蒜山高原STEM研修
7月21日(月)~23日(水)、岡山県真庭市にある鳥取大学農学部附属フィールドサイエンスセンター教育研究林 蒜山の森 で、蒜山高原STEM研修を実施しました。
高校1、2年生希望者の16名のほか、10月に行われる米バーモントSTEM研修の参加者5名も事前研修と参加し、合計21名が参加しました。
研修では、森林調査班と土壌動物調査班に分かれ、蒜山の教育研究林を調査しました。
調査では、樹木の生育に気温や降水のほか降雪も影響していることが示唆されたり、教育林が位置する場所でもかつて火入れが行われていた痕跡を示す炭が土壌から発見されたりするなど、新しい知見が得られました。
令和7年度「課題研究」3年生研究発表会
7月16日(水)、令和7年度「課題研究」3年生研究発表会を実施しました。
本校3年生による発表のほか連携校による発表も行われ、合計119の研究発表がありました。
発表には、鳥取大学教員を外部講師と招聘したほか、本校1、2年生や県内高等学校、中学校の教員、保護者も聴衆として参加しました。
各発表会場では、研究発表に対し盛んな質疑応答が行われ、発表者と聴衆が一体となって研究を深めていく様子がみられました。
また、発表会後には、本校と連携校との、生徒及び教員交流会も行われました。
アメリカ・バーモント交流4日目 佐治STEMプログラム
令和7年度4月24日(木)、さじアストロパークにて、バーモント交流4日目(佐治STEMプログラム)を行いました。今回は、天文をテーマに、プラネタリウム観覧、103cm反射望遠鏡を用いた昼の金星観察会、館内クイズラリー、実験「空気がないとどうなるか」、実験&クイズ「ロケット」を行いました。講師による実験・観察の説明や解説を、本校生徒が英語に訳しバーモント生徒に伝達しました。また、実験結果の予想や考察も、英語で議論しました。
鳥城Academic Open Space(AOS)2025(令和6年度鳥取西高等学校SSH/SGH研究成果発表会)を開催
令和7年1月29日(水)、とりぎん文化会館にて、鳥城Academic Open Space(AOS)2025(令和6年度鳥取西高等学校SSH/SGH研究成果発表会)を開催しました。これは、高校1、2年生が課題研究等で取り組んだSSH/SGH等に係る研究課題の研究発表をポスターセッション形式で行うものです。今回は、本校2年生の111テーマや高校1年生の75テーマに加え、連携校の島根県立出雲高等学校、島根県立松江南高等学校、兵庫県立豊岡高等学校、岡山県立津山高等学校、青翔開智高等学校、県立米子東高等学校、県立鳥取東高等学校から、あわせて9テーマの発表もありました。ポスターセッションでは、本校生徒どうしはもちろんのこと、連携校生徒や来場者との間で活発な議論が繰り広げられ、研究の成果と課題を把握することができました。
日本学生科学賞・サイエンスカンファレンス 受賞!
