kayoc《アットマーク》cc.tuat.ac.jp
hirahara《アットマーク》go.tuat.ac.jp
キーワード:LCA、木材利用、炭素動態解析、カーボンクレジット
研究について:現在、「木材利用は排出削減に効果的なため積極的にしよう」という意見と「木材利用は排出削減に逆効果なので消極的にしよう」という意見がぶつかっています。私の研究では、森林と木材利用の時間変化に伴う炭素動態の解析を用いることで、どんな木材利用が排出削減に効果的、もしくはリスクとなるのかを明らかにする研究に取り組んでいます。
キーワード:木造建築物、非木造建築物、住宅、寿命、炭素貯蔵
研究について:建築物の寿命というのは実はよくわかっていません。なぜかというと、まずとにかく調査が難しいからです。長期間にわたるデータが必要になることもあるため、調査をしても推測程度にしかわからないことが多くあります。また、その建築物がある場所や時代によって同じ構造・用途であっても寿命の長さは変わってくるため、ケースバイケースで考える必要があります。このような難しさがありますが、建築物にまつわる環境影響について理解する際には寿命というものが重要なパラメーターとなるため、何とか解明していく必要性があります。そこで、私の研究では、日本の建築物では寿命はどうなるのか?ということについて様々な建築物の特性(用途・構造)ごとに解明することを目指しています。
キーワード:質的研究、市民参加、自然環境保全活動、都市公園
研究について:かつて新奇性や先進性で注目されていた市民による自然環境保全活動は、多様な人びとの参加による合意形成の困難さや高齢化・人材不足による活動の停滞、公共性・公平性の担保という課題に直面しています。このような課題を克服し、市民が持続的に自然環境保全活動を行うには?というテーマで研究を行っています。
キーワード:細胞農業、培養肉、ライフサイクルアセスメント(LCA)
研究について:現在の畜産による食肉生産は環境への影響が大きいことが指摘されており、新しい食肉生産体系の確立が求められています。そのような背景の下、私は細胞から食肉を生産する培養肉に焦点を当て、培養肉製造の環境影響を評価する研究に取り組んでいます。本研究は、培養肉製造の環境影響を明らかにするだけでなく、環境影響の観点から課題を特定し、改善策を検討・提案することで、環境に優しい培養肉生産体系の確立に貢献します。
キーワード:LCA、繊維板、木質ボード、炭素貯蔵、木材利用
研究について:国内で生産される繊維板のLCA(ライフサイクルアセスメント)について研究を行っています。繊維板は建築解体材や林地残材等、一度役目を終えた材を再び原材料として扱えることが特徴です。原料調達から製品が完成するまでの環境影響を評価し、正確に認識することで、繊維板の今後の需要拡大に貢献できるよう研究して参ります。
キーワード:建築廃棄物、木質ボード、パーティクルボード、環境影響評価
研究について:パーティクルボードは木材の小片を多層構造に成形した板材で、表層と裏層は中心層より粒子が細かく、塗装やオーバーレイ加工が可能で、構造用パーティクルボードも含まれます。この研究は日本におけるパーティクルボードの生産段階を細かく評価して、それぞれの環境影響を計算することを行います。この研究の目的としては、どのぐらいパーティクルボードの生産が自然環境に優しいかどうかを調べることです。
キーワード:森林サービス産業、流域連携、都市農村交流、山村社会
研究について:都市側の住民が森林を知る機会を増やすと、森林の抱えるさまざまな問題を解決できるのでは?という視点で研究を行なっています。学部の卒業研究では、森林を空間利用する森林サービス産業について、実施主体として森林組合に注目しました。現在は、休学して高知県の嶺北地域に移住し、林業の現場と吉野川の流域連携の最前線を学んでいます。
キーワード:炭素ストック、木材利用、建築物、カーボンニュートラル
研究について:木が育つとき、地球温暖化の原因であるCO₂を吸収し、その中の炭素を自分の中にためこみます。そして、その木を伐って家具や建物、紙などの木材製品に使うと、ためこんだ炭素が木の中に閉じ込められたままになります。僕の研究は、木材製品の中でも、木材を多く長く使う建築物に注目して、日本の建築物がどれほど炭素をためこんでいるのかを調べています。
森林総合研究所が開発した木のお酒を対象にLCAを実施する予定です。LCAを通じて、木のお酒の普及に貢献できることを目指していきます。
みなさんの住む地域にも、放棄された竹林はありませんか…? 竹林の価値創出に向けて、利用の面から展望や課題を明らかにする研究に取り組むことを考えています。竹に興味のある方はぜひお話ししましょう!
山村地域の子育て・教育に着目して研究を進める予定です。子育て・教育の視点から、移住者が来た後の山村地域の人間関係、そこに住む人々の考え方の変化などを調べます。
生活を取り巻く課題に対して、立場に関係なく多くの人々が携わりやすい・現場の声が反映されやすい環境を創りだせないかという思いのもとテーマを設定し、研究を進める予定です!
都道府県の都市化の進展による、木造建築の炭素ストック量推移について研究したいと思っています。高層建築の構造材へ木材を利用することによる炭素ストック量の推移についても勉強中です。
有機農業とその認証制度に関心があります!森林資源と農業をつなぐ資源循環の視点にも注目し、制度の実効性や現場とのつながりについて理解を深めていきたいです。
里山における活動や、自然公園について研究したいと考えています。現在はそれらの現状や課題について学んでいます。
再生可能エネルギーについて興味があります!環境への負担を減らすための方法を探すとともに、経済的発展も見込めるような施策も考えていきたいと思っています。
地場産品や地域にある施設や資源に注目し、マーケティングなどを用いた地域復興について研究を進めていきたいと考えています。