Quel genre de cours ?


語文コースで学ぶ内容

学年を追うごとに、一つずつ、学びのステップを上げていこう


・中央大学 文学部 仏文専攻 語文コースでは、フランス語圏の言語、文学、文化について、自由に、多彩に、幅広く学ぶことができます。学ぶ内容は、1年次、2年次、3年次、4年次、と学年が進むごとに、理解が深まるように工夫されています。


・フランス語圏とは、「エグザゴーヌ(正六角形)」と呼ばれるフランス本土だけを指すわけではありません。スイス、ベルギー、カナダ、モロッコ、ハイチ、マダガスカル、モーリシャス島など、フランス語圏の国や地域は世界にまたがっています。語文コースでは、この広大な言語・文化圏について学ぶことができます。


・学年ごとに勉強するポイントは、次のとおりです。

 1年次 → 語学、文学、文化の基礎知識を身につける。

 2年次 → 語学を磨き、視野を広げつつ、関心分野に入門する。

 3年次 → 関心分野を専門的に深める。

 4年次 → テーマをしぼり、勉強の集大成をする。


1年次に学ぶこと


・1年次には、〈必修科目〉として、「仏文基礎演習(1)(2)」を学びます。また、〈選択必修科目〉として、「フランス文学史A・B」、「フランス文化史A・B」、「フランス美術史A・B」を学びます。

 〈必修科目〉とは、必ず、受講しなければならない科目です。

 〈選択必修科目〉とは、指定科目群の中から、所定の単位分を取得しなければならないような科目のことです。


・1年次から2年次にかけて、大切な必修科目があります。それは、Taxi という教科書を使った科目です(「フランス語(1)~(5)」)。1年次には、この教科書を使った「フランス語(1)(2)(3)」、2年次には「フランス語(4)(5)」を学びます。1年次には、フランス人教員2名、日本人教員1名が担当し、2年次には、フランス人教員のみが担当することになります。また、2年次のクラスは、習熟度別の3クラスに分けられます。これは、中央大学仏文専攻ならではの方法です。


年次に学ぶこと


・2年次以降は、語学文学文化コース(語文コース)、美術史美術館コース(美美コース)という2つのコースのどちらかに所属しながら、勉強を続けます。どちらのコースに所属するかは、1年次の秋に選んでもらいます。それまでの間に、各コースにどのような教員がいて、どのようなことを教えているのかを、イメージしておきましょう。


・2年次以降は、自分の関心や興味に応じて、幅広いジャンルの授業の中から、自由に選択することができます。また、ある学年で履修できない科目であっても、別の学年で履修できます。このように、語文コースでは、みなさんが自分の関心に基づいて、多様な選択をできるように、カリキュラムが工夫されています。


年次、4年次に学ぶこと


・3年次以降は、専任教員のゼミに所属しながら、自分の関心分野を深めるための訓練を積んでいきます。どの先生のゼミを選ぶかは、大学の勉強を集大成するうえで、重要なポイントです。


・中央大学 仏文専攻 語文コースでは、卒業のための選択必修科目として、「卒業論文」あるいは「卒業課題研究」を選べます。その選択をするのは、4年次が始まる4月初旬です。どちらを選ぶのが自分に合っているのかについて、何度も考えてみましょう。このように、多様な選択肢の中で、自分独自の卒業の仕方を選べるのも、語文コースならではの魅力です。

Le cursus

カリキュラム