カリキュラムの特徴
1年次: 幅広い基礎知識を身につける
一般教養科目、外国語などに加えて、生物学、化学、数学で専門教育を受けるための基礎知識を習得します。
海洋生物資源学フィールド演習では、野外活動や実務家による講演を聴講すの機会が多数あります。
2年次: 水産増養殖に必要な基礎知識や実験・実習の手法を身につける
化学や分子生物学だけでなく、漁業制度や国際海洋ビジネスなどの専門の知識を習得していきます。
生物実験や化学実験、養殖学実習を通じて、水産増養殖に必要となる手法の基礎を身につけます。
3年次: 専門の応用知識を身につけ、実験・実習で実践する
水族病理学や飼料栄養学、ICT応用工学といった幅広い専門応用知識を身につけ、実験実習で活用していきます。
養殖インターンシップIIでは希望学生に対し、海外に2週間程度滞在し日本に収まらない視点を身につけます。
4年次: 未知の課題を自分で設定し、解決する能力を鍛える
3年間培ってきた知識と経験を総動員して、未知の課題を自ら発見しそれを解決する能力を鍛えていきます。
研究をする上で最も楽しみを感じられる時になります。
1年: 乗船実習
2年: ワカメ養殖実習
3年: 遺伝育種学実験
4年: 卒業研究
キャリア展望 (2026年3月に1期生が卒業予定)
① 水産養殖に関する生産・育成の分野
民間企業、漁業協同組合などの養殖生産業、観賞魚生産、ペット産業
② 水産物の加工販売や水産ビジネスの分野
食品会社、水産加工会社、流通、商社、水産物販売、観光業、起業
③ 情報・環境・コンサルタントに関連する分野
環境アセスメント・コンサルティング会社
④ 水産増養殖に関連する技術開発・研究の分野
水産関連の国・地方・独立行政法人などの公設試験研究機関、民間研究機関、水族館、養殖関連機械、飼料生産
⑤ 水産分野に関する政策立案・教育指導・国際貢献 の分野
国・都道府県・市町村の公務員、教員、漁業協同組合、青年海外協力隊
⑥ 大学院への進学