県産材を使った木材加工実習 技術【7年】

10月30日、今年も、県産材を使って本棚製作の実習をします。

写真:本年度も比較のため、吉野産のヒノキの無垢材(細い板)と、産地不明のヒノキの集成材(大きい板)を使います。集成材は無節でフィンガージョイントを「こば」面にした良質のものを使っています。一方、吉野産の木目の細かさは特出しています。


吉野林業の特徴は、密集して植林することで、きめ細かな木目になり、一般的な板より丈夫な木材になるという点です。その分、手間と時間がかかり、単価も高くなります。吉野産の木目の美しさを前面に出して、奈良の木ブランド課が電車の吊り広告を出しています。(実習はヒノキ、吊り広告はスギ。)

木目を見比べる7年生。

3Ⅾプリンタやそれにより製作した去年の8年生の作品に興味深々な7年生。

登録日: 2020年10月30日 /  更新日: 2020年10月30日