詳細 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/2232
鳥取県産業技術センタープログラムを実施
令和6年12月11日(水)~12月13日(金)の3日間、鳥取県産業技術センター電子・有機素材研究所(鳥取地区)にて、鳥取県産業技術センタープログラムを実施しました。今年度は、1年生10名が、情報分野「生成AIを活用したプログラミング」と化学分野 「リサイクルプラスチックの物性」の2テーマに分かれて実習を行いました。情報分野では、デジタル数字を読み取る画像認識に取組ました。化学分野では、廃棄プラスチックから作ったリサイクルプラスチックの強度を調べるための引張試験や曲げ試験、示差走査熱量計や赤外線分光光度計を用いた成分分析を行いました。
参加生徒感想(抜粋)
・まだAIの序章であるからこそ,まずはヒトの賢い頭で予測して,多面的に考えて,AIを育成・使用していくべきだと思いました。また,「鳥取」の現状が,すごく印象に残っています。地方や中小企業にとって,いくら「人不足」が深刻でも,コミュニティが小さいからこそ,今働いている人々や開発者など多くの立場の人に,より大きな影響を及ぼしてしまうと気付きました。
・今回の研修を通して物性をはかるために利用されていたり,身近なプラスチック製品はプラスチックの種類を考えられて作られたりしていることを知って普段学んでいることが実社会に生かされていると感じ勉強へのさらなる意欲が湧きました。
SSHサイエンスガーデンを実施
詳細 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/2197
つくばプログラム産業技術総合研究所研修を実施
令和6年10月28日(月)~31日(木)の4日間、茨城県つくば市の産業技術総合研究所にて、「つくばプログラム産業技術総合研究所研修」を実施しました。今年度は、生徒8名が産総研技術研修生となり、電子光技術研究部門の永崎洋氏と量子・AI融合技術ビジネス開発グローバル研究センターの竹下直氏を講師に、「銅酸化物高温超伝導体の測定」「高圧力下物性測定」の2テーマに分かれ研修を行いました。これらの研修では、実際に超伝導体を作製したり、高圧低温下での超伝導体の振舞いを測定しました。研修の合間には、若手研究者との食事会が催され、研究者との交流もありました。
参加生徒感想(抜粋)
・未知のものに対するワクワク感や研究の楽しさが凄く分かりました。「研究する」ことの大変さと楽しさを実感できた4日間でした。私たちのグループは超伝導現象をうまく観測できたものとそうでないもののどちらも作ることができたので,比較してしっかり考察したいです。これから課題研究やAPもあるので,今回の研修で学んだ研究の方法を忘れず,重要なポイントを考えて活かしていきたいです。
・今回学んだ専門用語や超電導の論理についてそれぞれより深く理解し,超伝導分野全体の理解を深くしていきたいと思いました。研修中に出てきた荷電粒子のスピンと含めて理解し,超伝導分野への理解をより深め自分の世界を広げていきたいです。今回体験したのは,既に材料が用意してある状態での試料の作成でした。今わかっている超電導の本質について理解し,今後の課題研究につなげていきたいと思いました。
アメリカ・バーモントSTEM研修プログラムを実施
令和6年10月4日(金)~10月16日(水)、アメリカ・バーモントSTEM研修プログラムを実施しました。
詳細はこちらをご覧ください。
研修初日 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/1958
研修2 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/1963
研修3 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/1968
研修4 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/1971
研修5 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/1974
