やっぱり経済学はおもしろい!
中央大学経済学部 編
・四六判・並製・184頁
・定価:990円(本体900円)(10%税込)
・ISBN:978-4-8057-2712-6
・2023年発行
中央大学経済学部編『高校生からの経済入門』第2弾。
本書はSNSやコロナなど、高校生が耳にする身近な話題を通じて、
経済学のおもしろさを分かりやすく伝えます。
本書の類書にない特徴は、高校生にとって一番身近な高校の授業と
大学で学ぶ経済学が結び付くように、
「政治・経済」、「日本史」、「世界史」、「地理」、「数学」については、
高校教員と大学教員との共同執筆にするとともに、
高校の全教科と経済学の学びをつなげるコラムを用意したこと。
本書を通じて「高校の勉強ってどう役立つの?」という
高校生の素朴な疑問に、中央大学の高大教員総勢32名が
「高校までのすべての勉強が役立ちます!」と確信をもって答えます。
■主要目次
序章「やっぱり経済学はおもしろい!」っていわれても
教科コラム1[国語]国語を学ぶ意義
第1章 SNSから企業や経済を考えてみよう
教科コラム2[家庭]生活を見つめ直す
第2章「コロナで国民全員に10万円⁉」を考えてみよう
教科コラム3[保健体育]体育(剣道)の価値
第3章 人や企業はなぜ集まるのか?
教科コラム4[理数]経済学と理数探求
第4章 職場の男女差別はもう終わった?
教科コラム5[歴史]居住空間から考える経済学
—ワークライフバランスの変遷
リレーコラム(1)そもそも、なぜ?どう?勉強するの?
第5章 経済学で実験?
—RCT(ランダム化比較対照実験)
教科コラム6[情報]統計学で身近な問題を解決しよう
教科コラム7[公共]「公共」は何を目指すのか
—阿部公房「闖入者」から考える
・
第6章 時代の変動を経済学から理解する
教科コラム8[理科]対象を計量する
第7章 香辛料×大航海時代=資本主義?
教科コラム9[芸術]モネの絵画『舟遊び』から
リレーコラム(2) なぜ私たちはこの『歴史総合』の教科書を
選んだのか?
第8章 SDGsを通して多面的な貧困について考えてみよう
教科コラム10[地理]高校生がSDGsを実践するには?
教科コラム11[地理]SDGsの本当の役割とは?
教科コラム12[地理]学生たちのフェアトレード
普及活動とSDGs
第9章 経済学で微分はどう役立つのか?
教科コラム13[外国語]“cool heads but warm hearts”
教科コラム14[数学]なぜ経済学で数学を使うの?
終章 やっぱり経済学はおもしろい!
高校生からの法学入門
中央大学法学部 編
・四六判 218頁
・定価 : 900円(本体 900円)(10%税込)
・ISBN 978-4-8057-2709-6
・発行 2016年
「お前、昨日、既読スルーしただろ、見たらすぐ返事しろよ。」
「既読スルーなんてしてねぇよ。そもそも既読スルーってなんだよ。」
(第10章「友だちとケンカ」より)
私たちが法を意識する場面はそれほど多くないかもしれませんが、見たり、
聞いたり、経験したりすることの中に、法はたくさん溶け込んでいます。
また、私たちの日常生活の中で訪れる些細なことを「法的に考える」
ということは、とても重要です。
いじめ、SNS、ブラックバイト、18歳選挙権・・・。
高校生にも身近に感じられる話題から、法学へ誘う12のメッセージを、
中央大学法学部の執筆陣が送ります。
■主要目次
序 章 何のために「法」はあるの?
第1章 「遅刻したらトイレ掃除1週間」は効果的?―犯罪と刑罰
第2章 「彼と付き合う」を分析する―契約の拘束力
第3章 他人の悪口をいうことは自由なの?―表現の自由
第4章 おまえのものはおれのもの、おれのものはおれのもの
―所有権の本質
第5章 自分たちのことは自分たちで決める
―選挙権と国民主権、議会制民主主義
第6章 いじめを軽くみるな!―刑法的思考の第一歩
第7章 なんでお母さんが株式会社の会議に出るの?
―会社組織の法
第8章 働きがいのある人間らしい仕事とは?―雇用社会と法
第9章 山本君、ケガしたってよ―損害の賠償責任
第10章 友だちとケンカ―紛争処理と法
終 章 結局、「法」を学ぶことの意味って何?
