昭和22年4月,本校の創設後,片寄七郎初代校長が創案し,図工担当の今野義雄教諭が補作しました。
ローマ字のVを5個組み合わせて五中の校名を表すとともに,文化国家建設の理想を意味する「文」を示しています。5つのVの組み合わせは,先生・生徒が互いに睦み合い,助け合って進む五城中の伝統を象徴しています。
「双子葉類カエデ科イロハモミジ」は平成元年4月17日に校木に指定されました。 仙岳院の山の木だったもみじを校庭に移植したもので, 樹齢は300年以上です。
【学 区】
仙台市中央部に隣接し,藩政時代門前町として開かれた宮町を中心に商店街が続き,その東部の小田原学区には東北本線沿いに新興住宅地が広がっています。
本校は学区の西北端にあり,仙台森林管理署のある丘陵地帯を背景に,江戸初期建築様式の典型と言われる東照宮や仙台藩最高の寺格をもつ仙岳院など,由緒ある歴史的遺構を含む風致地区に位置し,住宅と緑の木々に囲まれ,学習環境としては恵まれています。生徒たちは「スポーツと文化の五城」の実現を目標に,活発な学習活動を営んでいます。
小学校区は,東六番丁小,北六番丁小,小松島小の3校にわたり,特に東六,北六の両小学校とは五城学区地域連携教育推進協議会を持ち,相互の交流と深めています。また,文化体育講演会,オール五城会など特色のある会を持ち,生徒たちの教育活動を支えています。地区の連帯が強く,生徒たちはのびのびと豊かに育っています。