◆午前 ポスターセッション後半3
※(数字)はパネル番号
地域と連携・協働した「思いやりのものづくり」
私たちは、全国的に問題となっている放置竹林に注目し、その課題解決に向けた活動を行っている。私たちの強みである「ものづくり」を生かし、地域で伐採した竹資源の有効活用に取り組んだ。竹を板状に加工し、汎用性のある素材づくりを行い、竹の活用を研究した。地域と連携・協働した竹林整備や竹の活用を通して、「思いやりのものづくり」で地域の課題解決を目指した。
菌のフシギラボ
口飲みしたペットボトル飲料水において、夏の常温(35℃)と冷蔵庫(5℃)で24時間保存した場合、ペットボトル内の細菌の増え方について実験を行った。また、保存温度だけでなく、飲料水の種類によっても細菌の増え方に差があるのかを検証した。実験方法:寒天培地を用いて細菌を培養することで、ペットボトル内にいた細菌数を可視化でき、増え方を比較した。
北校地リスタート!地域まるごと、まちのリビング
新見市では現在、少子高齢化で子供の数が減り学校の統廃合が進んでいる。旧新見北高等学校は、1926 年に設立され、2024 年に新見高校と校地統合し、一部を実習地として使用している。しかし、生徒の数も年々減少し、使われていない教室も増加し、昔のような活気は薄れている。そこで活気を取り戻すべく実習地で新見高校生物生産科の野菜を使った料理やグランドゴルフなど多世代で楽しめる交流の場を計画しようと考えた。
私たちの考える教育
私たちはこれまで様々な先生方の授業を受けてきた。面白い授業や分かりやすい授業、中には分かりにくいと感じた授業もあった。私たちのグループは「分かりやすい授業」をテーマに活動している。インターネットや書籍で得られる一般的な情報を参考にした上で、授業を受ける生徒の考えや思いを加えて、分かりやすい授業について考察をしている。
ジビエもネイルもグッズも笑顔をつくる力
真庭・蒜山地域活性化を目標に、「笑顔をつくる力」となるような活動を紹介する。
具体的には、
① 地元産ジビエを使った商品開発。ハンバーガーを想定しており、ハンバーガーチェーン店に売り込むことも視野に入れている。
② 近接の特別養護老人ホームの利用者をターゲットに、ネイルアートを含めた交流を計画している。
③ 本校地のゆるキャラ「すずしろくん」のグッズを作成し、本校地の知名度アップを図る。
真庭高校食農生産科の新たな取組~波長選択型有機太陽電池を用いた栽培検証の取組~
令和6年12月から、大阪大学産業科学研究所の家教授と連携し、波長選択型有機太陽光電池の野菜などの栽培に及ぼす影響について検証に取り組んできた。波長選択型有機太陽光電池とは、植物の成長に重要とされている赤と青の光を通し、成長に影響が少ないとされる緑色の光で発電するという新技術である。その栽培比較の結果等について発表する。