研修6 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/1980
研修7 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/2004
研修8 https://www.torikyo.ed.jp/toriw-h/plugin/blogs/show/1/10/2021
蒜山高原STEM研修プログラムを実施
令和6年7月31日(水)~8月2日(金)の3日間、鳥取大学教育研究林蒜山の森にて、「蒜山高原STEM研修プログラム」を行いました。この研修では、鳥取大学農学部教授の唐澤先生や元鳥取大学農学部教授の佐野先生を講師に、森林調査と土壌動物調査を行いました。森林調査では「人間の歴史が現在の森林の成立と遷移にどのような影響を与えたのか」をテーマに、樹種、胸高直径、樹高、樹齢などを調査しました。また、土壌動物調査では「森林環境の違いは、大型土壌動物の種数や個体数にどのような違いをもたらすか?」「森林環境の違いは、中型~小型の土壌動物にどのような違いをもたらすか?」「森林環境の違いは、徘徊生甲虫類の種数、個体数にどのような違いをもたらすか?」の3つをテーマに、土壌動物を採取し、実態顕微鏡等を用いて調査しました。
参加生徒感想(抜粋)
・研究メンバーで協力してデータを得て、色々な視点で、得られたデータを元に考察をして、協力する姿勢や科学に対する興味、共同研究をすることによって得られるものを吸収できる限り吸収したと思う。そして、科学のことに限らず、新たなことに挑戦して、一生懸命頑張る姿勢も得られたと思う。
・3日間の研修だったがとても貴重な体験になった。私は今まで研修に参加したことがなかったので不安なことも多かったが、研修が始まってからはとにかく楽しくてあっという間だった。森林班の調査は想像していたよりも過酷で疲れたが、その分調査や考察が充実して面白かった。私は絵を書くのが好きなので森林断面図をかくことで貢献できてよかったし、びっくりするくらいスライドが充実していて、班のみんなの頑張りに感心した。この研修で他クラスの人と友達になれたり、先輩との関わりができたりして人間関係の幅が広がって嬉しく思う。蒜山の満天の星空は忘れられない。沢山のものをこの研修で得られ、参加して本当によかった。
・森の中で探索するのがなかなか一人では迷子になりそうでやれてなかったのでフィールドワークでたくさんの時間探索、調査ができて楽しかった。スライド作成するためスプレッドシートに情報をまとめ、グラフを作成したときに情報の授業で学んだExcelの使い方がこうやって生かされるのかと嬉しかった。時間制限がきっちりと決まっている中でのプレゼンテーションの準備、発表だったので効率的に行動し、期限内に終わらせるにはどうすればいいかためになった。他の班のプレゼンテーションを見て、どうやったら見やすくて聞きやすくなるのかを考えた。この研修を通して同級生や先輩、先生、大学生と色んな人に関わりいろんな考え方に触れ、繋がりもできて楽しい研修になった。まだまだいろんな良かったことや学べたことがあって楽しかった。
横浜緑ケ丘高等学校・鳥取西高等学校合同「海・星・砂のフィールド研修」を実施
令和6年7月24日(水)~26日(金)の3日間、「山陰海岸ジオパークの地質と生態系」をテーマに、「海・星・砂のフィールド研修」を行いました。この研修は、神奈川県立横浜緑ケ丘高等学校と合同で行うもので、本校より13名、緑ケ丘高等学校より11名の生徒が参加しました。1日目は、鳥取大学乾燥地研究センターで講義を受けるとともに、鳥取砂丘では夜間調査を行いました。2日目の日中は、岩美海岸で自然観察と調査を行い、夜間はさじアストロパーク天文台で103cm大型望遠鏡を利用した各種天体の観測や流星の数を計測して地球全体の流星の数を予測しました。3日目午前は、天文台職員からの天体観測のフィードバックや、手作り望遠鏡製作を行いました。午後は、鳥取西高校にて、フィールド研修のまとめを行いました。後日、オンラインで2校合同の研修報告会を行う予定です。
参加生徒感想(抜粋)
