実験・標本班:手のひらから解き明かす「見えない地球」
地球の現象は規模が大きく、また直接的に見ることが難しいものが多くあります。私たち地球惑星科学者は直接とらえることのできない地球の情報を「見る」ためにどのような方法を用いているのでしょうか。
その一つが、実験や標本を用いる方法です。実験はミニチュア版の現象を通して地球規模の現象の本質を伝えてくれます。また、標本はそこに刻まれた物質を通して地球の歴史を私たちに伝えてくれます。
『地惑、わくわく。』では地球の営みを象徴するさまざまな実験・標本を展示しています。地球の素晴らしさ、またそれに挑戦する人々の熱意を感じてください!
小型地震計Raspberry Shakeを用いて実際の揺れをリアルタイムで測る様子を見ることができます。私たちは地球の営みをどのように知ってきたのか、直接的には見えない地球の動きをはかる工夫と努力をぜひご覧ください!
流体力学の必須概念「渦現象」を簡易な実験装置を用いて説明します。身近な気象現象である台風と関連づけた付属のポスターも是非ご覧ください!
地球惑星環境学科のメンバーの手によって世界各地から集められた鉱物・化石の展示を行います!
自然が作り上げた美しい芸術品の数々を見ることで、地球の営みに思いを馳せてみてください!