◆午前 ポスターセッション後半3
※(数字)はパネル番号
SDGsを身近に考えてもらうための「デジタル版SDGsカードゲーム」の開発
SDGsを身近に考えてもらうために、本校が瀬戸内市及び岡山県環境保全事業団と共同で作成した「瀬戸内市SDGsカードゲーム」のデジタル版を私たちがプログラミングして作成した。どこでも誰とでも手軽にプレーできることを目標に作成したこのゲームは、プレーするたびに新たな問題解決のアイデアが出てくるゲームとなっている。新たな発想と柔軟な思考で、現代の諸問題を解決する糸口を見つけることに役立てたい。
フサヒゲルリカミキリAgapanthia japonicaの保護活動に寄与できること
フサヒゲルリカミキリは、環境省第4次レッドリストにおいて、絶滅危惧ⅠA類に分類され、2020年現在、確実に生息が確認されているのは、蒜山地域のみである。今後、本種が安定的に存続するためには、生息地の草原環境の維持と、食草の保全と増殖が不可欠である。そこで、われわれ自然班は、津黒いきものふれあいの里と協働して、食草を増殖し植栽するプロジェクトを立ち上げた。
子どもの節句について
子どもを祝う日であるこどもの日やひな祭りで掲げられる鯉のぼりや雛人形。かつては、親戚を集め祝っていたが、今ではその形すら薄れている。そこで、地元和気町の「徳永こいのぼり」の方にお話を伺い、歴史や由来、飾る意味について学んだ。その中で、今の日本人が、飾ろうと思わない理由が明らかになってきたので、多くの人に子どもを祝うための日について知ってもらうための動画づくりをしていく予定だ。
Hayashima Before and After Project
例年早島中学校2年生では、早島町の魅力を発信するための商品開発プロジェクトに取り組んできた。今年は地元の課題を把握し、その課題を解決するための合同会社を設立して、少しでも地元に貢献できるよう力を注いでいる。課題から現在、「食品」「環境・福祉」「運送」「観光」の4つの部署に分かれ、関係の深い地元企業と連携しながら「早島の日」のイベントに向けてプロジェクトを進めている。