体調不良や感染症等の受検者への対応
体調不良のほか、新型コロナウイルス感染症やインフルエンザなどの感染症の症状がある受検者については、他の受検者と接触することのないよう、別室検査会場にて受検が可能となるよう配慮する。
1 中学校等の対応
⑴ 事前の指導
中学校は、「令和6年度群馬県公立高等学校入学者選抜を受検する皆さんへ」により、事前の健康管理や、選抜当日の衛生管理について受検者に周知する。
⑵ 各選抜検査前日まで
中学校長(卒業した者については、保護者等)は、受検者に体調不良や感染症の症状があることが判明した段階で、志願先高等学校長に連絡する。
中学校長は、高等学校長から受付時間、受付場所等の指示があるので、受検者に連絡する。
⑶ 各選抜検査当日
受検者に急な体調不良や感染症の症状がある場合は、中学校から志願先高等学校に連絡する(定時制課程選抜においては、受付開始時間の1時間前まで)。各高等学校からは、受付時間、受付場所等の指示がある。
緊急の場合は保護者等から受検する高等学校へ直接連絡する。その際、保護者等は必ずその旨を中学校にも連絡する。
当日、体調不良等で欠席する場合は、中学校又は保護者等から受検する高等学校へ連絡する。
なお、学校保健安全法第19条で出席停止の扱いが定められている感染症に感染し、全日制課程選抜、フレックススクール選抜、定時制課程選抜、連携型選抜の当日、当該選抜の全てを受検できない状態となった者については、3月6日(水)に実施する「追検査」の対象とする。「追検査」の詳細については、「令和6年度群馬県公立高等学校入学者選抜実施要項」を参照すること。
「追検査」の対象となる「本人の責に帰さない理由」には、月経随伴症状等の体調不良や入院等の合理的な理由がある場合を含む 。
2 公立高等学校の対応
⑴ 中学校等への連絡について
高等学校長は、上記1の⑵及び⑶の申出があった場合、中学校長等に受付時間、受付場所等を連絡する。
⑵ 具体的な対応について
各高等学校では、体調不良の受検者や感染症の症状がある受検者に対して、受付、動線、検査会場等を他の受検者と別にし、感染等を予防して検査を実施する。
ア 別室検査会場にて受検させ、他の受検者と接触することのないよう配慮する。
イ 別室検査会場は3室以上用意する。
別室1:風邪、発熱、腹痛等で体調の優れない受検者
別室2:インフルエンザ様症状の受検者
別室3:新型コロナウイルス感染症の感染または感染が疑われる受検者
新型コロナウイルス感染症に係る対応については、「検査会場の衛生管理体制等」を参照すること。