3Ⅾプリンタで作製したクランプを利用して本棚を組立 技術【7年】

2月~、今年度も3Ⅾプリンタで作製したクランプを使って、本棚の組立を始めました。

クランプを使用することで、次のような利点があります。


作業の効率化

 釘打ちは、最初のくぎを打つ時にずれたりします。それを避けるため、これまでは二人一組で作業をするのが一般的でした。

 クランプを使うと一人で作業ができ、二人一組の時より短時間で、かつスムーズに組立作業ができます。


質の向上(より正確な直角

 クランプで固定しないと、釘打ちの瞬間にズレてしまうこともありました。

 クランプを使って仮組みでじっくり確認すれば、釘打ちもズレず、確実に直角の精度を上げることができます。


ちなみに、今年度は違う設計思想で作った新型クランプも使用してみました。

新旧のクランプの説明

仮組みの段階で、どこにどの板をどの向きに配置するかの識別の印をつけています。

2種類のクランプを使っています。(青:マカロン型 白:弩弓型)

【1時間使ってみて…】

板を押さえる面積が小さくなり、圧が集中しすぎるように感じたので、急きょ改善した試作を作りました。

2回目の組立実習。改修した試作を使いました。

登録日: 2021年2月22日 /  更新日: 2021年2月22