:S404教室
想定対象:中級
最大数:25名
概要
2017年4月に大学設置基準において教職員のSDが義務化されて以降、各大学においては、事務職員を対象とした研修プログラムの一層の充実化が図られていると思われます。一方で、コロナ禍を経た昨今の就労環境の変化、特に「配属ガチャ」に象徴されるような新卒採用者の意識の変化、中堅層を中心に「管理職になりたくない」といった声が増えてきたこと、DXの進展などによる研修ニーズの変化など、これまでの事務職員研修のプログラムだけでは対応しきれない多様なニーズが発生していると感じています。
そこで、これまでの事務職員研修を振り返るとともに、これからの事務職員研修にはどのような研修プログラムの提供が望ましいかについて、話題提供とグループ討議を通して参加者の皆様が考えられる機会を設けることを目的に、本ワークショップを実施いたします。
ファシリテーター:北関東・信越地区研究会
会場:S405教室
想定対象:いずれも問わない
最大人数:20名
概要
北関東・信越地区研究会では、地方にある大学としてSDを意識した活動にも取り組んでいます。2023年に引き続き、2024年もWSを実施いたします。
予測困難な時代に、大学職員は個としてではなく、チームとしての活躍が必要です。その際、発想力や傾聴力といったいわゆる「提案力」が求められます。
この度、「ブレストカード」を用いたグループワークを行い、提案型業務ができる職員育成について、ご参加いただいた方々と意見交換いたします。皆様のお申し込みをお待ちしております。