採用メッセージ
日本中の「使われなくなった不動産」を、
次に選ばれる「価値ある資産」へ。
採用メッセージ
日本中の「使われなくなった不動産」を、
次に選ばれる「価値ある資産」へ。
代表取締役
猪子 能史
誰もその後に責任を持たなかった出来事。
当社を立ち上げる前、私は中古不動産の販売仲介を行う会社で働いていました。
ある日、お客様に物件を購入いただいた直後、思いもよらないトラブルが起きました。トイレの水が逆流し、使用できなくなってしまったのです。
販売元の不動産会社に相談しても返ってきたのは、「それは購入者側で対応してください」という回答でした。
仲介という立場上、私たち自身が修繕することもできず、結果として誰もその後に責任を持てない状況が残りました。
当時の中古不動産は、「新築が当たり前」という価値観の中で、品質や管理の面が十分に見られていないものも多く、中古というだけで敬遠される時代でした。
「自分たちで買い、責任を持つ」という選択
仲介だから手を出せない。だからこそ、自分たちで購入した不動産であれば、価値を高めた状態で提供できるのではないか。
そう考えたことが、事業を立ち上げた大きなきっかけです。同じ頃、私自身も投資用アパートを購入しましたが、空室が多く、収益どころか損失が出ている状況でした。
「どうすれば入居者が増えるのか」を考え、取り組んだのは特別なことではありません。共用部や室内を丁寧に整え、壊れていた設備をきちんと直す。
それだけで入居率は改善し、不動産は手をかければ応えてくれると実感しました。この経験が、不動産の再生という考え方に本格的に向き合う原点となっています。
不動産投資を、もっと現実的な選択肢に。
人口減少が進む日本では、使われなくなった不動産が年々増え続けています。
全国の不動産の約3割が空室とも言われ、この流れは今後さらに加速していくと考えられています。
私たちは、そうした不動産を適正な価格で買い取り、価値を見極め、再生し、再び市場で選ばれる資産として流通させる不動産再生事業を行っています。
再生して販売するだけでなく、その後の管理や運用まで一貫して関わることも、私たちの大きな特徴です。
不動産投資において重要なのは「購入後」ですが、知識や経験がなければ、安定した運用を続けることは簡単ではありません。自ら不動産を取得し、
入居率改善や収益性向上に取り組んできたからこそ、管理やコンサルティングにも実務に裏付けられた提案ができると考えています。
不動産の可能性を、もっと広く。
近年では、少額から投資できる不動産小口化商品や、用途を見直し、介護施設・福祉施設などへ転用するコンバージョンにも取り組んでいます。
不動産は、「建てて終わり」「売って終わり」ではありません。使い方を変え、役割を見直すことで、社会にとって必要な存在として再び機能させることができます。私たちはこれからも、不動産の価値を長期的な視点で捉え、市場と社会の双方にとって意味のある事業を積み重ねていきます。
創造力こそが、価値を生み出す原動力。
不動産の価値は、築年数や立地条件だけで決まるものではありません。どのエリアにあり、どのような人が利用し、どんな使われ方が求められているのか。
私たちは、物件ごとに状況を丁寧に読み取り、「どうすれば再び選ばれる存在になれるか」を一つひとつ考え抜きます。
学生が多いエリアであれば、価格とデザインのバランスを重視した仕様に。単身者や法人利用が多いエリアであれば、機能性や管理のしやすさを優先する。
内装や設備の選定だけでなく、運用方法や管理体制まで含めて設計することで、長期的に価値を維持できる不動産へと再生します。
社内では日常的に意見を出し合い、役職や経験年数に関係なく、「もっと良くできる余地はないか」を議論しています。
また、名古屋造形大学との取り組みなど、外部の視点や新しい発想も積極的に取り入れています。
使われなくなった不動産に、次の役割を。
2033年には、日本の空き不動産は2,000万戸を超えるとも言われています。
この状況は、課題であると同時に、新たな価値を生み出す余地が大きく残されていることも意味します。
私たちは、使われなくなった不動産を見過ごすのではなく、役割を見直し、価値を再設計し、社会に必要とされる形で次へつなげていきたいと考えています。
日本中の「使われなくなった不動産」を、次に選ばれる「価値ある資産」へ。そのために、不二興産はこれからも、考え続け、手を動かし、挑戦を重ねていきます。