◆午前 ポスターセッション後半4
※(数字)はパネル番号
海田茶入浴剤で心も体もきれいに!
美作市の特産「海田茶」をもっと多くの人に知ってもらうため、飲むだけでなく入浴剤として活用する新しい提案を行った。香りや健康や美白成分を生かした入浴剤を試作し、学校や津山市の商店街などでワークショップを開催した。地元の人と交流しながら、美作の魅力を発信する活動を紹介したい。
牡蠣殻コンクリートの作成
備前市日生町では、毎年大量の牡蠣殻の処理について困っている。この活動では、日生漁業組合から譲り受けた牡蠣殻を粗骨材としたコンクリートを作成し、実用化に向けて開発している。作成にあたり、岡山理科大学の協力を得て、コンクリートが耐えうる最大荷重を測定し、牡蠣殻の適切な配合量を調べた。
車椅子利用者が安心して外出できるために・・・
日本に約200 万人いるという車椅子利用者が、外出を控えている現状に注目した。実際の走行体験や当事者への聞き取りから、外出時のトイレへの不安が外出を控える大きな要因と判明。そこで、多目的トイレを調査し、場所や手すりなどの設備の設置状況を、インターネットを通じて情報発信することで、不安を解消し、外出を促進し、地域活性化を目指す。今年で4年目を迎える「トイレットガールズ」のこれまでの活動について発表する。
ごんご Visa プログラム~ヒトとAIで叶える、新時代の旅~
目的はAI をつかって津山をアクセスしやすく、「深く」楽しめるところにすることである。現状としては2人に1人は日帰り、4人に一人は通行型観光ということから情報提供が不十分で「面白い」物があっても伝えられていないことである。それを改善するために、タブレット✕AI✕地域交流の新しい観光体験を提案する。条件を入力するだけで、旅行前にAI が最適なプランを提供し、観光客に合わせた旅程を提供する。
天然素材の魅力を伝える~錦糸、天然染料を使った商品の製作~
世の中は便利な物で溢れている。しかし、大切な物は長く使いたい、繰り返し使いたいと思っている。私たちは「再生可能」「天然素材で作った商品の良さを伝えたい」という思いで「天然素材で布を染める」「綿花から糸を紡ぐ」をテーマに研究を進めている。思い通りの色に染まらなかったり、上手く糸が紡げなかったりと多くの失敗もあったが、試行錯誤を重ね、試作品が完成した。今回は試作品完成までの実験の過程や結果、今後の展望を発表する。