Pour bien se préparer...

入学前の準備

フランス語の辞書の選びかた

・初習フランス語の勉強にとって、仏和辞典は欠かせません。

・お勧めは、紙の辞書です。定評ある仏和辞典を紹介します。

・電子辞書は、使っても構いません。ただし、電子辞書は、紙の辞書と比べて、明らかに劣る点があります。紙の辞書は、ページを開くことで、ひとつの単語が持つさまざまな意味を一覧できます。これに対して、電子辞書は、そのような一覧ができません。さまざまな可能性のなかから、ひとつの単語の意味を画定していくのは、外国語の学習にとって非常に大切な作業です。この意味で、紙の辞書がベストです。

・紙の辞書と電子辞書、それぞれの特性をわきまえた上で、使い方に気をつける必要があります。

詳しいことは、【動画】フランス語の辞書の選びかた を参考にしてください。他大学の先生の説明ですが、中央大学 仏文専攻も同じ考え方に立っています。

フランス語の発音 NEW!

・発音は、フランス語の生命線です。入学前にフランス語の発音に触れてみたい人は、以下の二つのサイトを試してみてください。

もちろん、発音は、フランス語を母語とする先生に習うのがベストです。入学後、仏文専攻 語文コースの授業で、発音をみがいてください。


本との出会い

・読書とは、本との出会いです。私たちは、人との出会いを通して、世界を広げていきます。それと同じように、本との出会いを通して、人間とは何か、世界とは何かを豊かに考えられるのです。

・読書量は、必ずしも、多くなくても構いません。一冊の本とじっくり付きあうことは、私たちの生に確かな手ごたえを残すでしょう。それは、たった一人の人との出会いが、密度の濃い時間や記憶をもたらしてくれるのと似ています。

・大学の授業では、本との出会いが少しでも起きるように、レポート課題が提示されています。どうかその出会いを、自分から引き寄せられるように、本を手に取ってみてください。

・中央大学 仏文専攻 推薦入試に合格した人は、仏文専攻が指定する本や映画について「事前課題」のレポートを提出してもらいます。

図書館の使いかた

・図書館の本は、中央大学図書館蔵書検索 で、検索できます。スマホでも手軽に検索できるので、とても便利です。

・上記ページに、キーワード、タイトル、著者名などを入れ、「検索」ボタンを押すだけで、たくさんの本がヒットします。「図書」か、「雑誌」か、といったように、カテゴリーをしぼることも可能です。「検索」のコツを知るのも、大学で学べる重要な勉強法です。

・本屋に並んでいるのは、この世界に生まれ落ちた書物の、ごくごく一部にすぎません。書物のすごさや魅力は、何といっても、図書館でしか体感できません。

・中央大学図書館の蔵書は、240万冊! レポートや卒論を書くために、存分に活用しましょう。

ネット検索の注意点

・検索するときは、いくつもキーワードを考えてみましょう。複数のキーワードを入力し、表示される結果のちがいに気をつけてみましょう。(キーワードは、日本語に限りません。)

・トップに表示されたページだけをクリックするのではなく、さまざまなページをチェックしていくのも必要です。

・大切なのは、「複数性」です。複数のキーワードを考える、複数の情報源や検索システムにあたる、複数の資料を入手する、など。学問的な調査の基本です。

・より学問的なキーワードを見つけたいなら、国立国会図書館サーチ CiNii Articles - 日本の論文をさがす なども試してみるとよいでしょう。専門家たちがどんなテーマについて、どんな論文を公表しているのかを知ることで、重要なキーワードに気づけるでしょう。

・日ごろから、新聞に目を通すこともお勧めです(中大図書館では、たくさんの新聞が読めます)。ネットは一見、なんでも手に入るように見えます。しかし、実は、自分に都合のよい情報が目に入りやすいメディアです。一方、新聞は、一ページ開いてみるだけで、思いもしないニュースや、見たくない論説が目に飛びこんできます。このような多様な情報に触れることで、「自分の中のキーワード」を増やしていきましょう。

入学後のサークル、学生生活

・中大関係のツイッターをフォローすると、サークル、学食の様子、各種イベント、学生生活について、役に立つ情報を得ることができます。

・中大の各種活動についてもっと詳しく知りたい人は、スポーツ・文化活動  を参考にしてください。