・玄武洞の玄武岩に含まれる磁鉄鉱が通常の岩石とは磁極が逆を向いているという話は,自然科学部地学班として興味があるので調べてみたい。また,夏休み中にペルセウス座流星群の観測・撮影をして流星の速度に関する研究を始めたので,今回の研修で得た流星に関する知識や,さじアストロパークで流星を観測した際の体験を活かしたい。
・鳥取県沿岸にムラサキウニが大量発生しており,磯焼けの原因になっていることを学んだ。私は,鳥取に住んでいながらも,鳥取の環境について自分がまだまだ無知であることに気付かされた。また,砂丘では外来種による草原化を防ぐためにボランティアの方々が除草活動を続けている。これからの鳥取の自然を守っていくには,私たち若い世代の取り組みが重要である。高校生である私たちにできることは多くはないと思うが,まずは自分たちの地域の自然について知ろうとすることが大切だと感じた。
・今回の研修は私にとって,自分自身の興味関心を深め,これからの生活のしかたや価値観を見直すよい機会となった。知識としてわかったつもりになっていたことも,実際に体験してみると新たな発見があった。そして,知識を得ることも大事だが,それだけでは駄目で,実際に行動しようという思いをもち,知識と思いを結びつけることで初めて自分のもつ知識に意味が生じるのではないかと考えた。
鳥取西高等学校SSH成果発表会において,取組の内容や課題研究の成果をポスターにまとめて展示しました。
ラオス研修の全日程を終え,帰国しました。
通訳として同行してくださったブンタさんとワーさんをはじめ,現地で活躍するJICAやLJIのみなさま,あたたかく迎えていただいたポンサバン高校やドンコー村のみなさまにお会いできたことが本研修の何よりの宝です。今はまだ,凝縮されたこの2週間を整理できておりません。今後,振り返りやレポート,それらの発表を通して,本研修が生徒たちの探究の芽を育むものになることを願っております。
最終日。1904年に建設された旧王宮を使用しているルアンパバーン国立博物館。ランサーン王国時代の調度品や外国からの贈答品,都市名の由来となったパバーン仏を見学しました。世界遺産の街ルアンパバーンのなかでも最も美しい寺院,ワットシェントーンを訪れました。TAEC(伝統文化・民族センター)では,ラオスの少数民族の分布や衣服,音楽といった文化を学びました。午後の便で,ベトナム・ハノイ空港を経由して日本へ帰国します。
早朝の托鉢を視察しました。ルアンパバーンはラオスの古都であり,数々の寺院が存在し,托鉢は観光の重要なコンテンツとなっている一方,観光客やその車で古都の景観が損なわれている現状もあります。私たちは,サパイ村で仕立てたシンやパービアン(ラオスのスカーフ)を着て、寺院を訪問しました。その後、朝市を視察し、川海苔や辛味噌などルアンパバーンの食の特産品を視察しました。スロウボートでパークウー洞窟を訪問,ゾウ園やクアンシーの滝も訪れました。
本日はJOCV(JICA海外協力ボランティア)特産品サイトを中心に視察しました。農産物の特産品化の取組の一環として,有機栽培の認証を受けた農家が集まり,野菜・果物・魚を販売するオーガニックマーケットを訪問しました。農林局では,所長をはじめとするJOCV隊員の皆様から歓待を受けました。曽明隊員は農村の特産品化,松井隊員はラオス産商品の販路拡大,梅谷隊員は伝統文化のデータベース化の活動を進めておられました。工芸品の生産地を訪問し,織物,和紙,焼き物の村を視察しました。夕方にはプーシーの丘を訪問,夕食には3名のJOCV隊員が合流してくださり,交流を深めることができました。
パクセーから北部のルアンパバーンに移動しました。ルアンパバーンはラオスの古都であり、その街並みに歴史の名残りを感じます。本日は世界遺産に登録されている街並みを視察し、首都や南部と比較しながら、これまでとは違うラオスの文化を体感しました。ナイトマーケットでは,ラオスの工芸品(竹細工・織物(シン)・綿織物・漆器・木工品・藍染・和紙)の販売を視察しました。
午前はパクセー教員養成校を訪問しました。ラオスの教育についてお話を聞くとともに、JICA青年海外協力隊から派遣されている宮川純加隊員(専門:理科教育)にインタビューを行いました。ラオスの教科書づくりや授業づくりに日本で培われた教育の知識や経験が生かされていることを学びました。
