ISSネットワークのミッション

Our Mission

子どもたちを守る

すべての子どもたちは生命と生存の権利を持ち、私たちは彼らを守らなければならない

家族をつなげる

家族と一緒にいること、または家族と再会・統合することが、子どもの最善の利益となる

もともとISSネットワークは、第1次世界大戦後に戦場となった欧州で、国境を越えて離散した家族や難民などの問題が発生したのを受け、1924年、家族や子どもの福祉を守るために設立されました。それ以降、戦争・紛争・人道危機のような状況下で、客観性と中立性を保ち、子どもの最善の利益のために活動してきました。

具体的には以下のケースワークサービス、および、子どもの権利保護のための技術育成とアドボカシーを行なっています。

ケースワーク·サービス

  • 法的·行政的支援(例:庇護申請手続きにおける法的助言、公文書の取得等)

  • 心理·社会的カウンセリング

  • 家族の追跡と関係(連絡手段)の維持

  • 家族の再統合

  • 所轄官庁への紹介

技術支援とアドボカシー

  • 専門家への情報発信(例:ニュースレター/会報誌、出版物など)

  • 専門家のトレーニング

  • 国内法や政策改革の支援

  • 専門家グループへの積極的な参加

  • 国連および地域条約機関との連携

今回ウクライナ危機が起こり、ウクライナ国内にいた750万人の子どもたちは、現在家族とともに今も戦争の渦中にいるか、凍えるような寒い冬に家から追い出されています。彼らの被る身体的・精神的な被害と集団移住による影響は甚大です。

ISSネットワークは国際条約などに明記された権利・法律に基づいて、このような子どもたちの保護の重要性を訴えます。ISSネットワークによる受け入れ国へのガイダンスはこちら

そしてこのような国境を超えて他国へ避難する子どもや家族を守り、国境を越える際に必要なサービスを提供し、最終的には家族が再統合されるよう働きかけます。