【1 読書活動】
五城中学校では、朝読書を実施しています。8時25分から35分までの10分間、生徒たちは静寂の中で本を開き、心を落ち着けて一日をスタートします。朝読書は、単に文字を読むだけでなく、集中力を高め、心を豊かにする時間として、本校にとってなくてはならない活動となっています。さらに、仙台市図書館との連携を深め、読書活動を推進しています。その一環として市図書館職員やボランティアによるブックトークを開催し、生徒たちに新たな本との出会いを提供しています。
令和6年度には、新たな試みとして榴岡図書館との共同でブックカバー制作にも取り組みました。生徒たちがデザインした個性豊かなブックカバーは、読書への興味を一層かき立てています。また、学級文庫を設置し、図書室と連携して毎月本の入れ替えを行っています。これにより、生徒たちは常に新しい本に触れることができ、読書環境の充実を図っています。
五城中学校は、これらの取り組みを通して、生徒たちの読書習慣を育み豊かな心を育てることを目指しています。
【2 ボランティア活動 Gojoボランティア】
五城中では「Gojoボラ」として、市民センターや地域の清掃活用やイベントのお手伝いなど、できることから積極的にボランティア活動を推進しています。
五城連携の際には地域の方々ととも挨拶運動を行っています。また,歳末助け合い運動などの定期的な募金活動の他に、28年度には熊本地震の被災者支援募金を行いました。また、保健委員会が中心となって、使い捨てコンタクトレンズの空ケースの回収を行い、再資源化へ向けての活動を行いました。
【3 五城連携】
五城学区地域連携教育推進協議会は、活動が地域に定着し「五城連携」という略称で親しまれるまでになりました。
五城連携は地域の児童・生徒が心豊かでたくましく成長できるようにという願いのもと、東六番丁小学校,北六番丁小学校,連合町内会等地域の諸団体、諸機関が密接に連携を図ることを目的として平成9年10月に設立しました。
事業班による三校合同事業、育成班による交通安全・防犯等の標語募集や地域巡回、広報班による広報誌「こんにち輪」の作成発行を定例の活動として行っています。