その後昼食を挟み、午後からボラベン高原のタートファン滝やコーヒー農園を訪れました。タートファン滝では、ラオスの豊かな自然を体感し、滝周辺の植生について観察しました。
★ビエンチャンタイムズに先日の水道教室の記事が掲載されました★
ドンコー村でのホームステイを終えました。夕食と朝食をそれぞれの家庭で家庭料理をいただきました。料理のうち,島の外から持ち込まれたものはブタ肉と調味料のみです。お米はもちろんのこと,卵,鶏肉,川魚,ニンジンや冬瓜などの野菜,フルーツなど,自給自足の割合は極めて高いです。農業や漁業,他に織物,木工や竹細工といった生業がありました。
各家庭での水の使用状況を調査しました。天水に依存するほか,乾季にはメコン川の水をポンプアップします。一部には地下水利用もありましたが,島の地形に影響を及ぼす可能性もあるそうです。シャワーやトイレで天水を利用したのは,参加生徒も初体験のことで,村の生活から自分自身を振り返ることができ,新たな気付きを得ることのできた訪問でした。ホテルで小休止ののち,世界遺産ワットプーを視察しました。
思い出深い首都ヴィエンチャンを早朝に立ち、南部のパクセーに移動しました。
サパイ村でラオスのスカートであるシンの製作を依頼し、舟でドンコー村へ。ドンコー村はメコン川の中洲にあり,天水田を中心とする農業や織物を主産業とする村です。伝統行事であるバーシーを体験し,島にある小学校を視察しました。また,島の周囲を舟で一周しました。その後は,二人ずつに分かれてホームステイへ。どんな夜になるのでしょうか、明日の便りで報告します。
10月6日(金)は,JICAの水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSU2)の一環として行われる水道教室を視察しました。ヴィエンチャンの郊外にある水道未整備の村を訪問し,村周辺の水の課題,水道水の安全性と大切さについて村人を対象とする水道教室です。今後,水道の整備に向けて,村内で具体的に話し合うことになります。水道未整備の村で,どのようなプロセスを経て整備につながるのか,実例を学ぶことができました。午後は,チナイモ浄水場を訪問し,メコン川から取水した水を沈殿,濾過させるなどによって市内に配水するまでの施設を視察しました。昼食会では,MaWaSU2プロジェクトの皆さんと交流しました。
ラオス便り(3日目)
10月5日(木)は,ラオス国立大学附属フォンサバン高校を訪問し,現地の高校生と交流しました。交流会では学校紹介や日本の自然環境,文化,日本の伝統的な遊びについて英語でプレゼンテーションを行い,同年代の生徒と交流することによって,学校生活や文化,進学などのことについて相互に新たな気付きを得ることができました。副校長先生をはじめとする先生方,高校生の皆さんから盛大な歓迎を受けたことに,訪問団一堂は深く感銘を受けております。ラオス日本センター(LJI)において職員の皆様との昼食会を過ごした後,LJIの活動やラオスの経済,教育事情について学び,理解をさらに深くすることができました。帰路は,タイ・ラオス友好橋やラオスと中国を結ぶ新しい鉄道駅を視察しています。
ラオス便り(2日目)
本日はJICA事務所を表敬訪問し、ラオスの概況とJICAの国際協力についてお話を聞きました。質疑応答では,JICAの国創りや有償協力がなくなった理由などたくさんの質問が出て,活発な意見交換ができました。今後,紹介のあったJICAが関わった友好橋や水道事業など国際協力の舞台を視察する予定です。
その後、ラオスの首都ビエンチャン市内の寺院(タートルアン,ワット・シーサケート,ワット・ホーパケオ)やパトゥーサイ(凱旋門)及びCOPEビジターセンター(不発弾処理)を視察し、ラオスの歴史や文化に触れました。
10月3日から14日までの日程で,生徒8名・引率2名がラオスを訪問しています。このラオスESD研修プログラムでは,水問題,生業,持続可能な観光をテーマにしてヴィエンチャン,パクセー,ルアンパバーンの3都市を巡っていきます。本日は,鳥取空港から羽田空港,バンコク・スワンナプーム空港を経由して,ラオスの首都ヴィエンチャン・ワッタイ空港へ移動しました。全員,元気に過ごしています。
