2025.3.5News

ベッティナ・ハイダーホフ著　鈴木博人/マーク・デルナウア編訳　

『ドイツ家族法・デジタルコンテンツ法の現代的課題』を刊行

　社会の変化、人々の意識の変化を法制度はどのように受け止めるのだろうか？

　父二人、母二人は制度上認められるのか、代理母への対応の仕方は国によりどう異なるのか、離婚制度も含んだ婚姻法(制度）は、現代人をして結婚したくなる気にさせるものなのか、日本での破綻主義理解は誤っているのではないか、最近時の重要課題としてのデジタルコンテンツ立法の現状を紹介し、分析するドイツを中心としたヨーロッパ法の最先端研究の邦訳。

　筆者は、ミュンスター大学法学教授、同大学ドイツ・国際家族法研究所長。

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■主要目次

　第１章　現代血統法の目的に関する比較法的考察

第２章　婚姻イメージの変化と婚姻法の変化　―基本法6条1項を背景とした婚姻法の今日的課題―

第３章　デジタルコンテンツに関する消費者契約に対する欧州連合（EU）の新しい法原則

■執筆者紹介

＜編訳者紹介＞

・鈴木　博人　（すずき　ひろひと）　中央大学法学部教授

＜主な研究業績＞

財団法人日弁連研究財団　離婚後の子どもの親権及び監護に関する比較法的研究会編『子どもの福祉と共同親権

別居・離婚に伴う親権・監護法制の比較法研究』日本加除出版、2007年(共著)、『親子福祉法の比較法的研究Ⅰ

養子法の研究』中大学出版部、2014年、『養子制度の国際比較』明石書店、2020年（編著）

・マーク・デルナウア　（Marc DERNAUER）　中央大学法学部教授　

＜主な著書＞

Handbuch Japanisches Handels- und Wirtschaftsrecht (2. Aufl., Carl Heymanns Verlag, Köln 2024, in Vorbereitung)（共編著）