検査会場の衛生管理体制等 

群馬県教育委員会と各高等学校は、学校における新型コロナウイルス感染症に関する衛生管理マ ニュアル(2023.5.8~)を踏まえ、新型コロナウイルスの感染防止を図り、受検者が安全に、また安心して受検できる場を提供するという視点に立って、検査実施体制を整える。 

1 事前の準備

⑴ アルコールを含んだ手指消毒薬の準備

検査会場や学力検査室及び控室(以下、「検査室等」という。)の入口にアルコールを含んだ手指消毒薬を配置すること。

⑵ 検査室等における座席間の距離の確保

検査室等における受検者の座席間の距離は、実施する人数や机・椅子等の配置を工夫するなどし て、原則として1メートル程度確保すること。

⑶ 別室の確保

「風邪、発熱、腹痛等で体調の優れない受検者用の別室」と「インフルエンザ様症状の受検者用の別室」の2室のほか、「新型コロナウイルス感染症に罹患した受検者用の別室」を設けること。別室においては、受検者の座席間隔及び受検者と検査監督者の距離を基本的に2メートル以上確保すること。


2 検査当日の対応

⑴ 風邪、発熱、腹痛等で体調の優れない受検者への対応

風邪、発熱、腹痛等で体調の優れない受検者がいた場合には、別室での受検を案内すること。

⑵ 手指消毒の実施

受検者、検査監督者等共に、適宜、アルコールを含んだ手指消毒薬による手指消毒を行うことこと。

⑶ 換気の実施

「衛生管理マニュアル」に基づき、気候上可能な限り常時、困難な場合は当日の 天候を考慮しつつ、各教科が終了するごとに数分間程度、窓を全開するなどの換気を行う。常時換気が可能な場合は、廊下側と窓側を対角に10㎝ から20 ㎝程度開けたり、小窓や廊下側の欄間、廊下の窓を開けるなど、気候、天候や教室の配置などに応じて工夫すること。

なお、換気に伴う体温調節のため、検査時間中に受検者が上着を着用する場合は、公正を期すた め文字等の記載のないものとする(メーカー等の小さなロゴ程度は可とする。)。 

⑷ 面接検査の実施

面接室の廊下において、受検者を立ったまま待機させ、評価者がドアの開閉を行うこと。受検者がマスクを着用している場合、入室後の本人確認は、受検番号の照合後、一時的にマスクを外させ顔写真との照合を行うこと。 


3 合格者発表時の対応

入学手続き関係書類の配付については、特定の時間に合格者が集中しないよう配付時間を区分するとともに、学校のWebページに掲載し、周知を徹底すること。


4 受検者に対する要請事項

受検者に対する要請事項については、あらかじめ中学校等を通じて、令和6年度群馬県公立高等学校入学者選抜を受検する皆さんへにより周知されているが、学校のWebページにも掲載し、周知を徹底すること。 


5 検査監督者等に関する留意事項

⑴ 検査前の健康管理

検査監督者は検温などの健康管理を行い、体調不良などの場合は、自宅待機や医療機関の受診など、適切な対応をとるとともに、準備や業務に当たらないこと。 

⑵ 検査当日の衛生管理

手指消毒を励行すること。特に、別室における検査監督業務に当たっては、マスクの着用及び手指消毒を徹底すること。