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AOS2024展示.pdf

鳥城AOS2024

鳥取西高等学校SSH成果発表会において,取組の内容や課題研究の成果をポスターにまとめて展示しました。

ラオス便り(12日目)

ラオス研修の全日程を終え,帰国しました。

通訳として同行してくださったブンタさんとワーさんをはじめ,現地で活躍するJICAやLJIのみなさま,あたたかく迎えていただいたポンサバン高校やドンコー村のみなさまにお会いできたことが本研修の何よりの宝です。今はまだ,凝縮されたこの2週間を整理できておりません。今後,振り返りやレポート,それらの発表を通して,本研修が生徒たちの探究の芽を育むものになることを願っております。 

ラオス便り(11日目)

最終日。1904年に建設された旧王宮を使用しているルアンパバーン国立博物館。ランサーン王国時代の調度品や外国からの贈答品,都市名の由来となったパバーン仏を見学しました。世界遺産の街ルアンパバーンのなかでも最も美しい寺院,ワットシェントーンを訪れました。TAEC(伝統文化・民族センター)では,ラオスの少数民族の分布や衣服,音楽といった文化を学びました。午後の便で,ベトナム・ハノイ空港を経由して日本へ帰国します。

ラオス便り(10日目)

早朝の托鉢を視察しました。ルアンパバーンはラオスの古都であり,数々の寺院が存在し,托鉢は観光の重要なコンテンツとなっている一方,観光客やその車で古都の景観が損なわれている現状もあります。私たちは,サパイ村で仕立てたシンやパービアン(ラオスのスカーフ)を着て、寺院を訪問しました。その後、朝市を視察し、川海苔や辛味噌などルアンパバーンの食の特産品を視察しました。スロウボートでパークウー洞窟を訪問,ゾウ園やクアンシーの滝も訪れました。

ラオス便り(9日目)

本日はJOCV(JICA海外協力ボランティア)特産品サイトを中心に視察しました。農産物の特産品化の取組の一環として,有機栽培の認証を受けた農家が集まり,野菜・果物・魚を販売するオーガニックマーケットを訪問しました。農林局では,所長をはじめとするJOCV隊員の皆様から歓待を受けました。曽明隊員は農村の特産品化,松井隊員はラオス産商品の販路拡大,梅谷隊員は伝統文化のデータベース化の活動を進めておられました。工芸品の生産地を訪問し,織物,和紙,焼き物の村を視察しました。夕方にはプーシーの丘を訪問,夕食には3名のJOCV隊員が合流してくださり,交流を深めることができました。

ラオス便り(日目)

パクセーから北部のルアンパバーンに移動しました。ルアンパバーンはラオスの古都であり、その街並みに歴史の名残りを感じます。本日は世界遺産に登録されている街並みを視察し、首都や南部と比較しながら、これまでとは違うラオスの文化を体感しました。ナイトマーケットでは,ラオスの工芸品(竹細工・織物(シン)・綿織物・漆器・木工品・藍染・和紙)の販売を視察しました。 

ラオス便り(7日目)

午前はパクセー教員養成校を訪問しました。ラオスの教育についてお話を聞くとともに、JICA青年海外協力隊から派遣されている宮川純加隊員(専門:理科教育)にインタビューを行いました。ラオスの教科書づくりや授業づくりに日本で培われた教育の知識や経験が生かされていることを学びました。

 その後昼食を挟み、午後からボラベン高原のタートファン滝やコーヒー農園を訪れました。タートファン滝では、ラオスの豊かな自然を体感し、滝周辺の植生について観察しました。

 ★ビエンチャンタイムズに先日の水道教室の記事が掲載されました★

ラオス便り(6日目)

ドンコー村でのホームステイを終えました。夕食と朝食をそれぞれの家庭で家庭料理をいただきました。料理のうち,島の外から持ち込まれたものはブタ肉と調味料のみです。お米はもちろんのこと,卵,鶏肉,川魚,ニンジンや冬瓜などの野菜,フルーツなど,自給自足の割合は極めて高いです。農業や漁業,他に織物,木工や竹細工といった生業がありました。

