1月にアクセプトされた論文の紹介記事?を書いてもらえました。毎月2本ぐらいずつEditor in Chief がピックアップして紹介してくれるようです。もともとHCBの論文数はそんなに多いわけではないので、何本かに1本は選んでもらえる、ということなのでしょうが、何にせよ紹介に値すると思って頂けたと思うと、うれしいです^^
ポスター発表の内容的には年末の分子生物学会と同じ内容でしたが、生理学会・薬理学会との合同大会ということで、いつもの解剖学会より大規模でなかなかよかったです。それと生殖系懇話会というサテライト企画の演者として招待していただき、久しぶりに口頭発表をしました。解剖学会の中で生殖関係の研究をしている方々とはあまりちゃんと交流できていなかったので、研究の中身を詳しく話すというより自己紹介的な内容にしてみたのですが・・・なぜか例年以上に小規模な集まりになってしまったようで、あまり同分野の知り合いが増える、といった感じにはならずちょっと残念、でした。とはいえこれできっかけができたので、来年からもなるべく参加したいと思っています。
雌の減数分裂の舞台となる出生前後のマウスの卵巣はかなり小さくて、組織切片を作って免疫染色で何かの解析をする、というのは結構難儀なのですが、切片を切る代わりにSquash法という標本作製法を利用すると免疫染色での解析が比較的簡単にできるよ〜、という方法論的な論文がHistochemistry and Cell Biologyにアクセプトされました。Methodologyの論文を一度書いてみたかったのでpublishできて満足です。この方法で得られた結果も自分的にはけっこう大事だと思っているので、実は密かにいい論文なのかもしれません笑 特に、データ解析を自分自身ではなく学生さん達が遺伝子型がわからない状態でやってくれて出た結果というのが、データに自信が持てる非常に重要な点だったと思っています。当時(だいぶ昔ですが)、解析してくれた菊池さん、清水さん、どうもありがとう〜!あ、ちなみにこの雑誌はacceptからon line publishまで1ヶ月以上かかりました。雑誌によるんだね... まぁ多少英語を直したりもしてくれたから高サービスなのかもしれないけど。
今年の医学研究実習で行ったHORMAD1ハプロ不全の卵母細胞で何が起こるのか、という話を、以前の解析結果と合わせて発表しました。ポスター発表の開始時刻に遅刻する、という失態を犯しましたが、何人かと有意義なディスカッションができたと思います。毎年会う人々にも会えて、前のラボの人たちとも久しぶりにゆっくりお酒を飲みながら話せて楽しかったです。今年の学会で目についたのは、Alphafoldかなぁ。
初めてオンサイトの生殖若手の会に参加してみました。分野的には受精関連の演題が多めで、減数分裂はやや対象外の感もあるのですが、2泊3日で分野の近い人たちと寝食を共にしてディスカッションするのは、楽しく貴重な体験でした。22講演で、出てきた生物種は植動物合わせて、18種? 多様な生物の生殖にまつわる話を聞けてとても楽しかったです。2年に一度の開催ですが、次回は発表もしようかなー
実はこのミーティングに参加したもう一つの理由は、山中湖周辺のキノコを観察したかったから!なのですが、実際にはあんまり見つけられませんでした。んー、残念!もう少し早めの季節ならよかったのかなぁ。
なぜか御殿場で海鮮丼...
HORMAD1の2ヶ所のリン酸化について、ポリクローナル抗体を使って解析した論文がExperimental Cell Researchにアクセプトされました。論文を書くのがちょー久しぶりになってしまったけど、今後は実験結果をちゃんと論文の形にして発表していきたいと思います!acceptからon line publishまでがめっちゃ早かったんだけど、これは今時当たり前なのかな⁈ あと大学が契約しているオープンアクセスの無料枠、使えるとすごくお得ですね。できれば毎年使いたいな... 欲を言えば、使える出版社をもっと増やしていただいて...