■著者紹介
遠藤研一郎 専門:民法 (第2・9・終章)教授
川田 知子 専門:労働法 (第8章) 教授
柴田 憲司 専門:憲法 (第5章) 助教
髙田 淳 専門:民法 (第4章) 教授
橋本 基弘 専門:憲法 (第3章) 教授
秦 公正 専門:民事訴訟法 (第10章) 教授
曲田 統 専門:刑法 (序・第6章) 教授
三浦 治 専門:商法 (第7章) 教授
安井 哲章 専門:刑事訴訟法 (第1章) 教授
高校生からの経済入門
中央大学経済学部 編
・四六判・並製 192頁
・定価 : 990円(本体 900円)(10%税込)
・ISBN 978-4-8057-2710-2
・発行 2017年
経済ってなんだろう?お小遣いから国の予算、はては地球環境問題まで、
幅広いテーマを中央大学経済学部の若手教員が語ります。
経済って、お金のことだけじゃない。わたしたちの日々の暮らしが、社会が、どのような仕組みの上に成り立っているのかを考える学問。
経済がわかれば、新聞、ニュースもこわくない。
どうして大学に行くの? そのスマホ、メイドイン何?といった
身近で素朴な疑問から出発して、経済学の学びへ誘(いざな)います。
知れば知るほど、そこには正解のない問題がいっぱい。
経済を知りたいすべての人へ。
■主要目次
第1章 どうして大学へ行くの?
―大学進学のコスト・ベネフィット
第2章 それでもあなたは子どもをもちますか?―日本の少子化
第3章 女子が「働く」って「ツライ」こと?
―現代日本の労働環境
第4章 お金って何だろう?―貨幣と金融
第5章 えっ?高校生って国の借金払ってるの?
―財政赤字と民主主義
第6章 経済ってどうやって測るの?―GDPと物価
第7章 食料は自給しなければならないの?
―食料自給率と日本農業
第8章 そのスマホ、メイドイン何?―自由貿易の利益
第9章 爆買いから見える日系企業の成功とは?
―日中経済のかかわり
第10章 課題山積みの日本が、途上国に協力する必要って
あるの?―途上国の貧困と環境問題
■著者紹介
担当箇所 担当授業科目
篠原 正博(はじめに・おわりに) 財政学
阿部 正浩(第1章) 労働経済学
和田 光平(第2章) 人口分析
鬼丸 朋子(第3章) 労使関係論
佐藤 拓也(第4章・第4章コラム・第5章コラム)マルクス経済学
武田 勝(第5章・第1章コラム・
第3章コラム・第6章コラム) 日本経済史
伊藤 伸介(第6章) 経済統計
江川 章(第7章・第7章コラム) 農業経済論
小森谷 徳純(第8章・第8章コラム) 国際経済学
唐 成(第9章) 世界経済論
佐々木 創(第10章・第10章コラム) 国際公共政策
高校生からの商学入門
中央大学商学部 編
・四六判・並製・206頁
・定価:990円(本体 900円)(10%税込)
・ISBN 978-4-8057-2711-9
・2019年発行
本書は高校生の皆さんに商学部での学びの一端に触れ、
ご自身の能力を伸ばし活かすきっかけを掴んで頂くことを
主な目的としています。
本書を手にされた皆さんの多くは、将来ビジネスに身を置くこととなり、
経営の維持・発展に必要な商学の知識が求められることでしょう。
商学の全体像を容易にご理解頂くため、本書は
「どのような商品を開発し、どのように売れば良いか」(第一部)、
「どのようにお金を調達し、投資や運用に活かせば良いか」(第二部)、
「ビジネスをグローバルに展開するには何をすれば良いか」(第三部)の
三部構成としています。
本書が皆さんの商学への関心を高め、
ひいては将来のキャリア形成の一助となれば幸いです。
■主要目次
第一部 ビジネスで商品を売るには?
第1章 ミネラルウォーター「い・ろ・は・す」の
成功のワケ―企業の商品開発戦略を考える
第2章 消費者の選択と企業のマーケティング
第3章 大学祭でお店を出そう
―コーヒー屋台を事例とした利益計画の策定
第二部 ビジネスとお金
第4章 会社を作るにはお金が必要です
第5章 どの会社にお金を回す?
―資金の運用
第6章 企業の成績を見てみよう!
―ビジネスにおける会計の役割
第三部 世界に広がるビジネス
第7章 グローバル・ビジネスって何?
―グローバル・アパレルメーカーから見えてくるもの
第8章 貿易取引って誰がどうやって行っているの?
―各プレーヤーの役割と重要性
第9章 ICTが変えるモノ・コトの価値
■著者紹介
担当箇所 主な担当科目
渡辺 岳夫 (はじめに) 原価計算論
中村 英敏 (序章・第二部第6章・おわりに) 財務会計論
菅野 洋介 (第一部第1章) 経営学
久保 知一 (第一部第2章) 流通論
潮 清孝 (第一部第3章・第3章コラム) 管理会計論
奥山 英司 (第二部第4章・第4章コラム) ファイナンス論
高橋 豊治 (第二部第5章・第5章コラム) 証券投資論
日高 克平 (第三部第7章) 多国籍企業論
山本 慎悟 (第三部第8章・第8章コラム) 国際商務論
斎藤 正武 (第三部第9章・第9章コラム) 技術経営論
堀内 恵 (第三部第9章) 経営情報論