各家庭での水の使用状況を調査しました。天水に依存するほか,乾季にはメコン川の水をポンプアップします。一部には地下水利用もありましたが,島の地形に影響を及ぼす可能性もあるそうです。シャワーやトイレで天水を利用したのは,参加生徒も初体験のことで,村の生活から自分自身を振り返ることができ,新たな気付きを得ることのできた訪問でした。ホテルで小休止ののち,世界遺産ワットプーを視察しました。

ラオス便り(5日目)

思い出深い首都ヴィエンチャンを早朝に立ち、南部のパクセーに移動しました。

サパイ村でラオスのスカートであるシンの製作を依頼し、舟でドンコー村へ。ドンコー村はメコン川の中洲にあり,天水田を中心とする農業や織物を主産業とする村です。伝統行事であるバーシーを体験し,島にある小学校を視察しました。また,島の周囲を舟で一周しました。その後は,二人ずつに分かれてホームステイへ。どんな夜になるのでしょうか、明日の便りで報告します。

ラオス便り(4日目)

10月6日(金)は,JICAの水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU2)の一環として行われる水道教室を視察しました。ヴィエンチャンの郊外にある水道未整備の村を訪問し,村周辺の水の課題,水道水の安全性と大切さについて村人を対象とする水道教室です。今後,水道の整備に向けて,村内で具体的に話し合うことになります。水道未整備の村で,どのようなプロセスを経て整備につながるのか,実例を学ぶことができました。午後は,チナイモ浄水場を訪問し,メコン川から取水した水を沈殿,濾過させるなどによって市内に配水するまでの施設を視察しました。昼食会では,MaWaSU2プロジェクトの皆さんと交流しました。

ラオス便り(3日目)

ラオス便り(3日目)

10月5日(木)は,ラオス国立大学附属フォンサバン高校を訪問し,現地の高校生と交流しました。交流会では学校紹介や日本の自然環境,文化,日本の伝統的な遊びについて英語でプレゼンテーションを行い,同年代の生徒と交流することによって,学校生活や文化,進学などのことについて相互に新たな気付きを得ることができました。副校長先生をはじめとする先生方,高校生の皆さんから盛大な歓迎を受けたことに,訪問団一堂は深く感銘を受けております。ラオス日本センター(LJI)において職員の皆様との昼食会を過ごした後,LJIの活動やラオスの経済,教育事情について学び,理解をさらに深くすることができました。帰路は,タイ・ラオス友好橋やラオスと中国を結ぶ新しい鉄道駅を視察しています。

ラオス便り(2日目)

ラオス便り(2日目)

本日はJICA事務所を表敬訪問し、ラオスの概況とJICAの国際協力についてお話を聞きました。質疑応答では,JICAの国創りや有償協力がなくなった理由などたくさんの質問が出て,活発な意見交換ができました。今後,紹介のあったJICAが関わった友好橋や水道事業など国際協力の舞台を視察する予定です。

その後、ラオスの首都ビエンチャン市内の寺院(タートルアン,ワット・シーサケート,ワット・ホーパケオ)やパトゥーサイ(凱旋門)及びCOPEビジターセンター(不発弾処理)を視察し、ラオスの歴史や文化に触れました。

ラオス便り(1日目)

10月3日から14日までの日程で,生徒8名・引率2名がラオスを訪問しています。このラオスESD研修プログラムでは,水問題,生業,持続可能な観光をテーマにしてヴィエンチャン,パクセー,ルアンパバーンの3都市を巡っていきます。本日は,鳥取空港から羽田空港,バンコク・スワンナプーム空港を経由して,ラオスの首都ヴィエンチャン・ワッタイ空港へ移動しました。全員,元気に過ごしています。 

大会結果

○コンテスト

【開催日】2月19日(日)

【会 場】オンライン開催

【大会名】第17回科学地理オリンピック  および  第19回国際地理オリンピック日本代表選抜大会

【大会成績】2年 倉本 和樹  銀メダル受賞

サイエンスガーデン.pdf

西高SSHサイエンスガーデン~高校生による出前授業~

令和5年2月8日(水)、9日(木)、本校自然科学部の生徒計12名が、鳥取市立久松小学校4年生から6年生の計138名を対象に「西高SSHサイエンスガーデン~高校生による出前授業~」を実施しました。

