寺町

三角州の砂丘上に作られた寺町と町人町

明倫館遺構・聖廟(海潮寺)

端坊

熊谷家住宅

『萩の写真データベース』で他にも寺町の写真をご覧いただけます。 

萩城下町の北側につくられた寺町地区は、三角州の中では最も標高が高い砂丘の上に立地しており、今も20か所あまりの寺院や墓地が密集しています。広い墓地を囲む塀越しに、隣接する寺院の高い屋根がそびえ、迷路のように入り組んだT字路や字路も見られます。

今魚店町、樽屋町、細工町、米屋町などの町人地が作られ、魚屋や桶屋、米屋などの様々な商人や職人達が住んでいました。

寺院には高い塀と広い境内があり、戦(いくさ)や災害などの有事の際に防御したり避難したりするのに適しているので、寺町地区は、たくさんの兵士や住民が集合できる場所としての機能を持っていたのではないかと言われています。

今も、寺町の特徴が色濃く残る街並みを楽しむことができます。


※歩くときの注意※

寺院や神社は、神聖な場所です。誰かのお宅に伺う時のように、相手に失礼にならないよう、マナーを守って静かに、お参りをしましょう。

寺院によっては拝観できないところもあります。


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