○コンテスト
【開催日】2月19日(日)
【会 場】オンライン開催
【大会名】第17回科学地理オリンピック および 第19回国際地理オリンピック日本代表選抜大会
【大会成績】2年 倉本 和樹 銀メダル受賞
西高SSHサイエンスガーデン~高校生による出前授業~
令和5年2月8日(水)、9日(木)、本校自然科学部の生徒計12名が、鳥取市立久松小学校4年生から6年生の計138名を対象に「西高SSHサイエンスガーデン~高校生による出前授業~」を実施しました。
観光甲子園2022 空飛ぶクルマ部門 準グランプリ
観光甲子園2022の空飛ぶクルマ部門決勝大会が、2月5日(日)オンラインで行われ、本校の2年広富愛奈さん,馬淵満葉子さん,山根京子さんが、見事準グランプリに輝きました。昨年から、山陰海岸ジオパークを題材に取材して作成した旅行プランについて,企画書とプレゼンテーション動画を作成し,決勝大会で調査内容などの審査を受けました。プランの独自性や行程の面白さや空飛ぶクルマによる観光方法により発生する新しい業態の創出といった社会的な価値が高く評価されました。
サイエンスセミナー「鯨学講座」
2022年12月26日(月)国立科学博物館動物研究部研究主幹 田島木綿子先生と宮崎大学教育学部准教授 西田伸先生を講師にお迎えし、イルカ・クジラから鳥取の海の環境を考えるセミナーを実施しました。本校生徒20名、鳥取東高校から3名が参加し、鯨類のストランディング(座礁)の現状、鯨類と進化の講義を受けた後、全長7mのヒゲ鯨の骨格標本を使った骨学ワークショップを体験しました。参加した生徒は、「想像したより脊椎骨は大きく、実際に骨を触ることでクジラを体感することができた」「海の環境問題を鯨類の研究を通して知ることが出来た」など貴重な体験を語っていました。
サイエンスクッキングセミナー(VERMONT COOKING SEMINAR)
2022年12月22日(木曜日)特別講師として本校ALTのアライザ先生(アメリカ バーモント州出身)をお迎えして、サイエンスクッキングセミナーを実施しました。
鳥取西高校は2019年からバーモント州エセックス高校との交流を続けてきました。コロナ禍で直接交流ができない期間が続きましたが、来年はバーモントの高校生との交流再開を目指しています。今回のセミナーはその機運を高めるために実施しました。参加した生徒12人はバーモント特産のメープルシロップやリンゴを使ったクランブルカップケーキ作りに挑戦し、英語でのやりとりを含めて苦戦しながらも、おいしいケーキを焼き上げました。
8月 7日(日)から 11日(木)までの4泊5日の日程で、西表島フィールド研修を実施しました。この研修は本年度予定していた海外研修の代替として、沖縄県の西表島と石垣島をフィールドとして実施したもので、1,2年生の希望者10名が参加しました。 うち5人はマングローブ生態系をテーマとするマングローブ班、別の 5人は海洋に広がるプラスチック問題をテーマとする海洋プラスチック班としてそれぞれの研究を進めています。
8月25日(木)に文部科学省を訪問し、5月に国際学生科学技術フェア(ISEF)アトランタ大会にオンラインで出場した本校自然科学部生物班3年生の酒本莉花さん、片山千佳子さん、森鑑さんの3名が、永岡文部科学大臣より文部科学大臣特別賞を授与されました。詳細は以下のリンクをご覧ください。
【文部科学省HPへのリンク】
https://www.mext.go.jp/b_menu/activity/detail/2022/20220825.html
8月3日(水)~5日(金)に2泊3日、氷ノ山の氷太くんに宿泊して、ハワイ島と鳥取の生態系について考えるプログラムを実施しました。今年度は、鳥取西高以外にも、米子東高校、倉吉東高校、青翔開智高校の生徒計22人が参加しました。
2022 年 8 月 3 日、 4 日に、SSH(スーパーサイエンスハイスクール)生徒研究発表会が、神戸国際展示場で開催されました。