観光甲子園2022 空飛ぶクルマ部門 準グランプリ

 

 

観光甲子園2022の空飛ぶクルマ部門決勝大会が、2月5日(日)オンラインで行われ、本校の2年広富愛奈さん,馬淵満葉子さん,山根京子さんが、見事準グランプリに輝きました。昨年から、山陰海岸ジオパークを題材に取材して作成した旅行プランについて,企画書とプレゼンテーション動画を作成し,決勝大会で調査内容などの審査を受けました。プランの独自性や行程の面白さや空飛ぶクルマによる観光方法により発生する新しい業態の創出といった社会的な価値が高く評価されました。

サイエンスセミナー「鯨学講座」

2022年12月26日(月)国立科学博物館動物研究部研究主幹 田島木綿子先生と宮崎大学教育学部准教授 西田伸先生を講師にお迎えし、イルカ・クジラから鳥取の海の環境を考えるセミナーを実施しました。本校生徒20名、鳥取東高校から3名が参加し、鯨類のストランディング(座礁)の現状、鯨類と進化の講義を受けた後、全長7mのヒゲ鯨の骨格標本を使った骨学ワークショップを体験しました。参加した生徒は、「想像したより脊椎骨は大きく、実際に骨を触ることでクジラを体感することができた」「海の環境問題を鯨類の研究を通して知ることが出来た」など貴重な体験を語っていました。


サイエンスクッキングセミナー(VERMONT COOKING SEMINAR)

2022年12月22日(木曜日)特別講師として本校ALTのアライザ先生(アメリカ バーモント州出身)をお迎えして、サイエンスクッキングセミナーを実施しました。

鳥取西高校は2019年からバーモント州エセックス高校との交流を続けてきました。コロナ禍で直接交流ができない期間が続きましたが、来年はバーモントの高校生との交流再開を目指しています。今回のセミナーはその機運を高めるために実施しました。参加した生徒12人はバーモント特産のメープルシロップやリンゴを使ったクランブルカップケーキ作りに挑戦し、英語でのやりとりを含めて苦戦しながらも、おいしいケーキを焼き上げました。


自然科学部生物班文部科学省表敬訪問.pdf

西表島フィールド研修

8月 7日(日)から 11日(木)までの4泊5日の日程で、西表島フィールド研修を実施しました。この研修は本年度予定していた海外研修の代替として、沖縄県の西表島と石垣島をフィールドとして実施したもので、1,2年生の希望者10名が参加しました。 うち5人はマングローブ生態系をテーマとするマングローブ班、別の 5人は海洋に広がるプラスチック問題をテーマとする海洋プラスチック班としてそれぞれの研究を進めています。

自然科学部生物班文部科学省表敬訪問.pdf

自然科学部生物班生徒の文部科学大臣表敬訪問

8月25日(木)に文部科学省を訪問し、5月に国際学生科学技術フェア(ISEF)アトランタ大会にオンラインで出場した本校自然科学部生物班3年生の酒本莉花さん、片山千佳子さん、森鑑さんの3名が、永岡文部科学大臣より文部科学大臣特別賞を授与されました。詳細は以下のリンクをご覧ください。

【文部科学省HPへのリンク】

https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2022/20220825.html

ハワイ・氷ノ山研修.pdf

海外オンライン研修プログラム【ハワイ・氷ノ山研修】

8月3日(水)~5日(金)に2泊3日、氷ノ山の氷太くんに宿泊して、ハワイ島と鳥取の生態系について考えるプログラムを実施しました。今年度は、鳥取西高以外にも、米子東高校、倉吉東高校、青翔開智高校の生徒計22人が参加しました。 

8/3~4 神戸 SSH 生徒研究発表会(全国大会) .pdf

2022.8.3~4 神戸 SSH 生徒研究発表会(全国大会)

2022 年 8 月 3 日、 4 日に、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)生徒研究発表会が、神戸国際展示場で開催されました。

