104-43Q

104-43

(答1、インスリン)

解説

胎児移行性については、まず、単純拡散における膜透過の原則を考える。

透過のし易さは、低分子>高分子、脂溶性>水溶性、分子型>イオン型

エタノールは低分子。チオペンタール。バルプロ酸は中枢作用薬であり、脂溶性が高い。インスリンは極めて低分子である。よって、高分子ペプチドホルモンのインスリンが残る。

妊婦の血糖コントロールにおける第一選択がインスリンであることも正答としての選択根拠としなる。

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(参考テキスト 膜透過、pH分配仮説)