100-166A

100-166

(答 2:肺からの薬物吸収は一般に、Ⅰ型肺胞上皮細胞を介した単純拡散によるものである。)

(答 3:皮膚の角質層の厚さには部位差があることから薬物の経皮吸収も部位により大きく異なることがある。)

解説

1 (誤)口腔粘膜からの吸収は肝初回通過効果を回避し、速やかに行われる。

4 (誤)全身作用型の点鼻薬(デスモプレシン)があることを考えると本問は不正解である。点鼻投与は肝初回通過効果の回避に有用である。

5 (誤)坐剤は直腸下部からの吸収されると肝初回通過効果を回避できる。ただし、直腸上部からの吸収は肝初回通過効果を受ける。

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(参考テキスト)