鳥取西高校代表として、自然科学部生物班の 4 人、酒本莉花さん、片山千佳子さん、森鑑くん、谷口隆将くん(いずれも 3 年生)が出場しました。  

2022第2回ESDセミナー .pdf

7月4日(金)に第2回ESDセミナーとして、1年生~3年生の生徒11名が鳥取赤十字病院を訪問しました。外科医、麻酔医、歯科口腔外科医、研修医、薬剤師、看護師と多様な職種・専門の方々が、病院の地域での役割・仕事の内容・ご自分の経験や仕事への思い等を話してくださいました。休憩時間には内視鏡外科結紮融合ドライボックス(手術練習用の器具:写真右)を使い、腹腔鏡手術のトレーニングを経験しました。

3年生研究発表会 

2022年7月13日(水)に本校を会場として,「課題研究」の3年生研究発表会を実施しました。午前中に,3年生全員による口頭発表(プレゼンテーション)を34会場に分かれて行いました。発表者は,2年生の4月から一人ひとりが個々に研究テーマをつくり,1年半かけて課題研究に取り組んできました。その間,中間発表会やポスター発表を経て今回の口頭発表を実施しています。外部講師の先生方から「高校の学習内容を超えた一歩先行したテーマにチャレンジしている」「将来のグローバルな研究者育成のきっかけになると期待しています」といったコメントをいただきました。個々の研究テーマも高校生ならではのユニークな視点のものもあり,主体的に探究する力を伸ばす機会となりました。一方で,根拠となる調査結果やデータをより多く得ることといった課題も指摘されているとおり,益々優れた課題研究を発表することが大切となっています。今後,3年生は研究論文を作成し,最終的な成果物を提出する予定です。 

第1回ESDセミナー「佐治漆の現在と活用」

 

 

 6月3日(金)に佐治漆研究会の橋谷田岩男さんによる放課後セミナーを行いました。鳥取市佐治町にある漆資源に着目した研究について,多面的な角度から考える機会となりました。歴史的な変遷をまとめた研究から発し,漆の成分分析や地質に関する研究など,まさに学際融合的な研究姿勢を学ぶことができました。

 今後も,活用方法などについて本校生徒の研究にご協力をいただきます。生徒からは,「新たな活用方法の実用化や6次産業化などについて興味の幅が広がりました」といった感想がありました。

鳥城Academic Open Space(AOS)2022ポスターセッション

(令和4年度鳥取西高等学校SSH/SGH等研究成果発表会)

 

4月20日(水)に標記のポスターセッションを実施しました。今回は初めて岡山県,島根県,鳥取県の高等学校7校が参加し,相互に課題研究の成果を発表しました。2年生は主に1年生で研究した企業研修の内容を中心とした研究,3年生は2年生から開始した個人研究の成果発表を行いました。また,1年生が訪問した企業様も多数参加してくださいました。課題研究の取り組み方をさらに向上するための職員研修会,生徒相互の意見交換の場として生徒交流会も同時に開催しました。県外の講師さんや学校との間は,リモート環境での実施でしたが,有効な交流の場となりました。

第27回AIG高校生外交官日本プログラム参加者に選考されました 

2年生の広富愛奈さんが,全国20名の参加者として選ばれました。今年7月21日から8月2日まで京都で行われる第27回AIG高校生外交官日本プログラムに参加する予定です。本プログラムでは,アメリカの高校生と共同生活しながら,高校生外交官としてディスカッション,プレゼンテーション等が行われます。 

海外オンライン研修プログラム(ラオス)

3月22日(火)に本校とラオスとを結んだオンライン研修を実施しました。JICAによる水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSUⅡ)の担当者2名を講師として,ラオスの水環境に関する現状と課題,都市部と農村部における安全な水へのアクセスを中心に,水道事業システムの概要や現状と課題について分かりやすく説明をしていただきました。研修中は,生徒からも多くの質問がありました。生徒から,「日常生活では意識しづらい離れた地域の水問題について知ることができ,課題に対するアプローチを考える機会になった」「課題が山積していることがわかり,疑問も生まれたのでもっと知りたいと思った」などの感想がありました。今後は,研修内容をまとめ,課題研究につなげるなど,継続した研究テーマとして取り組んでいく予定です。