鳥取西高校代表として、自然科学部生物班の 4 人、酒本莉花さん、片山千佳子さん、森鑑くん、谷口隆将くん(いずれも 3 年生)が出場しました。
7月4日(金)に第2回ESDセミナーとして、1年生~3年生の生徒11名が鳥取赤十字病院を訪問しました。外科医、麻酔医、歯科口腔外科医、研修医、薬剤師、看護師と多様な職種・専門の方々が、病院の地域での役割・仕事の内容・ご自分の経験や仕事への思い等を話してくださいました。休憩時間には内視鏡外科結紮融合ドライボックス(手術練習用の器具:写真右)を使い、腹腔鏡手術のトレーニングを経験しました。
2022年7月13日(水)に本校を会場として,「課題研究」の3年生研究発表会を実施しました。午前中に,3年生全員による口頭発表(プレゼンテーション)を34会場に分かれて行いました。発表者は,2年生の4月から一人ひとりが個々に研究テーマをつくり,1年半かけて課題研究に取り組んできました。その間,中間発表会やポスター発表を経て今回の口頭発表を実施しています。外部講師の先生方から「高校の学習内容を超えた一歩先行したテーマにチャレンジしている」「将来のグローバルな研究者育成のきっかけになると期待しています」といったコメントをいただきました。個々の研究テーマも高校生ならではのユニークな視点のものもあり,主体的に探究する力を伸ばす機会となりました。一方で,根拠となる調査結果やデータをより多く得ることといった課題も指摘されているとおり,益々優れた課題研究を発表することが大切となっています。今後,3年生は研究論文を作成し,最終的な成果物を提出する予定です。
第1回ESDセミナー「佐治漆の現在と活用」
6月3日(金)に佐治漆研究会の橋谷田岩男さんによる放課後セミナーを行いました。鳥取市佐治町にある漆資源に着目した研究について,多面的な角度から考える機会となりました。歴史的な変遷をまとめた研究から発し,漆の成分分析や地質に関する研究など,まさに学際融合的な研究姿勢を学ぶことができました。
今後も,活用方法などについて本校生徒の研究にご協力をいただきます。生徒からは,「新たな活用方法の実用化や6次産業化などについて興味の幅が広がりました」といった感想がありました。
鳥城Academic Open Space(AOS)2022ポスターセッション
(令和4年度鳥取西高等学校SSH/SGH等研究成果発表会)
4月20日(水)に標記のポスターセッションを実施しました。今回は初めて岡山県,島根県,鳥取県の高等学校7校が参加し,相互に課題研究の成果を発表しました。2年生は主に1年生で研究した企業研修の内容を中心とした研究,3年生は2年生から開始した個人研究の成果発表を行いました。また,1年生が訪問した企業様も多数参加してくださいました。課題研究の取り組み方をさらに向上するための職員研修会,生徒相互の意見交換の場として生徒交流会も同時に開催しました。県外の講師さんや学校との間は,リモート環境での実施でしたが,有効な交流の場となりました。
第27回AIG高校生外交官日本プログラム参加者に選考されました
2年生の広富愛奈さんが,全国20名の参加者として選ばれました。今年7月21日から8月2日まで京都で行われる第27回AIG高校生外交官日本プログラムに参加する予定です。本プログラムでは,アメリカの高校生と共同生活しながら,高校生外交官としてディスカッション,プレゼンテーション等が行われます。
海外オンライン研修プログラム(ラオス)
3月22日(火)に本校とラオスとを結んだオンライン研修を実施しました。JICAによる水道事業運営管理能力向上プロジェクト(MaWaSUⅡ)の担当者2名を講師として,ラオスの水環境に関する現状と課題,都市部と農村部における安全な水へのアクセスを中心に,水道事業システムの概要や現状と課題について分かりやすく説明をしていただきました。研修中は,生徒からも多くの質問がありました。生徒から,「日常生活では意識しづらい離れた地域の水問題について知ることができ,課題に対するアプローチを考える機会になった」「課題が山積していることがわかり,疑問も生まれたのでもっと知りたいと思った」などの感想がありました。今後は,研修内容をまとめ,課題研究につなげるなど,継続した研究テーマとして取り組んでいく予定です。