分生はいつも一人で参加している気分でしたが、今年は同じラボのメンバーと一緒という久しぶりのシチュエーションで、いつもの分生とはちょっと違う気分でした。ラボメンバーで飲みに行ったのも、コロナ以降では初めてでしたかね?発表内容は、mRNAスプライシングの違いによって作られるHORMAD1β(または1S)と呼んでいるC末端が異なるタンパク質アイソフォームの話で、先行論文ではスプライスバリアントのmRNAはあるけど、それがコードするタンパク質の存在がほぼ否定されていたのですが、私としてはタンパク質ができない理由があまり思い当たらないし、本当はタンパク質もあるんじゃないか、と言いたい気分で実験しているのですが、確実にある!といえるデータは未だ出せず・・・ より説得力のあるデータの出し方を考えなくちゃ!
3年ぶりのオンサイト学会!会場のあちこちで、やっぱりオンサイトはいいねー、という声が聞かれました。HORMAD2リン酸化部位のゲノム編集マウスを作った時に得られた複数のC末端欠損変異体の表現型について、まだpreliminaryな結果しかありませんでしたが、発表してきました。解析が進めば、もっと面白い話になっていくと思っています。学会では、(single cell) RNA-seqが、解析結果というより、"とりあえずとっておくべき基本データ"という感じだなー、というのが印象的でした。他にも超解像顕微鏡について等、いろいろ勉強になりました。会場が珍しく幕張ということで、兄の家や実家を宿にしたので、分子生物学会恒例?のB級グルメ、今回はおあずけでした...
今年も解剖学会は、結局オンラインのみになってしまいました。これで3年目ですな。大阪行けたらサッカー観戦もする予定だったのになー。発表内容は、HORMAD2のC末端欠損変異体の表現型の話で、パワポでプレゼンの動画を作って、それで発表、という形式でした。
今年の解剖学会は、名古屋!名古屋時代の知り合いと遊べるチャンスかと思っていましたが、コロナであえなくWeb開催に... まぁ残念だけど、想定内という感じでした。Zoomでポスター発表、という感じでしたが、自分の発表時間にちょうど東京オリンピックの聖火リレーが前橋の自宅近くを通ることになっていて・・・ ポスターほったらかして、聖火リレー観に行きました笑
あ、発表内容は去年の分子生物学会と一緒でした・・・
今年は早々にZoom開催が決まったのと、選択基礎医学実習の結果はまだ発表段階に至らない、という感じで、学会参加のモチベーションが上がらなかったのですが、まぁ何かは発表しておかなきゃかなぁということで、HORMAD1のC末端側のリン酸化について、ちょっと変わった結果が出ていたので、それを少し調べた結果をまとめておこうかな、という感じで演題を出しました。マニアックすぎてあまり伝わらなそうな内容ですが、自分としては核内のいろいろな反応(リン酸化など)がそれに必要な分子が集まったドメイン(液滴)で起こる、というアイデアに関連する話題、という感じで将来的には何か役に立つかも、と思っているのですが。ってやっぱり伝わらなそうだ笑
作成中(0P) 山口県は数少ない?行ったことのない県だったので、行きたかったなぁ。
選択基礎医学実習の非リン酸化型HORMAD1特異的抗体の免疫染色の結果を中心に、これまでのリン酸化型特異的抗体の話も合わせて、発表しました。割と好評だった気がします。分生は、専門分野が近い知り合いの研究者も何人かいるので、その方々と会って話せるのは、今後の研究に役立つことが多いです!
ゲノム編集で作製した変異体の表現型の一部について、発表しました。分生の時から、あまりデータは増えてないなぁ・・・。でも、今後必要な解析については、考えがまとまってきた気がしています!
ゲノム編集で作製した変異体の表現型の一部について、発表しました。まだpreliminaryな結果でしたが、諸先生方にいろいろコメントも頂いて、励まされました!