近年、教育現場においてICTを活用した学習や、生徒の学びのアウトプットの方法としてメディア作成などの試みが始まっています。
そこで今回、国語教育学におけるICT活用として言語運用をテーマにHPの作成を実践しました。メディアとしての完成度を求めることが、「書くこと・話すこと・聞くこと・読むこと」の学びにもつながると考えます。
本HPでは「変な日本語を聞いてわが身を振り返る。言語運用の問題を知ってもらうきっかけにならないかな」という目的意識のもと、「桜を見る会」の国会答弁、「チコちゃんに叱られる!」をテキストとして用い、言語運用の問題を取り上げました。
ICTを活用した国語教育を考えている方。言語運用の問題に関心のある方を対象としてHPを作成していますが、もちろんこれらの問題を初めて知った方にも興味を持ってもらえれば幸いです。
国会における言語運用の問題について、「桜を見る会」での答弁を例に挙げて楽しく検討します。偉い人による答弁中の言語運用は健全なのか!?
NHKで人気のあるテレビ番組「チコちゃんに叱られる!?」での応答の問題について考えます。チコちゃんの質問に対する芸能人の解答。そして「正しい」解答を発表するチコちゃんのやりとりですが、その質問と解答ははたして「正しい」のか!?